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2006年12月26日 (火)

旦那までもがダウンしたわけで

このブログはなるべく毎日チェックして、できれば更新しよう…と思いながら続けているので、なんだか四日も五日も空いてしまうと、ひどくご無沙汰な気分になる。さすがに師走、年末年始シーズンというだけあって、近頃バタバタしてしまったのだ――といっても、大掃除は台所の水周りを残して終了しているし、お正月に向けて特別な家事なんてこれといってなかったのだけれど、旦那が風邪でダウンしてしまったのだ。

ちょっと睡眠時間が減るだけで肌が荒れたり、金属アレルギーや花粉症など、イッチョマエに現代人っぽい持病のある旦那なのだけれど、風邪やインフルエンザにはすこぶる強かった。季節の変わり目など風邪ウィルスが猛威を振るう時期には、喉が痛くなったり鼻をグズつかせたり、それなりの反応は見せるものの、全く熱は上がらない。幼少の頃からあらゆるスポーツを嗜んでいた賜物かもしれない。熱を出して寝込むなんて滅多になかったというし、本人も体力には相当の自信があるようだ。
自称・健康優良児(児、と言うのも妙だが)の私などは、去年までは喉や鼻の不調すらなかったのだけれど、今年に入って数回寝込んでしまった。そんな私を茶化しながら旦那は看病してくれて、「どうやら今年はオレの勝ちだな」なんて意味不明な優越感まで持っていたようなのだけれど――年の瀬になってとうとう、旦那も倒れた。

旦那が倒れたのは先週のことで、実に昨日まで寝込んでいた。およそ、更新をサボっていたこの四日~五日間ほどである。いやはや、本当に大変だった。彼が寝込むなんて、出会い以来なかったことだし、私も対応に困ってしまった。

先週のある晩――ちょうど旦那が風邪をひき始めた頃だ――旦那が帰宅し、そのまま寝室に向ったかと思うとベッドでぐったりしている。
「どうしたの? 風邪?」と聞くと、
「いや、大丈夫。メシ」と答えて普通に起き上がり、居間へ歩いていく。
それから白米に味噌汁、煮物などをもぐもぐといつも通りに食べ、「今日はオール1だったのに赤だったんだ…」とうんざりと憂鬱な様子で言うので、「まぁそういう日もあるさ」と私も適当に励ました。

その後旦那はシャワーを浴びて就寝し、翌日――なんだかだるそうにしていた。
手足を重そうに動かして着替えながら、「頭が痛いんだよねぇ」と漏らす旦那に、「やっぱり風邪なんじゃないの」と言ってみたけれど、「いや、多分疲れてるんだよオレ」と笑い、仕事へ出かけていく。
そして帰宅後、スタスタと寝室へ向かい、またベッドでぐったりと脱力し目を閉じている。
「もー、だから風邪でしょ?」としびれを切らして言うと、
「いや、身体のフシブシが痛いだけ」と薄目を開けて答える旦那。

オメェ、そりゃ、熱が出てきてる証拠だよ。

「風邪かどうかハッキリさせるために、熱を測ってみて」と体温計を差し出すと、「疲れてるだけなんだよー」と抵抗。


なんなんだ、オメェ。(←敵意)


無理ヤリ体温計をわきの下に突っ込み、測ってみたところ実に38度9分の熱が出ていることが判明した。
「立派な風邪だねこりゃ」
「…………」
勝ち誇ったような私の態度がいけ好かなかったのか、旦那はムッツリしていた。普段、健康であることを自負している人間は不調になると大概、こうなる。学校や会社で皆がバタバタと風邪ウィルスに倒れる中、ひとりピンピンしていた経験が多いため、「なんて自分がこんな病気にかかるんだ」と最初は信じられないのだ。例えば内臓などの何かしらの疾患で倒れることがあっても、風邪という、あまりにも一般的な病気に倒れるなんて無縁だと思ってしまう。私だって最初はそうだった。いや、ここまで強情ではなかったけれど。

「き、気力で治るはずだ…」
「いや、治らないから。寝ろ」
溜息をつくように足掻く旦那に最後通牒をつきつけ、ようやく寝かしつけたのだけれど、いやはや全く、後悔した。なんで前の日に熱を測らせなかったのだろう。そうしたら38度以上もの熱は出ていなかったかもしれないのに。主婦の責任をつくづく感じた夜だった。

