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2006年9月10日 (日)

昼下がりの「騒」事

「まぁこの業界、特に最近は規制が厳しくなってヤリづらくなってきているけど――それにしたって、動いてる金は大きいし儲けだって結構な額だと思うよ。オレたち在日もしっかり蓄えて、生きていかなくちゃな」
「……それでも、5号機はホント厳しいですよ。打ってるオレ自身がつまらないと思うし、機械代はかかるくせに売り上げは大したことないし。困ります」
「まぁ、阿倍が総理になったら少しは変わるんじゃないの。アイツ、確か下関出身だろ。いくらタカ派っぽく見えるからって、下関出身というからには在日の助け無しにやっていけないハズだからな」
「そういうもんですか」
「いや、わからないよ。ただの憶測で、なんの根拠もないけど…下関は在日の人間が多いらしいからなぁ…まぁ政権が変われば規制だって多少変わるよ。モト在日議員は自民にも民主にも多いから、いつかきっとやってくれるはずだと思う」

昼下がりに我が家に訪れた、付き合いの長い業者Kさん――以前、朝鮮国籍から韓国籍へ変えた二世の在日コリアン――と旦那の会話である。Kさんはとにかく「在日コリアンである」という自覚の強い方だ。なんとなく日本にいて、なんとなく国籍が違うといった、だらしのない姿勢ではなく、自分が日本に在住する朝鮮半島出身の人間であるという確固とした意識を持ち、それを誇りにしているかのような口ぶりでいつも話す。もちろん日本で生まれ日本で育った二世なのだが、環境なのか教育によるものなのか、自分はコリアンなのだと認識している。自分の立場に自覚的であるという意味ではとてもよいことだと、私は思っている。

ただ旦那との話はいつもこういった――同じ在日である、というよしみや連帯感を求めるような――閉鎖的とも言える雰囲気となるので、私はもちろん、旦那は辟易してしまう。何度も書いているけれど、旦那は在日韓国人三世、つまり国籍は韓国だが、それは私たちに子供ができていないからであって、子供が生まれ核家族の形態を成すとき日本国籍にする予定だ。親と子の国籍が違うなんて、悲しいことだからだ――そういった理由で、せめて今のうちは義母と同じ韓国籍なのだが、全く私は異論はない。そもそも、旦那は日本語しか話せないし、日本の教育しか受けていなければ、スポーツでもなんでも日本を応援する。心根が日本にあるという証拠をつぶさに挙げることは難しいけれど、一緒にいる私がごく自然に日本人だなぁと思ってしまうほど、彼は限りなく日本人だ。

「在日の人間が暮らしやすくなってほしいよ、日本なんてバカげた国、いつかダメになるだろうしな」Kさんは笑顔で続ける。「モト在日議員がしっかり政権掴んでくれなくちゃな、オレたちの生活は変わらないよ」

「そうですか? オレは今でも十分暮らしやすいですけど」
さすがに相槌を打つのに疲れたのか、旦那が口を挟む。

「だってオマエ、朝鮮総連も手入れが入るし、在日は肩身が狭くなる一方じゃないか。パチンコ業界の規制にしたって、さすがに5号機規制なんて厳しすぎるぞ。あんなので商売続けていけるわけがない。パチンコ業界っていうのは、世界でも類のない巨大産業で、コレを作ったのはオレたち在日だ。日本への経済効果だって相当なモノだろう。今の日本の好景気は、いや高度経済成長ってヤツもオレたちのお陰だと思うぞ」

……そうなのか? さすがに私も耳を疑った。いや、パチンコ業界が巨大産業であり、中心となってつくった方々が在日コリアンだということはわかるが――高度経済成長期、それほど日本に尽くした業界だったのか? そもそもこれだけの業界になったのはバブルという、浮かれきった好景気の賜物ではないだろうか。そう、むしろバブルのおかげで、パチンコ業界は30兆円産業と進化したのだ。

「野球だってサッカーだって、在日の人間が色々貢献しているのになぁ。それでも参政権はないし、石原(都知事)に『第三国人』と言われるし、オレたちの頃は在日の人間にマトモな就職先はなかったんだから。北朝鮮とも仲悪いし、とにかく住みづらいよ。早いとこ、在日の政治家にしっかりしてもらって、暮らしやすくして欲しいね」

