« パチスロ新機種情報 | トップページ | 民団と朝鮮総連、二つの反応 »

2006年7月10日 (月)

鹿砦社に有罪判決

鹿砦社、皆さんご存知だろうか? 「アルゼ帝国の崩壊」など、大手パチスロメーカー・アルゼに関する書籍を発刊し、アルゼにまつわるスキャンダリズムな内容を一貫して伝えてきた出版社だ。

エンターテインメントと井戸端会議を勘違いしたような出版社の書籍など、私は一切興味がないので具体的な内容は全く分からない。新聞やネットで調べたところによると、アルゼ役員の私生活や、経営に関するダークな話題が克明に綴られているらしい。

それにより、鹿砦社は名誉毀損で訴えられていたのだが、この度あっさり有罪判決が下されたと言う。「表現の自由に名を借りた言葉の暴力と言わざるを得ない」という理由から、社長である松岡利康被告(54歳)には懲役1年2ヶ月、執行猶予4年の刑罰が言い渡された。

これを受けて鹿砦社はホームページ上で怒り心頭の文句をぶちまけている。「前代未聞、戦後最大の言論弾圧に対し、われわれは血の一滴、涙の一滴が涸れ果てるまで戦い抜く」らしい。高裁に持ち込むのだろう。

いやはや、何と言うか…仮にもジャーナリズムに関わる人間なのだから、もう少し説得力のある言葉を使えないものだろうか。60年代の全学連運動を想起させる文句で、「言論弾圧」だとか、「われわれ」だとか、「戦い抜く」だとか、使いまわしの死んだフレーズ。戦いたいのなら北朝鮮でキム・ジョンイルの首でも絞めて欲しいものだ。

現在の日本国内で、システムや思想と対峙せねばならない状況にあるとき、「戦い」という言葉を使うのは果たして適切だろうか。もちろん当事者は、その問題を解決すべくとる行動を「戦い」と感じるかもしれないし、それが「戦い」であると第三者が感情移入できるケースも存在するのは事実だ。しかし今回のような、彼ら曰く「言論弾圧」というケースを第三者に伝えるにあたって、「戦い」という言葉はあまりにも非現実的で具体的でなく、古い言葉なのだ。仮にもメディア媒体に勤める人間がそれを解さないとは…歳を取るのは悲しいものだ。社長である被告は54歳、全学連の全盛期とは少しズレているけれど、その精神は未だにそこにあるのだろう。

おそらく数年後に「くたばれ! 言論弾圧」とかいった、この裁判をネタに本を出版し……倒産するな、コリャ。

|

« パチスロ新機種情報 | トップページ | 民団と朝鮮総連、二つの反応 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/101925/2580710

この記事へのトラックバック一覧です: 鹿砦社に有罪判決:

« パチスロ新機種情報 | トップページ | 民団と朝鮮総連、二つの反応 »