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2006年7月 4日 (火)

ニンテンドーDSを買ったきっかけ

もう、やばい。ひたすらニンテンドーDSにかじりつく日々だ。購入して二週間ほどになるので、その間、ずっとである。

もともとゲームなんて無縁な生活をしていた。小学生のとき、スーパーマリオブラザーズが発売されて友達の誰もがファミコンで遊んでいたけれど、厳格な父親はそれを許さなかった。「ゲームなんてものは馬鹿になる道具。本でも読め」なんてキツく言われており、学校でマリオの話題に入れずに寂しい思いをすることもあった。

その後ドラクエが発売されて、漫画などでもブームになったけれど、その頃には既にゲームへの憧れは失せていた。小学生にゲームが買えるほどの小遣いはないし、小説や漫画、テレビなどその他の娯楽はたくさんあるのだ。次第に「ゲームやりたいなぁ」なんて漠然とした願いも消え、高校に入っても大学に入っても興味を示すことはなくなった。

そんな時代遅れな自分のゲーム観は、本当に拙い。未だにドラクエの世界観は理解できないし、RPGという言葉も大学時代にようやく覚えた。CMでは様々なゲームが紹介されているが、「やれば面白いんだろうけど、なんで面白いんだろう」と思っていた。そう簡単にゲームの世界に感情移入できるものなのかな?と不思議だったのだ。どうにも現実味のない奇抜な服装をしていたり、敵を倒す理由が見えてこなかったり、目的がわからなかったり、ただひたすら「違和感」を覚えるのみだった。

もちろん、パソコンに備わっているソリティアやマインスイーパ、その他オセロや麻雀といったテーブルゲームの類は存分にハマった。ハイスコアを出すためにアタマをひねり、ランキングを塗り替えると嬉しかった。私はこのような単純なゲームしかできないんだろうなぁ、なんて思っていたわけだけれど。

ニンテンドーDSLite、買ってしまったのである。

きっかけはたくさんある。今年の初めに実家の母が、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のCMを見て壊れたレコードのように「あれやってみたい」「ねぇ買ってよ」と繰り返し電話をしてきたのだ。ゲームどころかパソコンにすら興味を抱かない母が、電子機器を欲しがるとは今までなかったことで、一体どんなものなのだろうと私も気になった。世間話で父に言うと、「あんなもんで日本人は勉強するようになったとは、馬鹿が増えたもんだ」と皮肉ってはいたものの、母が何か新しいものに興味を示していることにまんざらでもなさそうだった。

面白いのかな? やってみたら楽しいのかな? なんて私も気になりだし、以前勤めていた出版社の友人に聞いてみた。類は友を呼ぶのか、その人もあまりゲームに詳しくないのだが「DS? 面白いよ。『脳トレ』と『えいご漬け』ハマるよ」と返ってきたのだ。「ゲームが苦手でもすぐ馴染めるよ。なんだか燃えてくるしね」と。

燃える!? そう言われると、かなりそそられてしまうのである。ゲームなど触れたこともないまま二十代も後半になったわけだけれど、トライしてみることによって新しい面白さが発見できるかもしれない。何より母も欲しがっていることだし、買ってつまらなかったらプレゼントしてしまえばいいことだし。

それでも、だ。「一万六千円もするなら吉宗の資金にあてたいなぁ…」とまさにスロット中毒ならではの、打算的な欲も邪魔してなかなか購入できずにいた。CMを目にするたびに「ちょっとやってみたいな」なんて思いつつも、月日は過ぎていった。

が、つい二週間前、CMを観ていた旦那が口を開いたのである。「あれ? そういやお前、まだDS買ってないの?」吉宗で万枚出したら買おうと思ってる、と途方もない答えを言うと旦那は苦笑した。「っていうか、こんなん買ってやるよ。お母さんも欲しがってるようだし」

その数日後、旦那はニンテンドーDSLiteを買ってくれた。家電店では常時売り切れ、次の搬入も未定という大人気ぶりだったので、ネットオンラインショップで若干割高のものをわざわざ購入してくれたのだ。なんて有難いんだろう。この人と一緒になってよかったと現金にもしみじみ思った。

ソフトは「脳トレ」と、「NEWスーパーマリオブラザーズ」の二つを購入し、すっかりハマってしまった。マリオに関してはやはりゲーム馴れした旦那が得意で、全面クリアし私がその後を練習するように追いかけている。未だに十字キーやボタンには馴れないし、クリ坊を踏み潰せないのだが面白い。あんなに世界観がよくわからないとボヤいていたのに、こんなにのめり込んでしまうとは…確かに、幼少時代の子供には悪影響かもしれない。

この間実家に帰省した際、父親にDSを見せるとちょっと渋い表情をしていた。ついに自分の子供がゲームに手を出したことに、悔しい気持ちがあったのかもしれない。しかしお父さん、私はゲームよりももっとお金のかかる、スロットという遊びを覚えて早数年経つのですが…それはいいのかな?とは聞けなかった。まぁパチンコ屋を経営する旦那との交際や結婚を快く許してくれたので、パチンコパチスロに対する偏見はあまりないのかもしれないが。ちなみに母は喜び、私と同じようにおぼつかない手つきで脳力アップを目指している。

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コメント

私はゲームに手を出して挫折した方なので、むしろゲームを作る方になりたくてコンピュータをはじめました(笑)。
未だにRPGはとけたものありません♪

ただ、脳トレは子供が産まれる前は時間があったのと、通勤時間が短かったのがあったのではまりましたね!

一年ぶりにやったら年相応だったけど^^;;。

結局ゲーム関連にすすまず、企業向けのコンピュータ開発に入り、そっちにどっぷり。
パチンコ・スロの資金欲しさに頑張ってました(笑)。

ゲームは未だにスーパーロボット対戦かダビスタしかできずですがorz。

まぁ、いいんです!
違うところにきっと才能が埋まってるって言いきかせてますから^^;;

投稿: じゅぁき | 2006年7月 5日 (水) 09時49分

どもです。全くパチンコパチスロとも関係ない私生活の話題にコメントありがとうございます♪

ご、ごめんなさい…スーパーロボット対戦もダビスタも分かりません…でも、対戦ものっていうことは、いろいろキーの操作が大変そうですね。多分まだ私には無理だろうなぁ~…。こんな人間もいるので、大丈夫ですよ。私、ゲームの世界ではまだ赤ちゃんです(笑)。ようやくハイハイできるようになったところです。。

だってクリ坊を踏むのに、すごく指が震えるんですから。
でも新しい遊びを覚えるのって、すごく楽しいです。しかも沢山の面があるから、どんなのがあるのかもっと見たくなります。うぅー、ハマる…。

脳トレは46歳と診断されて「ウヘッ!!」とビックリ。ちまちまトレーニングしています。まぁ、お肌が46歳じゃないからいいやと自分を慰めたり(笑)。

しかし、コンピュータ開発のお仕事とは、これまた忙しそうですね。忙しくない仕事なんてないんでしょうけど…。これからもお仕事の合間にでも、遊びに来てくださいね。息抜きに…なればよいんですが(笑)。

投稿: ちゅう太 | 2006年7月 6日 (木) 03時33分

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