そんな申し訳なさで私もちょっと気落ちして、温かい粥や胃に負担のかからないような煮物など、病床にある旦那が食べやすい食事をたくさん用意した。ビタミンCをたくさん取れるように緑茶を、あるいは水分補給のためにポカリスエットを彼の枕元に置いて、その額には冷えピタをしっかり貼り付けた。
さすがに風邪であることをしっかり受け止めたのか、旦那は神妙に食事をとったり解熱の薬を飲んでいた。
「明日、仕事どうする?」
さすがに39度近くもの熱が一晩で下がるとは思えなかったし、よしんば下がったとしても、明日は安静にしておいた方が無難かもしれない。それなら、今のうちに義母に連絡して、彼が明日動けないことを伝えておかないと仕事に支障をきたしてしまう。

すると、だ。
粥を口の中でもぐもぐさせていた旦那はハッと目を見開いて、言ったのだ。

「あー明日お母さんにハンコ貰わなきゃならん書類が…」

その一言がきっかけで、翌日から私が旦那に代わって雑務を手伝うことになった。ペーパードライバーの私はまさか煩雑した都内の道路を走り回ることは出来ず、電車で義母とウチと店と銀行を行ったり来たり、あろうことか義母に「ちゅう太ちゃん、パソコンできるよね~」と甘えられ、まるで小娘のようにはしゃぐ義母の注文を断ることも出来ず(いや、なんではしゃいでいたかよくわからないのだけれど、多分、何かが新鮮だったのだろう)、夜には義母のもとで事務仕事をしていた。
途中、「旦那の様子を見に行こうと思うんだけど…」と、おずおずと申し出てみると、「いやー、いいじゃないそんなの」と義母は満面の笑み。なんでじゃい、アンタの息子だろーが、と呆気にとられてしまったものの、楽しそうな義母のテンションを崩したくなかったし、心のどこかにこの状況を面白がっていた自分もいたので、断れなかった。
そうして数日過ごした後、ようやく旦那の熱が下がった。


そんなわけですっかりブログを放置してしまったわけだけれど、忘れられてませんよね、私? コメントを下さった方々、なんだか公開やお返事が遅れてしまいましたが…申し訳ありません、決して頂いたコメントに問題があったわけではなくて、単なる個人的な事情です。

しかし今年の風邪は――って毎年言われていることなのだろうけれど――少なくとも、健康であることに自信のあった、私たち夫婦がダウンするぐらいだから相当なもの。もちろん私たちは、以前書いたように生活がどうしても不規則になってしまうから、それによって体力が衰えてしまうのかもしれないけれど、とにかく風邪なんて無縁であることにこしたことはありません、というわけでお気をつけ下さい……全くオチが適当になってしまったけれど、この辺でごきげんよう皆様。

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コメント

私もダンナさんと同じタイプなので、「フシブシが痛いだけ」と言うのも凄く良く分かる。 熱計って38度以下だったら「それだけなら全然平気」とか言っていたと思う。 本人からすると動けるから大丈夫。という気持が強く、ぶっ倒れるまでに病気は治ってしまったのではないだろうか?いままで。
これは私の場合だが、相手に心配とか面倒をかけてはイケナイと思い「大丈夫。」と言ってしまう。 相手にしたら、病状を悪化させて手間が2倍になり非常に迷惑な事になっちゃうんです。
バカでしょー。
こんな事を書いてる私は今、「体がダルくてお腹痛い。風邪?」の状況。  正月の蟹を食べるためナントカせねば。と思ってる次第であります。

投稿: kaki | 2006年12月27日 (水) 10時02分

お久しぶりです、じゅぁきです!
大丈夫ですか?

今年は熱・のどの風邪の後に、お腹にくる風邪がセットのようです。
私だけでなく、まわりも結構いったん治ったと甘く見て、長期休暇に入ってる人多いです。

今までがすでに半病人な自分にとって、かみさんは風邪とほとんど無縁なため、今回の書かれたような手厚い看護を受けたことありません(笑)。
うらやましい^^;;。

でも、風邪は本当に面倒ですし、昔は一日医者行って休めばたいがい大丈夫でしたが、去年くらいから一日では回復しなくなってます。
うがいや手洗いしてもダメですからね・・・。
一日部屋の中で仕事してるせいもあるんでしょうが(笑)。

