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2007年2月 6日 (火)

どうしようもない性格。

元気になってみると改めて、憂鬱になっていたのだなぁ、と実感する。ここのところ何日か、あるいは数週間か、ちょっとふさぎこんでいた。ふさぎこんでいるといっても、別に部屋の隅で体操座りをするような落ち込み方をしていたわけでもなく(…当たり前か)、ごく普通の日常を送りながら心の中でなんとなく、落ち込んでいた。

イヤなことがあるといつもこうだ。イヤなことというのは、以前書いたハテナな行動をとる親戚、頭の溶けてしまったモト上司からの電話、そして何よりも愛鳥の不調もろもろなのだけれど、なんだかここのところイヤなニュースが多かった感がある。旦那の仕事の話を聞いていても、「うーん、そりゃ困ったね」とアタマを抱えてしまうような話題が妙に多くて――5号機問題だとか店の売り上げだとか稼動だとかではなくて、人間関係の厄介なハナシなのだけれど――食卓はお互いにちょっと暗くなってしまう日が続いた。その上やっぱり愛鳥の具合が"ほんの少し"(獣医さん・談)といえど悪くなってしまったのだから――なんとなく目の前にあるもの全てが不安で落ち着かない、グラついたものに見えてしまった。愛鳥のことを除いては、これといって私や旦那に大きな被害・損害が降りかかる状況でも全く何でもないというのに。

いや、なんてことはないのだ。本当に。単純に私が小心者で、イヤなこと・面倒なことに対する免疫力があんまり育ってなくて、怖がりなだけなのだ。愛鳥の具合だって、獣医さんは「別に、死んじゃうようなことは絶対にないですよ。今はちょうど羽根が抜け替わる時期だから、どんな小鳥でも多少は体調を崩しますよ」と苦笑しつつも、優しく説明してくれた。信頼できる方なので、この不調は一時的なものなのだ、とそれこそ信じてもいいというのに、不安でたまらなくなってしまう。先立って亡くなった愛鳥の記憶がどうしても拭えない、というのが一つの理由でもあるし、もっともらしく聞こえるかもしれないけれど――やっぱり私自身の性格もあるのだろう。神経質で悲観的、そして臆病なのだ。

一体いつからこんな性格になってしまったのか、全くよくわからないけれど、なんのかんのと言いながらこの性格で今まで来てしまった。もちろん何度か「もうちょっと気楽に考えてみよう」とかナンとか言って、いわゆるポジティブシンキングってやつにトライしたことはあったのだけれど、どうにも自然な流れではいかない。大学一年だか二年の頃に、『小さいことにくよくよするな!』なんて真っ赤なハードカバー本がやたら売れていたのを見て、「その通りなんだよなぁ」と心の中で深く頷いていた。手に取ってみたことは一度もないけれど。

もちろん何事にも――身の回りのありとあらゆる物事に――対して神経質だったり臆病だったり、マイナス思考だったりするわけでもない。上手く例が思い浮かばないけれど、友人や旦那とたわいもない会話をしているとき、「どうしてそう楽観的でいられるの?」とツッこまれたことは何度もある。神経質だとはいっても、例えばバスタオルの置き場所だとか靴下を脱ぐ場所だとかに特別拘ってもいない。雨の日に髪が広がるのは気になるけれど、これは神経質とは違う気がする。

まぁ、……こうして振り返ってみると、自分がアレコレと気を揉んだり神経を尖らせたり、「大丈夫かな」と不安になったりする対象は殆ど、適当なパーセンテージを挙げてみるととりあえず九割以上は「人間関係」ひいては「生き物がらみ」なのだな、と思う。まぁ世の中に存在するものは"道具"を除いて全て生き物なのだから、それも当然でもっともで今更驚くことでも何でもないのだけれど。

人間だろうと愛鳥だろうと愛犬だろうとナンだろうと、生き物である限り私とは異なる体力や思考を持っているわけで、つまるところ私なら治る病気が旦那や愛鳥では無理かもしれないし、私がヨカレと思ってしたことが相手にとってはいらぬお世話だったりもするわけで、言ってみれば私なら『大丈夫』なコトが他の生き物にとっては『ダメ』『ムリ』『ありえねー』ことだったりするわけだ。

そんなわけで、周囲の大切な人が病気になれば心配になってしまうし、私よりも明らかに体力の劣る小さな愛鳥や、だんだんお爺ちゃんらしい風貌になってきた両親などが具合が悪いとなれば、なおさらなのだ。一体どうなっちゃうのかな、と不安になるところから始まり、心の中ではどんどん悪い展開が広がって頭を振ったり抱えたりなんて(このとき非常に豊かで不毛な想像力がフルに働いているわけで)、漫画によくあるベタなヒトコマを本当に再現してしまったりする。