つまり、Kさんは日本での暮らしに満足していない、ということか。それなら遠慮なく朝鮮半島に帰還されることをオススメするが――旦那の付き合いを考慮して、私は何も口を挟まなかった。それにKさんの、こういった話し振りは毎度のことなので慣れてもいた。放っておけばいい、もうすぐ帰るのだから…と沈黙を守り続けた。

しかし。

「オレたちだって好きで日本に来たわけじゃないし、好きでいるわけじゃないんだからなぁ」

Kさんが、いとも軽やかにさり気なく、ごく普通に言ったこのセリフが――旦那の付き合いや嫁としての対応や、そういった個人的なしがらみを超えた憤懣が私に芽生えた。

「好きで日本に来たわけじゃ、ない…というと?」私は首を傾げながら答えた。

「なに、強制連行だよ。引っ張られてきたんだから、無理ヤリ」

「……Kさんのご両親は強制的につれてこられたんですか?」

「いや、出稼ぎ目的で来たらしいけど、多いんでしょ? 強制連行」

「そんなことありませんよ。韓国併合時、日本政府による朝鮮人の強制連行などなかった、とする見方がもはや一般的です」

Kさんは黙る。今までろくに会話に参加しなかった私が口を開いたことによる驚きと、自分の意に反する内容が話されたことに対する怒りが、歪んだ表情に表れていた。

「国家のために、強制的に国民を働かせることを当時、『徴用』と言いました。日本政府が日本列島にこの命令をしいたのは、昭和14年の『国民徴用令』に始まりますが、併合していた朝鮮半島には昭和19年9月にこの法を施行しました。間もなく敗戦を迎える頃ですけど…つまり、昭和19年9月までは、朝鮮人を日本のために無理に働かせるなんて法律、なかったんですよ」

ちなみに『徴用』というのは、戦時などで政府が国民を、兵役以外の一定の業務に就かせることだ。当時の日本人なら誰でもやっていたことだ。

「それなら昭和19年9月以降に、無理に連れてこられたんじゃないかと思うかもしれませんが……それ以前に、韓国併合以降、日本に来たがる朝鮮人は非常に多かったんです。当時は韓国にまともな仕事がなかったそうですから。出稼ぎ目的で日本に渡航する方々に溢れていたそうです。政府が募集した、一定数の人間しか来ることはできなかったはずなのですが――密航する人間が余りにも多く、むしろ朝鮮人を強制送還していましたよ。それでも一向に減ることがなかったわけで…そんな状況で、政府による強制連行なんて考えられますか?」

私は自分の中に生まれた怒りを抑えようと、なるべくなるべく、冷静な口調を保つよう努めていた。いちいちKさんにぶつけたって仕方のない話だ、というのも理解していた。それでも日本人である私の目の前で、好き勝手に意見を述べてスッキリしているこの人間を許してはならないとも思った。ここは私の家であり、日本だ。

「敗戦後だって、GHQは朝鮮人を還そうと心を砕いたようですよ。船もたくさん用意して、費用などはかからぬようにしていたそうです。それでも帰りたくない、と意思表示したのは――他でもない、朝鮮人の方です。その後、特別永住権が与えられて、ビザの書き換えも無しに外国籍であることが許されているのに…年金だって払ってもいない外国人なのに貰えるし、戦後から在日朝鮮人に対する生活保護は続いていましたし…一体、」

どこが暮らしづらいんですか?

とは言えず、言葉を飲み込んだ。Kさんはずっと黙っていて、それでも表情から心が慟哭していることは伝わってきた。Kさんは一世である自分の親から、日本での生活は辛かったのだと聞かされて育ったと、以前耳にしたことがある。そういったことを思い出していたのだろうか。かといって、やはり――辛ければ、帰国すればよいのだ。当時、帰国の援助は十分にされたはずだ。それに今なら自由に渡航できるだろう。

「すごいな、オマエ、よく知ってんなぁ~」旦那は目を丸くしていた。「よく昭和ナン年とか、覚えてるな。几帳面だなぁ」
旦那は能天気に、そして本当にポカンとしながら言っているので、私は思わず笑ってしまう。
「え、一応、在日の家に嫁ぐんだから、これくらい覚えておかないと…万が一ヒケ目を感じるような状況になったらイヤだしね。いつでも少しは何か言えるようにしたかったの」
「おぉー、やるねぇー」