何はともあれ今は回復されたようなので、よかったです^^/。

投稿: じゅぁき | 2006年12月27日 (水) 11時42分

こんばんは!
いやはや・・・大変でしたね(汗)
何か私の友人も風邪で倒れたりと、今年の風邪は強いのでしょうか・・・。
でも、旦那さんの熱が下がってよかったですね^^
さすがに12月って忙しいからっていうのもあるんでしょうね。。
私も今の状態で風邪なんてひいたらきっと死んだように布団に入ってぐったりしてると思います^^;
また、更新頑張って下さいね!
ちゃんと見させていただきますので♪

投稿: セイジョージ | 2006年12月28日 (木) 03時27分

その後は大丈夫でしょうか?いつも元気な人ほど病状を認めたくないし認めてしまうと一気に弱るって言いますが…私もできるだけ体温計で熱を測らないようにしているのですがちょっと大きいイベントの時に具合が悪くなり何気なく体温計で測ったら39.8度で一気に意識を失いかけた経験があります。病は気から…_| ̄|○
ですが認めないと悪化するのをみすみす見過ごしてしまうわけだからやっぱり自覚症状って大切ですよね(;-ω-)

投稿: randomaize | 2006年12月29日 (金) 01時13分

どもです、kakiさん。公開もろもろ遅れてしまって、申し訳ありません。

>>私もダンナさんと同じタイプなので…
いえいえ、旦那はkakiさんのように、相手を気遣って「大丈夫」なんて言っているわけではありませんから(笑)。本当です。ヤツはもっと、なんていうか、うーん、バカなんです(笑)。「多分適当にやり過ごしていれば治る」と本当に思っちゃってるわけで。。。

それで、今、大丈夫ですか?
こんなコト言うのも本当に変なんですけど、私や旦那みたいなのがヤられるぐらいなので、今年の風邪は本当に厄介ですよ。私なんかは、熱が下がっても頭が痛くてクラクラしたり、お腹が痛かったり、今でも喉周辺の甲状腺がちょっくら腫れて妙な違和感とだるさがあります。旦那はしばらく熱にうなされ、今はピンピンしていますが。。。
風邪、と言っても様々なタイプがあるので、kakiさんも同じような症状があるとは限らないのですが…。とにかく早めに寝込んじゃうのが一番いいですよ。一晩ぐっすり眠れば治っちゃうこともあるでしょうし…。

どうかお大事にお願いします。ゆっくり休んで下さいね。

投稿: ちゅう太to kakiさん | 2006年12月29日 (金) 02時40分

じゅぁきさん~!お久しぶりです、ちょっとご無沙汰してしまいましたね。申し訳ないです。

>>まわりも結構いったん治ったと甘く見て…
そうそう、私もこのタイプでした。。熱さえ下がれば、まず「治った」と思って普段通り生活していると、なんだかまだ頭が痛かったり、喉に違和感があったり、ダルかったり…。以前、身体の不調を書いたことがありましたが、あれって風邪の後遺症なんじゃないかな、と思っています。
本当に厄介ですよね(涙)。せつない…。

>>今回の書かれたような手厚い看護を…
す、すみません、その……わりと放っておきましたよ(笑)。。。お義母さんのところで殆どの時間を過ごしてましたし(笑)。
それに、私はわりと基本的にヒマなので(爆)。家事と言っても、掃除と洗濯、料理しかないようなものですし、ね。愛鳥の看病や、今回の旦那の風邪で思ったのですが、これで子育てがあったらもうテンテコマイになっちゃうと思います。それこそ一時的に育児ノイローゼになっちゃうんじゃないかなぁ…なんて。。。

>>去年くらいから一日では回復しなくなってます…
う、うう、私もです…(涙)。
だから余計に厄介なんですよね。
学生の頃なんて、熱を出しても一晩眠れば治っちゃうので、場合によっては休まなくてもいいくらいでした。
でも社会人になってから少しずつ、完治までの時間が長くなったような気がします(涙)。一日中寝てるっていうのに、なんで熱が下がらないんじゃー、と…。。。
それなりに健康に気を遣っているつもりでも、確かに、学生時代のように体育の時間があるわけでもないし、運動する機会も減っているので…体力が落ちているんでしょうね…悲しいです。。。

私は主婦で、しかも子供もいないから、今寝込んだって何かに支障をきたすことは少ないんですけど、お勤めの方は色々面倒ですよね。何より仕事がストップしてしまうのが、心労になってしまうでしょうから…うう、お疲れ様です…。
じゅぁきさんも、お体をお労りくださいね。

