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2006年9月 5日 (火)

北斗SE・ヤバい状況

誰もがご存知だろうけれど、本当に北斗SEは辛いスペックのため、甘めの設定配分で営業する店舗は多い。

初代北斗も十分厳しいゲーム性ではあるが、それでも高設定は安定した収支が期待できる仕様だった。リセット後やBB後の天国モード移行率やレア小役出現率に恵まれ、初当たりもよければ、BB単発分の獲得枚数も他機種REGの1回分はあった。

北斗SEも初代同様、設定が高くなればなるほどレア小役出現率、リセット後・BB後のモード移行率に恵まれている。その上今回はスイカやチャンス目のモード移行・ボーナス当選率もぐっとアップしているし、何よりもBB継続率が最低でも約75パーセントと高継続が望める仕様となっているのだ。

それでもSEは厳しい。初代の六択ベルがなくなってしまったせいか、通常時のコイン持ちが格段に悪くなった。出玉面では最低でも75パーセント継続とはいうものの、単発に終わるパターンも少なくないし、獲得枚数が減ってしまったため出玉があっという間に飲まれてしまいがちだ。3~4連の出玉では下皿も埋まらないし、BB後に様子を見ながら回しているうちに、いつの間にか台に飲み込まれてしまう。
たとえ高設定であろうとこの状況は同じなので、お客が延々と追加投資してしまうケースも稀ではない。

新装時こそ旦那はオール1で営業していたものの、近頃は日々設定5・6をふんだんに投入している。新装時で期待していた利益は十分にとれたし、今後は常時稼動が保てるよう高設定を利用しているわけだが…それでも全く赤字になることはないという。たとえ総BB回数が100回を超えようと、その台で十分な黒字が生まれているくらいなのだ。
もちろんスロット全体で赤字になることは多々あり泣けてくることがあるらしいが、犯人機種は番長だったり、秘宝伝だったり、銭形だったりと絶対に北斗SEではない。通常営業でも設定5・6を投入した甘いシマとなっている北斗SEから、決して赤字が叩き出されないのだから…旦那も「いつ客が飛ぶか、ヒヤヒヤしてしまう」と怖ろしさすら感じている。

別に赤字になったからといって稼動が保てるわけではないのだが、店としてお客にできる最大限の還元サービスは高設定を投入するしかない。それを日々全うして赤字にならないのだから店側としては不安になってしまうのである。

そして特別、真新しくもないゲーム性なのだ。スペシャル・エディションである新鮮さの微塵も感じられない演出で、リール制御も前作のほうが優れている。いつお客が飽きてもおかしくないし、既に北斗SEのシマからお客がとんだホールもあるだろう。
発売前、プレステ2のシュミレーターをプレイした際「期待しすぎるのは怖い機種かもしれないな」と、旦那ともどもうな垂れる気分ではあった。それでもシュミレーターではほぼ演出しかチェックできないし、その演出がいくら拍子抜けしようと慣れてしまえば問題ないだろうし、飽きのこないゲーム性ならば何はともあれ楽しめる機種だろうと予想していたのだが…残念ながら、結果は否だったようだ。

店にとっては機械代回収、利益確保という面で大変有難い機種であるが、末永くお客に愛される可能性が低いため、今後のシマ構想に悩んでしまう。4.7号機を楽しめる残り少ない期間、できれば最後まで減台することなく使い切りたいのだが、それも難しいかもしれない。

サミーはそんなホールやお客の苦渋を知ることなく、あっさり新パネルを3種類発売している。大した自信だし、5号機市場となる前にある程度の利益を出したいのかもしれないと仕方なくも思う。
けれども増台するホールなんてあるのだろうか。5台から10台、10台から15台へと増やすのは理解できるのだが、既に数十台導入し、さらにSEのシマを広げたい、というホールは存在するのだろうか。よほどの高稼働が保てる店ならきっと増台するだろうが、旦那はきっと「なんてステキな状況なんだ」と羨ましがるだろう。

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コメント

北斗SEは少し程度しか打ってないんですが、あらゆる「期待感」が本家よりも減っている気がしてなりません。
チャンス目やスイカ、4チェについては確かに期待感は微増ですし、最低75%の継続率も良いかもしれませんが、高確×2チェという北斗最大の「必殺技」が確定でなくなったことが何より痛い。
なんというか「貰った!」感が無いんですよね。