……旦那よ、そんなことよりKさんを気遣ってくれ……。

さっきから沈黙を守り続けていたKさんが気になって仕方がなかった。そんな状況を作った犯人は、紛れもなく私なのだが。

仕方がないので、後は旦那に任せ私は買い物へ出かけた。その間にKさんは帰ったようで帰宅後、私はホッとしていた。

「うーん、でもゴメンね。あんまりにも腹がたったの。許せなかったんだけど」
私は旦那に頭を下げた。確かにKさんは仕事で関わりのある人間だから、旦那の仕事に支障をきたしてはマズい。買い物をしながら、何かあったらどうしようとヒヤヒヤしていた。

「いいよいいよ、実際、オレKさんウザいと思ってたし」旦那は笑いながら答えた。「ホント、二世のヤツらは面倒くさい。いちいち何か押し付けてきて鬱陶しいんだよな。まぁコレで当分ウチにお茶飲みに来ることはないだろうから、いいんじゃない?」

「でも仕事は…」

「勘違いするなよ、向こうの方が立場は下なの。あくまで業者だから。オレが敬語を使うのは、単純に向こうが年上だからだし、向こうがタメ口なのは、昔からの付き合いだから。でも、仕事上の立場はコッチが上なんだから――気にすることはないよ。オレの母親でも同じこと言うんじゃないかな」

「そっか」

別に日本に在日コリアンが滞在し続けることは反対しない。もちろん帰国しようと、日本へ帰化しようと、自由に自分の意志を貫けばよいだろう。
けれども、住みづらいと声高に唱え、曲がりなりにも世話になっている国を「こんな国」といい、その上、朝鮮人である自分の倫理を日本に押し付けるような印象を抱く会話を続けるくらいなら――いっそのこと帰国した方がよかろう。特別永住権を持ち、朝鮮半島よりも恵まれた経済環境の中で生活し、一体何に不自由を感じるのだろう。しかも朝鮮半島の二国家、とりわけ北朝鮮と日本は関係は悪化しているのだ。そんな国に愛着を持つ人間を日本は受け入れ、一定の暮らしを保たせている――何が不満なのだろう。
日本に滞在するのは構わない。しかし礼儀を忘れないで欲しいと思うのだ。

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コメント

最近はネットにより情報が過多なくらい存在し、いったい何をどう信じればいいのかわからない人達も多いと思います。
そんな中でちゅう太さんのこういった発言は非常に大きな意味があると思います。

相手の意見を受け入れた上での反論は日本人は下手になったとつくづく思います。
特にネット上での意見を読むと、徹底否定から入るじゃないですか?^^;;。

だからちゅう太さんの今までのもそうだし、今回の場合は特に、相手に一定の思いやりを持ちながら、事実をきちっと並べて反論し、さらにそれでも気遣う姿勢は大切だと思うんです。

自分のブログでも書きましたが、まさに受け入れる強さを持っていると思います。

>……旦那よ、そんなことよりKさんを気遣ってくれ……。
ちょっと笑ってしまって失礼かなと思いましたが、きっと旦那さんなりに考えがあったと後でわかってよかったと思いました(笑)。
そしてこの一言が一番受け入れる強さを持っていると感じました。

歴史や祖母達の時代の話を聞くと、古来日本人は受け入れる強さを持っていたと思います。
今の時代はそれが足りないか欠如してるように思えてなりません。

きっとKさんは今後の人生において、すばらしい出会いがあったと気がつくことでしょう。
今は理解できなくても時間が理解させてくれる事もあるんです。

そして、旦那さんも立派な人ですね(笑)。
>「勘違いするなよ、向こうの方が立場は下
>なの。あくまで業者だから。オレが敬語を
(中略)
>だから――気にすることはないよ。オレの
>母親でも同じこと言うんじゃないかな」
これはちゅう太さんの事をよく知ってるうえでの言葉で、なかなか言えないことです。
きっと信頼関係があるんだと思いました^^/。