投稿: ちゅう太toじゅぁきさん | 2006年12月29日 (金) 03時06分

どうも、ご無沙汰しております、セイジョージさん♪
今年の風邪は…私たち夫婦が参っちゃうぐらいだから(っていう基準もよくわかりませんが)、結構酷いかもしれません。
私なんて、熱が下がってからもいくつか後遺症がありましたが、こんなことは今までありませんでしたし。しつこくて、厄介な風邪ですよー…、ほんと、参っちゃいます(涙)。

>>ちゃんと見させていただきますので♪
どうもありがとうございます。なんだか、更新のペースが狂ってしまったので、「忘れられてないかな…」とドキドキしちゃってました(笑)。

セイジョージさんも風邪には本当に、お気をつけ下さいね。
ホント、今年のはしんどいですよ~。。。

投稿: ちゅう太toセイジョージさん | 2006年12月29日 (金) 03時15分

こんばんは、randomaizeさん。お陰さまで、旦那はピンピンしております。それでもおよそ四日か五日寝込んだので、…ずいぶん屈辱を味わったようです(笑)。
>>いつも元気な人ほど…
ホント、そうですよね(笑)。

>>具合が悪くなり何気なく体温計で…
この、「何気なく」というのに、なるほどなぁーと思っちゃいました。まぁ私なんかはすぐに体温計を取り出すタイプなんですが、旦那はガンとして「熱なんてないっ!」と言い張ってしまうタイプなので(笑)。
今回も私が測らせなかったら、きっと旦那は「何気なく」後で測るんだろうなぁー、と。それで「ウソ、マジ?」と倒れるという…(笑)。

自覚症状がないと悪化してしまうんですよね、ホント。
うーん、若くて体力のある方だったら、悪化するどころかいつの間にか治ってしまうのかもしれませんが…。
基本的に我々クラス、それはムリな話ですよね??(笑。失礼に聞こえたら申し訳ないです)

もうすぐインフルエンザも流行する時期ですから、無事やり過ごしたいものですね。randomaizeさんも本当に、お気をつけ下さいね。


投稿: ちゅう太to randomaizeさん | 2006年12月29日 (金) 03時39分

>今日はオール1だったのに赤だったんだ…
波だけで打ってるはずですよね。
やっぱ、体感器等を使用している客がいるのかな?

投稿: 白壁 | 2006年12月30日 (土) 05時39分

ごぶさたです。
寒い時期になるとあれこれ体調を壊しますよねぇ・・・
旦那さんも、ちゅう太さんもお体お大事に。

今年はいいめっけもん(?)をさせていただき、楽しませていただきました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

明日は帰省します・・ってなんか遅いよねぇ・・・。

投稿: むし3 | 2006年12月30日 (土) 08時10分

おはようございます、白壁さん♪ なんだかお久しぶりですね。最近、打っていないので…パチスロの話題も減ってしまいましたし…(汗)。

>>やっぱ、体感器等を使用している客がいるのかな…
その可能性も否定はできないんですよね。。。
妙な出方をしていれば、
頼りになる主任さん(笑。コワモテ風)が即座にチェックしに
行ってくれるそうですけど…。

ただ、オール1で赤字になること、たまにあるようです。
とはいっても、1~5万単位らしいんですけど…。
お店としては、どうしても抜いておきたいな、っていうときに
オール1にするので、こういったことがあると落ち込むそうです。

今回はなんでも、番長の天国モードが終わらなかったそうで…
80%ループに突入してしまった上に、1G連が…
旦那はガックリしていました(笑)。


投稿: ちゅう太to白壁さん | 2006年12月31日 (日) 06時47分

むし3さん、ご無沙汰しております。お元気ですか?
一時期、お仕事がお忙しそうで…新人さんにお仕事を教える話を、自分の思い出を振り返りつつ読んでいました。私も随分、上司や先輩の手を焼かせてしまった経験があるので…。

>>今年はいいめっけもん…
そんな、こちらこそ…
前にもお話しましたけれど、私、むし3さんの文章好きですよ。流暢な言葉の流れや、誠実な言葉遣いや…。
こちらこそ、来年もよろしくお願いします。

よいお年を…。

投稿: ちゅう太toむし3さん | 2006年12月31日 (日) 06時54分

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