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2006年8月17日 (木)

パチスロ攻略マガジンの厚顔

数日前、双葉社より刊行されている「パチスロ攻略マガジン」編集部より、店宛に妙なチラシが届いた。

見れば「キャンペーンご協力のお願い」とある。なんでも、8月13日より期間限定で「2006年全国パチスロファン応援キャンペーン 北斗BBキングⅡ」というイベントを開催するらしく、その告知物――ポスター2枚・告知新聞250枚――を店頭に貼るもしくはお客に配って欲しいというのだ。

同封された説明文には”店頭に貼って頂きたい”とか”お願いします”といった文句は見当たらず、”店頭に貼るだけでホール様はご負担なく、キャンペーンへの参加が可能です”とある。タイトルに「キャンペーンご協力のお願い」とあるのに、全くお願いされていないという、支離滅裂ぶり。礼儀も知らないのか、とまず旦那は怒りを覚えたそうだ。

また、ご大層に”お盆期間中にパチスロを打つ楽しさをより倍増させ、業界全体のより一層の拡大を目指して開催されるものです。ホール様におきましては、このキャンペーンを店内にて告知して頂くことにより、北斗の拳SEの稼動促進となればと考えております”…などと、書き連ねている。こんなものはお為ごかしで、つまるところ「パチスロ攻略マガジン」の宣伝をしてね、というわけで、そもそもこんな雑誌一つ潰れたところで業界はまず縮小しない。パチンコ屋もメーカーも全く痛手を負わない。所詮はメーカーと店にしがみつく、中小企業なのだ。北斗SEの稼動にしたって、別に店がきちんと営業をすればよいのであって、彼らのイベントに協力しなければ困るほどの稼動や売り上げを築いているわけでもなかろう。説明文全体から「こういうイベント考えてアゲタよ、助かるでしょ?」という、厚顔さが伝わってきて嫌味な感じがする。慇懃無礼とはよく言ったものだ。

そのうえ、仮にもパチスロ雑誌編集者であるのに、今年5月の風営法改正を知らないのだろうか。また都遊連の動きも知らぬのだろうか。イベント告知ポスター、またそれに準ずるものの貼付は法律によって禁止されているのである。もちろん区や組合によって違うし、旦那の抱えている全ての店に適用されているわけではないのだが、それではポスターが禁止されている区域はこの始末を一体どのようにつければよいのか。

捨てろ、と? 送りつけておいて、ゴミの始末はテメーでつけろ、と? ご大層な新聞250枚も各店舗に送りつけておいて、それを全てテメーで捨てろと? ……遅ればせながら素敵なお中元を頂いたわけだ。

仮にもパチンコパチスロ雑誌に携わる者なら、風営法改正について知っていてもいいはずだし、何よりもこちらはわけのワカラン雑誌の勝手なイベントを告知してあげる立場なのだから…事前に調べて送る礼儀ぐらい持っていて欲しい。

社会人の根本である礼も知らず、編集者として必須の世間の情報も知らず。いやはや、なぜマイナー誌とされコンビニ流通でもこの雑誌を弾く店舗があるのか、理解できた気がする。プライドある一流の編集者が集う会社なら、こんな暴挙に出ないだろう。どの業界にもこんな輩はいるのだろうが、さすがに会社・編集部を挙げて行動に出られると世も末だと感じ入ってしまう。彼らのような輩にモノを送りつけられているのだから、パチンコ業界も全く舐められたものだ。

気分が悪いので送付されたもの全て、処分した。ポスター貼付に寛容な区域であっても、こんなものに頼らねばならぬほど営業は厳しくない。ちなみに処分したのは私で……いや、だから余計にという部分もあるのだが、マスコミの「稼動アップの手助けをしてあげている」という尊大な態度には苛立ちを隠せない。顔も知らぬ全く縁故のない、人間同士の付き合いだからこそ、それなりの態度というものが必要なのではないだろうか。

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コメント

最近思うのが、すでに攻略の本の価値が下がってきてませんか?
ネットでいろんな情報が得られるし、別に不正な情報じゃなければただだし(笑)。
つまり本を買うほどばかな事はない。

まぁ、スロットの場合は手順があったり演出があったりで見やすいところはありますが・・・。

でも今後は5号機でしょ?
もっとほんの価値が下がりますよ。
だって、告知してくれるもの(笑)。

生き残りに必死で、全くまわりが見えてない哀れな状態なのかもですね・・・。
なくなるのは時間の問題かも。

投稿: じゅぁき | 2006年8月17日 (木) 09時05分

AT機やストック機の頃は、モードが何だとかボーナス放出契機が何だとか、色々覚えなきゃいけませんでしたしね。
パチスロ雑誌、ってそういった解析情報を打ち手に伝えるためだけの出版物だと思います。
そりゃ、立ち回り講座だの、面白い連載物だのありますが…雑誌のメインではありませんね。メインなら表紙にデカデカと載せるでしょうし(笑)。表紙で謳えるほどでもない連載モノ、ってとこでしょうね。

5号機になるとスロット誌はヤバい、とすごーく出版業界内でも不安になっているようです。たくさんのパチンコパチスロ誌が出版されていますが、あれの殆どは(えっとつまり、白夜・辰巳・双葉あたりを除いて。辰巳もムックなどは編プロに依頼していますが)編集プロダクションに依頼して出版しているんです。
つまり、自社の編集人が制作するのではなく、編集プロダクションに制作だけまかせて、出版社名はその出版社名で出すわけで…編集プロダクションは、その制作料で賄えているんです。出版社としてはそれくらいやっても、利益が出るくらい、スロット誌は売れていたのです…が。
昨年から規制が変わったせいで、もう、ホント、ダメダメのようです(爆)。出版社がスロット誌を出そうとしなくなっちゃったので。確かにコンビニでもスロット誌はずいぶん数が減りましたし、編プロさんも収入源がなくなって厳しい台所事情のようです。

ちなみに、ここで"編プロに依頼する出版社"というのは、自社で強い雑誌を持っていたり文庫を出していたり、パチンコパチスロ誌を自社出版している会社ではありません。
だから今までは"出せば売れる"パチスロ誌を編プロに任せていたわけですし、かといって社内に部署を立ち上げるというリスクは決して犯さないので、今回の規制で大きな痛手をこうむることはなさそうですが(当たり前ですね…)。

そろそろ、本気でそろそろ、パチンコパチスロ誌をメインに出している出版社も厳しくなってきたようで…一昨年に比べ今年は相当売り上げがダウンしそうだと、とあるスジから聞きました(なんだかこんな風に書くと妙ですけど許してください)。苦しいらしいです。じゅぁきさんの仰るとおり、もともとインターネットで情報が手に入りますし。その方が便利ですし。

ただ…私も昔は出版社で編集に携わっていた人間なので、雑誌そのものの危機は辛いし、悲しいものだろうなぁと想像するのですが。
でも、こんなパチスロ攻略マガジンなんて知らないぃぃ~!! キィィー(笑)。だって、無礼すぎますよー。ひどいですよー。むしろビックリしましたよ…。


投稿: ちゅう太 | 2006年8月18日 (金) 05時27分

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