それにしても最近はネットで物証付の証拠が出てきて、また年次説明されてるものが増えてきました。
ただ、真贋を見極める術を持たないと危険だなとも感じています。

子供に対しての教育っていろんな意味で大切で大事なのだと考えている毎日です。
ま、私は考える事が自然なのかもと最近思ってますが^^;;。

投稿: じゅぁき | 2006年9月11日 (月) 15時29分

どうもです。温かいコメントありがとうございます。

>>それにしても最近はネットで物証付の証拠が出てきて…
あまりその…自分としては、ネット上での意見は基本的に真実であると、信用していません。きっと正しいものもあるのでしょうけど、その多くの意見や根拠は、プロの方々が綴ったものではないからです。
プロの方というのは、例えば歴史学者であったり、ライターであったり、様々ですが、自分が何か書くことによってメディアなどからお給料が発生するが故に、発言に社会的な責任が問われる人々のことを想定しています。また出版社など何らかの、圧倒的な第三者であり編集のプロである人間のチェックが入り、出版に踏み切られた作品の作者とも、想定しています。

自分の発言に社会的な責任を問われない、素人の方々がいくらネット上で、「資料ではこのようになっている」など具体的な意見を述べていようと……それはただの「思い」「願望」「主観」でしかないと考えています。彼らが本当にその意見を社会に伝えたいのであれば、自らがそのような職務(プロの立場)に就くべきですしね。メディアに務めるのもよし、教師になるのもよし、政治家になるのもよし…本来、仕事ってそのように選ぶのが理想ですし。

つまりネット上の意見というのはあくまで顔の見えない、無記名の個人の「思い」であって……いわば感想文のようなものだと、個人的には捉えています。なので、「このように感じる方がいるのだな」と、書き手の思いを受け取るのみに留め、正確な情報・自らに蓄えるべき知識として記憶することは、基本的にはありません。
特に近現代史の出来事に関しては、非常にデリケートですからね(笑)。

なので、まぁ私がブログに書いていることもただの感想であります、はい。。。。

だからこそ、余計にこういった朝鮮人の強制連行の有無を問うような内容は、あまりブログで取り上げたくはなかったのですが、「こういった在日二世の方もいること」と「それに対して自分が思ったこと」はやっぱり書きたくて伝えたかったし、……その話をどのように受け止めるかは読んで下さった方の自由だと思うので。

まぁ、強制連行に関しては…様々な資料がありますが、本屋さんで売っているちょっと分厚い日本史資料集などに目を通してみても、「うーん流石になかっただろコリャ」なんて、私は思っている人間の一人です。自分が見た現実ではなく、あくまで資料を通して判断するわけですが、現在伝わっている出来事(会話ではなく、出版されるなどモノとして残っているもの)をもとに判断するしか術はありません。
もちろん民間のブローカーなどが存在していたことも事実ですから、手荒な状況があったこともまた、容易に想像できますし、ほぼ事実でしょうね。けれども日本政府の関与によるものなのか、といった点ではNOだと信じてしまうわけです。ずっと昔からそんな風に考えていましたが、在日二世の方に話したのは初めてですし、ブログ上でも初めてで、とにかく緊張しました。今もドキドキします。

これから先さらに言い争われる内容でしょうが、当時の情勢を理解した上での判断と、冷静な気持ち、ごく自然なカタチで日本を想う気持ちが本当に必要になりますね。現在の常識や倫理観で、歴史の善悪を問うことは非常に危険だと思います。
でも、有史以来朝鮮半島へ幾度も攻め込んでいること、強制連行の有無は別としても朝鮮半島を併合したこと、今でも在日コリアンの方が沢山日本にいること、善悪は別として全て事実です。当時の状況を配慮した上で素直に受け止め、今後に活かしていければ最高ですよね。

>>相手に一定の思いやりを持ちながら…
私、そんなに優しくないです(涙)。
あまりブログに書かないよう、一応、その…これでも(笑)気遣っているつもりではありますが…。
在日の方々が日本に関して話しているとき、衝動的に「こんにゃろ、ぶん殴ってやる~!!」って気持ちになること、いっぱいありますよ(涙)。怒りの感情を覚えるし、情けなくもなるし、悲しくもなるし、どうしたら筋が通った姿勢をお互いに貫けるのだろうと残念にも思うし…。

