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2006年5月31日 (水)

共謀罪と在日の関係-2

二週間ほど前に書いた「共謀罪と在日の関係」に興味を持ち、アクセスして下さった方も多いようなので、ちょっと補足をしておこうと思う。「yahoo!掲示板」の「共謀罪」に関する板にアドレスが貼り付けられているのだ。タイトルの下に一応「無断転載は禁止します」と明記してあるものの、まぁそんなコトをネット上で声高に叫んだって無駄だというのも理解しているし、何はどうあれ読んでくださったことに変わりはないので、とどのつまり「まぁいいや」という気分である。

話を戻すと、世間では共謀罪法案に関して肯定的な意見もあれば、「どうして共謀罪なんて作るのか」「そんな恐ろしい法律は反対だ」といった否定的な風潮もある。むしろマスコミの報道を見ていると否定的なムードの方が多いかもしれない。基本的にマスコミってのは「批判精神」とやらに基づいて、疑問点なり反対意見をきっちり紹介する姿勢が強いのでそうなってしまうわけだが、視聴者はもう少し掘り下げて考えてみて欲しい。

私が問題としているのは、わかりやすく言うと「在日コリアン(とくに朝鮮国籍)の方々が北朝鮮の人間と連絡を取っている事実がある」ということだ。そしてその北朝鮮という国が、政治的もしくは思想的にも日本と対立し、両国の関係は拉致事件・核問題といったように未だ解決されない問題を抱えたままなのだ。

在日朝鮮人の方々で、北朝鮮に家族や親戚がいる方も多く、私の知り合いも親戚に送金している。一度この友人に「なんでそんなコトしてんの!?」と喧嘩腰に質問したことがあるのだが、相手の言い分はこうだった。「そりゃ金正日はイヤな奴だし、マトモな政治をしていないけど、北朝鮮の国民が悪いわけじゃない」……私が問いたかったのは、単純に「アナタは日本で生まれて日本で育って、日本で仕事をしていこうというのに、まだ北朝鮮を忘れていないの?」ということだったのだが、それは聞くに野暮な雰囲気だった。そう、たとえ日本で生まれ育った人間だろうと、まだ見ぬ北朝鮮を祖国だと感じて生きている人間は確かにいるのだ。Jリーグで活躍しながら、北朝鮮代表になったサッカー選手が存在するように。そしてそれは、決して少数ではない。だから、朝鮮総連もしくは民団といった団体が存在するわけだ。

別にどこの国を祖国としようと、それはまったく個人の自由であるから口を挟むつもりなんてないのだが、このご時世に未だに北朝鮮を祖国だと信じる方々が多いだけでなく、団体を作っているのだから、ここで規制を入れずにどこで入れるというのか? 現に朝鮮総連は拉致事件に手を貸した事実があるわけで、たとえ日本に住んだ年数が長かろうと彼らが「外国人」のままなのだ。在日コリアンが親族に送った金だって、本当に彼らの貯えになっているのかもあやふやで、ひょっとしたら日本にテポドンになって戻ってくるかもしれない。杞憂かもしれないが、想像できないこともない。日本に住む日本人の方々は本当にそれでいいと思っているのだろうか。

「じゃあ日本は、在日コリアンとその家族の縁を切ろうとしているのか」と思い、苛立ちを隠せない方もおられるだろうが、それこそ仕方の無いことだと思わないだろうか。在日コリアンの方々は、北朝鮮の国家理念・思想の違う日本で生活し、生業を持っているわけで、今後もその生活を保持しようとするならば覚悟が必要だということだ。この国で外国人として生活するのは構わない。しかし祖国とするのは、少なくとも友好関係の無い北朝鮮であり、その覚悟を持つべきだということだ。

そして彼らが口を揃えて言いがちなセリフは、「好きで日本に来たわけじゃない。望んで日本で育ったわけじゃない」……それでは、新潟から出港しているあの船は何だというのか。韓国政府は在日韓国人の受け入れを拒否しているが、北朝鮮では朝鮮国籍の人間を拒否することなんて無い。それこそ日本マネーを所持していれば、大歓迎だ。本当に祖国を思う気持ちがあるのなら、それくらいの覚悟が必要で、「日本で仕事も生活もしたい、でも祖国は北朝鮮だから大切にする」というのは、このご時世に限っては、単なるワガママに過ぎないのである。

共謀罪法案により、在日朝鮮人の方々は、覚悟や決断が迫られているというわけだ。日本の政治は間違ったこともするし、百パーセント正しいことなんて無い。しかし一国の政治としてしなければならないことを、まっとうしようとしているだけだ。

もちろん、焦点は在日コリアンに限られているのではなく、オウムのように、かつて国家転覆を夢見た狂信的宗教集団にもあてられているのである。当時オウムの信者だった人たちは一体何をしているのだろう? もう皆さんおわかりだろう。彼らの多くは変わってなどいない。相変わらず、麻原の言葉を信じているのだ。そう、「ポア」という思想を。あの頃破防法を「平成の治安維持法」だとし、適用に踏み切れなかったヌルい日本も、少しは大人になったというわけである。

在日コリアンの多くが祖国を朝鮮半島に求めている現状もあるが、ウチの旦那のような「在日三世」(韓国籍)もいるわけで、在日コリアンだからといって北朝鮮や韓国に思いを馳せる人たちばかりではないことも事実だ。しかもこのような人たちは北朝鮮や韓国に親族や知り合いも居ないのが一般的だから、共謀罪による罰則にも値しないのである。だから、この法案が可決されても私も旦那も、そして旦那の親族も、まったく問題が無い。さらに、前にも書いたが、旦那の心は日本にあるので、微塵の不安も無いのだ。またこの法案が一般人をターゲットにあてていないことは明白なのだ。善良でごく普通の生活を送る方々は、安心してもよいのではないだろうか。

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コメント

パチ屋の情報も興味ありますが、在日のことなども興味深く読ませていただいています。
今回の共謀罪についてはなるほどと説得されてしまいました。

今後もいろんな記事を楽しみにしています。

投稿: じゅぁき | 2006年5月31日 (水) 11時57分

じゅぁきさん、コメントありがとうございます。新機種情報やパチンコ屋以外の記事にも目を通してくださる方がいるんだなぁと、しみじみ嬉しいです。

なんだか文章が攻撃的な仕上がりになってしまったので、キツすぎたと少し反省していたんですが…(笑)。

もし何かしら疑問などありましたら、遠慮せず書いてくださいね。

投稿: ちゅう太 | 2006年5月31日 (水) 15時37分

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