本家北斗よりも打っていて常に不安が付きまとう印象があります。
高確で2チェをツモっても「安心はできない・・・」だし、スイカ引いて背景が変わっても「どうせガセだろうし・・・」だし。
BBも75%あるとはいえ、「今ツモった2チェと同じ確率で落ちるんだよなぁ。ってことは結構落ちちゃうよ。」って言う具合で。
オマケにBB終了時は最終ゲーム払い出しが無いことが多いのでなんか後味が悪いというか何と言うか・・・。
こんな小さなストレスが積もって客が離れているのではないかなぁって思います。

また元祖北斗も設置している店は客の意識として

「元祖は撤去近いし設定入っていない」
「SEは辛いし面白くない」
→もう北斗はいいか・・・

っていうマイナスの流れになっているような気がします。

かつてはどの店でも看板機種として(他店との出玉の差を示す一つの物差しとして)使われていた北斗ですが、その役割を預けるのはカナリ厳しそうですね。
サミーはその辺の理解があるのか無いのか正直分かりません。
確かに、5号機レベルの出玉性能しか実現できない現状4.7号機の制約は分かりますが、遊技してて楽しいかどうか位は判断付くものかとは思いますけどねぇ・・・。

長文になってしまいました。スミマセン。

投稿: タカマル | 2006年9月 5日 (火) 11時31分

SEですねぇ・・・
飛んでもまあしゃあないかと思います。
タカマルさんが書いてるようなことが
大きいですよね。

後はホールの持つ信頼度ってのもあると
思います。
5,6をふんだんに配置して尚抜けるマシンです。

5,6を多用して居るであろう状況で「出なかったんだな」と判断されるホール
5,6を多用していると謳うホールで「当然入れて無いっしょ?」と判断されるホール。
同じ出玉で同じ設定でと仮定しても大きく差が出ます。

出れば高設定だとは素直に思えないマシンですから
出ても「マグレねハイハイ」と
こう思われれば正直SEの飛びは意外なほどに
早いでしょう。

ただ、いつでも何処でも抜ける辛いマシン性能は
店にとっては使いようもあるんじゃないですかねぇ。
6を何台入れても安心なわけでしょ?
信頼度さえ確立してれば
北斗SEの高設定で客寄せも無理じゃないのでは?

投稿: しげやん | 2006年9月 5日 (火) 16時59分

お久しぶりです、タカマルさん。いつも丁寧なコメントありがとうございます。

それにしても、ホントにそうですよね…としみじみ共感してしまいます。
ただでさえ北斗シリーズはモード方式で、打っているだけでボーナスが近づいてくるシステムではありません。
かといって特定役を引いても確定ではないし、運良くBBに当選しても連チャンが出玉の鍵を握るわけで、たとえ高設定を打っていようと運が大きく左右しがちな、安心感に乏しい機種です。
個人的にはこういう点が苦手なので、初代の頃から敬遠していました。それでも旦那などは「低投資でそれなりの出玉に恵まれる可能性」や「一撃の連チャン」に夢を見て、楽しめたようですが…。

SEは初代よりも安心感に欠けた上、連チャン率は上がったものの獲得枚数が少ないので出玉も期待できませんし、旦那ですら参っています(笑)。

>>こんな小さなストレスが積もって客が離れているのではないかなぁって…
この辺、とても共感できます。どんな機種を打っていてもお金を賭けている以上、それなりの不安やストレスを抱えますが、SEの場合ストレスを感じる点が多いですよね。
それもちょっとしたストレスなんですけど、数が多すぎるのです(涙)。

>>かつてはどの店でも看板機種として(他店との出玉の差を示す一つの物差しとして)使われていた北斗ですが、その役割を預けるのはカナリ厳しそうですね
そうですね、厳しいです。プレステ2のシュミレーターがホールに届いた頃から、おそらくどの店も「ヤバいかも」と不安を覚え始めたと思います。
だから余計にトップ導入にこだわっていました(他店の新装時期が終了しても人気が保てるポテンシャルは期待できなかったので)。どの店も、トップ導入するためにデジハネ北斗を入れたり、ボンバーマンを入れたりと余分な機械代を費やしてきたわけですが……そこまでの機種でもないだろうと、改めてガックリきていることでしょう。
もちろん、"そこまでの機種ではない"と判っていたからこそ、トップ導入に躍起になったので仕方がないのですが、改めて気落ちしてしまう機種ですね。

