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2006年11月 4日 (土)

その後の日々

先日、もう一羽育てている愛鳥が膵炎だと書いたけれど、経過がすこぶる悪く、私も旦那も気が滅入る日々を送っている。

膵炎というのは、膵臓に疾患がある病で、食べ物の消化・栄養吸収がスムーズでなくなる病である。おもな症状としては、栄養が吸収されておらぬため、食べても食べてもなかなか太らない。また通常小鳥の糞というものは緑がかった色をしているのだが、膵炎になってしまうと白もしくは食べたエサの色のままのものが排出されてしまう…などである。

まもなく生後三ヶ月を迎えようとする愛鳥は、成長期だというのに体重は62~64グラム(愛鳥はこの時期、80グラムあるのが理想と呼ばれる種である)と、非常に小さな体格をしている理由は、それである。現在、獣医さんによる薬を処方されている状況で、さほど悪化はしないものの一向に体重が増えないので、旦那も私も落ち着かない。

栄養がいくら吸収されておらずとも、排泄はされる。膵炎とは、ほうっておくと体重が減っていき、体力がなくなり死に至ってしまう病なのだ。今のところ体重が減ることはないので、やはり薬が効いているのだろう。ただこのまま、平均体重よりもずっと少ないままでは、他の病にかかった際にいとも簡単に落鳥する可能性が高まる。体力のない人間が、病にかかりやすい上に病に負けてしまうケースが多いのと同じだ。もとより小鳥は病にかかりやすいのだから、闘えるだけの体力は欲しいし、せめて自ら食べ吸収するという生き物として自然な力は備わって欲しい。

旦那などは一時間置きに体重を計ろうとするほどの心配振りで、「小鳥にとってはストレスだから」と私にたしなめられている。日々陽気に鳴いたり、甘えたりと天真爛漫に見える小鳥だが、意外にも臆病でストレスに弱い。大きな物音にはビックリして時にはパニックを起こすし、嫌がることを無理にさせると、食欲の減退を招いたりもしてしまう。ナイーヴなのだ。ただでさえ、通院という小鳥にとっては負担になる移動を繰り返す毎日なので、家ではひたすら物静かに、それでいて愛鳥が日ごろストレスなど溜めぬよう、遊んだり撫でたりと、とにかくどちらかが傍にいて世話をするようにしている。

片割れを失った私たちは、こと大切に残った愛鳥と時間を過ごしているわけで、体重がせめて70グラムほどになってくれればひと安心なのだが、なかなか増加してくれない。獣医さんによると「膵炎は決してすぐに命が奪われてしまうような病気ではないし、上手くつきあっていかねばならない病気だし、根気良く治療をすると完治しますよ」…ということで、えらく悲観的になる必要はないのだろうが――とにかく、心配でたまらないのである。

そんなわけで、もう長いことパチンコ屋へ打ちに行っていない。失った愛鳥の看病をしていた頃から考えると、かれこれ三週間近くになる。まぁ、長いことと言うには短い期間かもしれないが、最低でも週に一度はスロットに触れていた生活を送っていたため、「もう長いこと打っていないなぁ」と思ってしまう。買い物などで出かけるのも、ずいぶんと減ったし、外食もなくなった。ひたすら家で、なるべく愛鳥の傍で過ごすようにしている。せめてこの子だけは、無事成長して欲しいと願うばかりだ。

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コメント

看病おつかれさまです。ですが、このままではちゅう太さんの方がストレスで参ったりしてしまうのではないでしょうか?時には息抜きも必要だと思いますよ♪

でも今はそれどころではないっていう気持ちが分かるだけに、気を張ってしまうのも無理はないと思います。くれぐれもお体には気をつけてください^^;

投稿: セイジョージ | 2006年11月 5日 (日) 00時03分

こんばんは、セイジョージさん。いつも優しいコメント、ありがとうございます。しみじみします。

私ってばもう、病気も殆どしないし、風邪をひいても寝込むほどの熱は滅多に出ませんし、花粉症どころかアレルギーも全くなく、周囲がインフルエンザで苦しんでいようとポカンとしているような…悲しいほどの健康人間なので(笑)、大丈夫ですよ♪ ご心配、どうもありがとうございます。確かに、スロットは無理でもせめて買い物などをして、街をブラブラしたいなぁとは思いますが、どうせ心配になっちゃうんですよね…。。。。
こんなに丈夫に産んで育ててくれたことは、ひたすら親に感謝しています(笑)。

愛鳥はオカメインコという種類の小鳥なのですが、やっぱり繁殖されたペット用の小鳥さんって、生まれつき病弱な子が多いのでしょうか…ね。。

投稿: ちゅう太toセイジョージさん | 2006年11月 5日 (日) 02時06分

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