もしこのKさんが友人で、私が酔っていたら、きっとクダを巻いていたに違いありません。そんな人間です…。

>>旦那さんも立派な人ですね(笑)。
旦那はですねぇ…本当に、本当に、アホですよ。えぇ。
「オレは日本で生まれたし育ったから日本人と同じだし」っていう姿勢を貫くのは、ある意味スゴいんですけど…。
私の実家で飲んでいるとき、
「そういえば、お義父さん、朝鮮戦争っていつ頃あったんですか? 最近?」
と聞いたために、ウチの父がビールをこぼしたことがあります。
在日とか日本人とか、っていうより、単純に何にも知らないアホなんです…。
流石に義母が可哀想です(今となってはあまり気にしてないようですけど)。一応、在日コリアンとして生まれたことは事実なんですから、韓国語を覚えてバイリンガルになることだってできるし、まぁ言ってみれば子供として、義母などの思いを受け入れてもいいと思うんですよ。
でも本当に「面倒くさい」の一点張りで、何にも知らないんです。
だから私とウマが合うのかもしれませんけど、せめて常識的な教養は身につけてほしいと思います(涙)。
まぁパチンコ業界では珍しいタイプですね…いや、パチンコ業界だけじゃないかも…。

……って、長くなってしまいました。申し訳ないです。ここまで読んで下さってありがとうございます。すみません、本当に…なんでいつもこう、長くなってしまうんだろう…。
そ、それでは。。。。


投稿: ちゅう太to じゅぁきさん | 2006年9月12日 (火) 01時24分

初めまして。まさしといいいます。
あるサイトで、パチンコと在日の関係が論争になっておりまして、ちょっと個人的に調べたいと思ったところ、こちらのブログに辿りつきました。
失礼ですが、私はパチンコそのものにはまったく興味がないので、その他の記事を大変興味深く読ませていただきました。どれも見識に基づいた主張が小気味良く、時間を忘れて読みふけりました。
こちらの記事では、私も旦那さんと同じく「よく年号までスラスラ出てくるなぁ」と見当違いな感想を持ち、不謹慎にもKさんの反論が是非聞きたいと思ってしまいました。
強制連行に関して、両国の主張が食い違っていることは知っていましたが、なるほどこうして理路整然と説明されると、俄然興味がわいてきます。
またお邪魔させていただきます。
失礼しました。

投稿: まさし | 2006年9月30日 (土) 15時25分

初めまして、まさしさん。コメントどうもありがとうございます。
パチンコパチスロを打たない方のご来訪やコメントは、まさしさんが殆ど初めてなんじゃないかと(笑)。そういった意味でもとても貴重なコメント、嬉しいです。

問題のサイトで、一体どのような展開となっているのか判りませんが…「パチンコと在日コリアンの関係で」ということは、北朝鮮への送金や、政治家との不正癒着などが論争されているのでしょうか。面倒ですね(笑)。ネット上で自らの思いを綴っても、さすがに論争までする体力は私にはないので…想像しただけでも、大変そう(笑)。お、お疲れ様です。。。。

強制連行に関しては、私は「日本政府が関与したカタチでは、なかったんだろうな」と思っています。けれども当時朝鮮半島に人身売買のブローカーもいたでしょうし、そういった闇の業者(笑)に無碍な扱いを受けた方もいることでしょう。
けれども、もはや私達が事実を検証することはほぼ不可能ですし(資料などに目を通して自ら想像するしかないばかりです)、むしろ強制連行の有無は現在の問題の中心ではないでしょうね。日本人として、あるいは在日コリアンとして如何にお互いを受け入れるか、そのカタチが決められないことが面倒でカッタルイわけです。

自分の背負った国や立場と自らの良心に基づいて、一体どのように筋を通すべきなのか、その答えが見えてこないからこそ皆苛立つし、情けなくもなるし、悲しくなっちゃうわけで…。

今まで卑屈になることしかできなかったくせに突然愛国心だと騒ぎ出す一貫性なき日本人も、自分の祖国が「外国」であることを忘れ客観性を失った在日コリアンも、どちらもダラシナイし、こういった問題への責任があるでしょうね。
ただ私たち夫婦のように結婚したり、帰化される在日さんも決して少なくはないので、個人レベルでは解決の糸口が見えているハズです。
それでも未だに論争となってしまったり、Kさんのような在日の方もいて、皆の心が一つになれる結果がでないのは、単純に日本の政治が軟弱だからではないでしょうか? 別に政治を非難したくはないけれど、曖昧で行き当たりばったりな対応を国内にいる人々に向けてきた結果だと…思っています。