>>サミーはその辺の理解があるのか無いのか正直分かりません
まぁ店の運命まではメーカーに責任はないのですが(もちろんアレコレと希望はありますけれど)、一ユーザーとして、さすがにお客の心情を察して欲しいと願います。
細部まで原作にこだわった演出や、リール制御は明らかに初代の方が優れていますから…なぜ初代があれ程までに絶大な支持を受けたか、その理由を見失ってしまったのでしょうね。

ところでタカマルさん、いつもありがとうございます。表現や言葉一つ一つに繊細に、丁寧に書いてくださるコメント、心に染みますね。嬉しいです。
長くたってもちろん構いませんよ、だって私のお返事も相当長くなってしまっているし…字数制限もないので、お気の向くまま、お書きになってくださいませ。
またよろしくお願いします。

投稿: ちゅう太toタカマルさん | 2006年9月 6日 (水) 00時34分

毎度です、しげやんさん♪

>>店にとっては使いようもあるんじゃないですかねぇ。
6を何台入れても安心なわけでしょ?
確かに、悲しいくらい安心です(笑)。一度旦那が全台56で営業したら、黒字だったようです。驚いてました。
以来、通常営業時は1/2以上で設定56、イベント時は全台6で営業しているらしいです。それでも黒字ですし、一度赤字になったときは「1万円の赤だった…」と呆然としていました(爆)。

機械代回収がまだ終了していないので、念のため設定1も使いますが、それにしたって1/2以上は設定56営業ができるくらいで…悲しいほどに「出ない」機種ですね。

もちろん店側にとってこの状況はラッキーです。最近は風営法によって設定発表なんてのもできませんが、高設定があることはお客にアピールできているのですから。その上で利益も回収できているわけで、この上ない嬉しい状況なわけです。幸い(旦那の)どの店舗も稼動はとれている状況のようですし。

でも不安になりますよ。これだけ高設定が転がっている状況で、お客が負けるケースが多いことはお客自身も気づいていると思います。そのうち「高設定だろうと北斗なんかどうでもいいよ」と大多数のお客が離れていかないかと、不安になるわけです。

それからホール従業員は別かもしれませんが、オーナーにとっては「赤字になったかどうか」がお客に還元できたか、ある程度お客が楽しめたか、の言ってみれば物差しになるのですが……赤字にならないので、「こんなん打ってて客は楽しいのか?」と不安になってしまうのでしょうね。
また、旦那自身がSEを打って「オレはもう打たない」と思う事実が余計に不安にさせるのでしょうね。これが一番致命的なのかもしれませんが(笑)。


投稿: ちゅう太toしげやんさん | 2006年9月 6日 (水) 00時54分

モードチェッカー(先代の)を付けてみると、天国で2チェが8回連続スルーしました。9回目でやっと……。
初当たりは出ない強スイカとチャンス目のみ。
客飛びが激しいですが、これではしかたないですね。
既に減台したホールもあります。
4号機で元気いいのは麻雀物語と秘宝伝のみですね。

投稿: ルル | 2006年9月 6日 (水) 12時55分

お久しぶりです、じゅぁきです。
実はこの間、禁を破ってちょっとだけSEやってしまいました(笑)。
運良く1Kで確定したのですが、コインがなくなり追加1K^^;;。
何故最後の3枚でボーナスGET!(笑)。

しかし4連で終了し、枚数は400枚と表示。
う~ん少ない^^;;。
それよりも、リプでないと本当に続かないようですね。

個人的には目新しさもなく、以外に高確が続くんだなと思いました。
でも2チェって確定じゃないんですね・・・。
一回高確だと思ったのに2チェでてスルー。
あれ?って思っていましたが謎が解けた(ToT)。

それでも、他の機種と違ってBBが低額で引けそうなきがするので、来年にもう一度やってみたです(笑)。

残っているかな?^^;;

投稿: じゅぁき | 2006年9月11日 (月) 13時18分

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