体調以外の精神的な問題、例えば相手がどう感じるか、失礼でないか、傷つけていないか――などなど、初対面の方に対して内心エラく人見知りであることは以前書いた通りで、それはやっぱり人それぞれ様々な思考を持っているからなわけで、当然自分とは異なる可能性だってあるわけだ。コチラにとってはどうでもいいことが、相手にとってはそうでないケースなんて決して珍しくないわけで、こと趣味嗜好を知らない方と対峙すると全身の毛穴から汗が噴出すんじゃないか、っていうくらい、心の中ではドキドキしてしまう。

そんな私が人間関係のゴタゴタを目の当たりにしたり話を聞いたりすると――それはそれは動揺してしまうのだ。前述したように、また皆さんご存知の通り、人それぞれ異なる感性や思考を持っているのだから、ゴタつきが起るのもごくごく自然な人間の営みであって、決して起きてはいけない悲しい出来事でも何でもないというのに、どうにも動揺して最終的に疲れて憂鬱になってしまう。意思疎通が上手くいかないというのは、ひどく切ないモノだなぁ、となんだか寂しい気持ちになるのだ。

例えば前回書いた、ハテナな親戚にしてもダメな元上司にしても、最初は憤りやイライラを抱えるのだけれど、最終的には「上手くいかないものだな」なんてセンチになってしまう。元上司に対して「警察に通報するぞ、テメー」なんつっといてセンチはねーだろ、と首を傾げる方もいるかもしれないし、それは正しいと思うのだけれど、やっぱりあんなコト言われたら喜怒哀楽の「怒」が発動してしまうわけで――あぁ、私もマダマダだな、なんて後になって肩を落としてしまうのだ。ハテナな親戚にしたって、私がもうちょっと上手な誘導ができれば、葬式よりも受験勉強を優先させるなんて情操教育に悪いマネをストップできた可能性だってあるわけで――それでもしかし、他人様の子育てにまで言及するべきなのか、しかも私は子供がいないというのに、云々。

さて、モヤモヤしてきた。こんなわけで、しばらくブログの更新もコメントのお返事もサボっていたわけで、もしいつも読んで下さっている方がまだいらっしゃるなら、どうかお許しください。テンションの下がったときに、文章だとかお返事だとか書いてアップするのも、それこそ読んで下さっている方に失礼かもしれないし、私自身がどうにも楽しくないので――言い訳なのだけれど。

まぁ、要は私自身が未熟なのだなぁと――こういうことがある度に、反省する。生活していれば対人関係のイヤな出来事、あるいは心配事なんてたくさんあるわけで、誰もがその辺上手く処理しながらきちんとしているのだ。ふさぎこむなんて、ねぇ――トホホだ。主婦という立場にあるから余計に悪いのかもしれない。日々マトモな会話をする相手は旦那や愛鳥(しゃべれないけど)ぐらいしかいないわけで、基本的に初対面の方に出会うキッカケもなければ、ウマの合いそうにない方と話す機会もない。免疫がないのだ。なので、ちょっと面倒なことがあるとドンヨリしてしまうのかな、とアレコレ考えてみたりするけれど、今働くわけにもいかないし、そもそもの自分の性格が原因であるわけで―――さぁ、いよいよどんづまってきたところで、それでは皆様ごきげんよう。これからもよろしくお願いします。

コメントのお返事はもうちょっとテンションが上がってから書きます。明日の朝か、昼か、夜ぐらいに――ってなんじゃそりゃ。

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コメント

おひさしぶりです、じゅぁきです!

人間関係での悩みはつきないですよね~(笑)。
私もちょっと異常な親戚(伯母)がいるんですよ^^;;。
問題は、その伯母の旦那さんが今のかみさんと引き合わせてくれた点。
だからむげにする必要はないけど、づかづかと土足で上がってくるからこちらもついつい追い返す。

で、これまた母親の兄弟はこの伯母を除けばみんないい人で、しかも今交流がまともにあるのは母親が伯母を相手にしてるから。
なのでうちの実家によく来てました。
しかし、とうとう母親を怒らせたらしく、今年はきてないようですが・・・。

ただ、自分の事なら自分で解決しますからいいのですが、こと自分以外の人間関係は悩むし落ち込みますよね?。

>誰もがその辺上手く処理しながらきちんとしているのだ。
これはそんなことないですよ。
真正面からとらえないようにしてる人がほとんどじゃないですか?
もしくは、ひとりの時にしかとらえないように努力してるか。

人は強くも弱くもあるし、悩みがない人はいませんし、不安を感じるから考えて解消しようとして成長するんだと思います。
といっても私もまだまだ未熟で、短気なところもあり反省しながら落ち込みますけど^^;;。

落ち込む事は次の成長に必要なSTEPだと思います。
振り返ってみて、次に生かせればそれでいいんです。
ちゅう太さんのを読んで思ったのは、決して逃げてないんだなぁと思いますよ(笑)。

立ち直ったらまたブログでも書いて見て下さい^^/。

投稿: じゅぁき | 2007年2月 7日 (水) 10時06分

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