とまぁ、新政府には頑張って欲しいなぁと願っているわけで(笑)。

ちなみにその後のKさん、反論も何もありませんし、ごく普通に旦那と仕事のやりとりをされていますよ。
ただ以前のように、旦那に対して「在日とは…」「在日だから…」といった、連帯感を押し付けてくる話題はなくなったようです。コレには旦那が参っていたので、「本当によかったよ」と言っていました。

在日コリアンさんの特別永住権は、北朝鮮崩壊(朝鮮半島統一)によって制限される予定です。その時、一体どうなってしまうのか…個人的には漠然と大きな不安がありますが(旦那はともかく義母がどんな対応をするのか心配です)、せめて政府には毅然とした態度をとって欲しいものです。

…って長くなってしまいました。あの、なるべく簡潔にまとめようと、どなたに対しても心を砕いているのですが、長くなってしまうのです。申し訳ないです。ここまで読んで下さってどうもありがとうございます。
まさしさん、またよろしければ、遊びにいらしてくださいね。


投稿: ちゅう太toまさしさん | 2006年10月 2日 (月) 00時23分

はじめまして。とても興味深く読ませていただきました。

「Kさんは日本での暮らしに満足していない、ということか。それなら遠慮なく朝鮮半島に帰還されることをオススメするが」全く同感です。
「在日」の方々が全て同じ思考などとは思いません(思いたくありません)が、典型的に嫌悪感を顕したくなるタイプですね。

とくに、以前、万景峰号の寄港に対して港で抗議している人々、拉致被害者家族の方々に対し、ある男性は
「この船がなかったらワシら親族に会えなくなって不便だ」などと抜かしていて、まさに火に油を注がれた心境で腹立たしかったです。

なにかと不快感を持ちたくなる「在日」については、良くも悪くも、きちんと知りたいと思っています。
これからも時々こちらのブログを読ませていただきます。

投稿: heartail | 2006年10月 4日 (水) 14時03分

heartailさん、はじめまして。こんなにダラダラした記事を読んで下さって、コメントまで下さって、どうもありがとうございます。

在日コリアン、と一口に言っても、日本人同様本当に様々な方がいます。出身地や教育環境、世代、性別などによって――培われた人格はそれぞれ違いを見せます。だからこそ複雑で面倒で、困ってしまう…彼らの存在ですね。

ここで取り上げたKさんは、日本人であるこちらが嫌悪感を抱いてしまう、まさに典型的なタイプです。

漠然とではありますが、こういった在日二世の方々は本当に多いと感じています。もちろん前述したように、そしてheartailさんも仰る通り、皆同じ思想を抱えているわけではないのですが…二世の方々は心のどこかで必ず日本が嫌いです。少なくとも、私が会った数十人の方々は。
それは私達が日本政府を非難したり、教育問題などに溜息をついたりするのとは、どうしても違う感覚です。

彼らのそういった感情とぶつかったとき、私はいつも嫌悪感、情けなさ、悲しさを覚えてどうしようもなくなりますね。まぁこんなシチュエーションもあることを覚悟した上で、旦那との結婚に至ったわけですから、仕方がないのですが。

ただなんとなく、彼らと話をしていて思うのは、自分が外国人であることを忘れている気がします。日本で生まれ日本で育ったのだから当然なのですが、国籍が異なることが一体何を意味するのか理解せぬまま、心の奥底にある日本嫌いな精神を吐露しているような…だらしなさを感じることも多々あります。

一世の方はまた違うんですけど。むしろ気持ちがいいくらい、自分の祖国を思っていますよ(笑)。朝鮮半島と日本の政治情勢もある程度理解した上で、私などと話すマナーも持っています。

ウチの旦那は三世の韓国籍ですが、子供が出来たら帰化する予定ですし、そもそもこんな私と結婚したくらいなので、中身は全くの日本人です(笑)。

本当に様々なタイプがいて…。

それでもなんだか、彼らの在り方が複雑になってしまうのは、政府の想像力無き方針に問題があると私は思っています。道義的な彼らの在り方の根本を決めるのは、日本政府ですから…しっかりして欲しいものです。

って長くなってしまいました。これに懲りず、そしてパチンコパチスロ絡みの話題ばかりですが、ぜひまたいらしてくださいね。
読んで下さって、本当にどうもありがとう。


投稿: ちゅう太to heartailさん | 2006年10月 5日 (木) 00時47分

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