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2007年3月 6日 (火)

今更だけれどGTOの話

おそらく来週あたりだろうか、もうすぐパチスロ「GTO」がいよいよ発売される。バーチャルリールなので小役取りこぼしはナシ、つまるところこれといって小難しい技術介入性は全くナシ、それでいて高設定の初当たり確率も機械割もまぁまぁ…なんてわけで、それなりにホール側のウケはいい。まぁ、どちらかと言えば、あの展示会で発表された数機種のうち――魁!男塾や名探偵ホームズ、Dynamite!!など――の中で、どれを導入するか消去法で考えてみるとGTOと男塾が残る、といった消極的な見地でウケがいい。

もちろんだからといって、つまらない不出来なマシンでは決してないし、RTも技術介入もないシンプルなゲーム性はやっぱり判りやすくて単純でいい、という方もおられるだろうし――それに、スロットそのものに対して消極的な言い方になってしまうのだけれど、それでも敢えて言ってみると、5号機なのだから仕方がない。例えば出玉性能もゲーム性も演出も出目も、全ての出来がよろしくって大多数のユーザーに受け入れられる……なんてマシンはそうそう出現するものでもないし、その上で5号機規制はやっぱり厳しいものだから、どうしたって「何かが欠けた」仕様になってしまうだろう。

それにあれこれ新機種情報をチェックして省みたのだけれど、よくよく考えてみればここ最近、ムダな機種は滅多に発表されていない感がある。単純にタイアップの版権のみに力を注いだものだとか(個人的にDynamite!はコレに属すると思うのだけれど)、パチンコの時短のようにRTがただのオマケのようになっている機種だとか、あまり目につかない。どの機種も初当たり確率を甘くしてみたり、あるいはRTに連チャン性を持たせてみたりとそれなりの工夫が見られる。果たしてユーザーにどれほど受け入れられるか結果が分からない、ないしは微妙だとしても、明らかに以前よりはユーザーのウケが考慮されたマシンが輩出されているような気がする。これって、とっても良いことなんじゃないだろうか。

とはいえ、私自身はかれこれ一ヶ月ほどパチンコ屋へ足を運んでいないのだけれど――まぁそれでもどんな機種が発表されるのかやっぱり気になるし、スロット・GTOが発売されるということで原作を読んでしまうぐらいだ。

……って、こりゃちょっと話の進め方が強引だし、漫画・GTOを読んだのも二週間以上も前のことでとりわけフレッシュな話題ではないのだけれども、つらつらと感じたところを書いておきたいなぁと、まぁそんなわけだ。

当時の少年マガジンを盛り上げた、言わずと知れた人気漫画ということであらすじの説明はいらないだろう。元暴走族の鬼塚さんが教師になって、担任クラスの問題児たちとすったもんだするお話である。

確かに漫画として画が上手であるとか、コマ割が絶妙であるとか、そういったテクニックは大変甚だ微妙で、例えば女生徒の顔の書き分けであるとか、とある1コマに注目させようとしてやたらめったら「!?」という"記号"に頼る描き方であるとか――本来、漫画は画そのものが記号の筈であるというのに――そういった部分で苛立たないわけではない。それでも、先生も生徒もどのキャラもきちんと存在感があって、普通であれば必ず一人は嫌いなキャラが出てくるところなのだけれど、なんだか誰もニクめないし、一つの話題が終結に向うと共に、もう一つの話題で読者をソソるストーリー展開は週刊誌漫画としてよく出来ていると思う。それに鬼塚くんがクサいセリフを吐いても、必要以上に鬱陶しくないあたりは、周囲に散りばめられたギャグや笑い話がきちんと効いているからだろう。

ブックオフで全巻まとめて購入後、スラスラ一気に読んでしまった。やっぱり面白かった。

個人的に感情移入してしまったのは、ストーリーではかなり後半に登場する、常盤さんという女生徒だった。前の学校でお付き合いをしていた男子生徒に騙され、集団レイプにあったために男性が信じられず、それがエスカレートして周囲のオトナ達までをも嫌うようになった……という設定の女の子である。彼女が冬月先生という女性教師に、あるイジメを行いながら言うのだ。

「先生って、文字通り先に生まれただけじゃん」

まぁちょいとウロ覚えなのだけれど――フツーの家庭に育ってフツーに学校行ってフツーに大学を出た人に、一体何を教わるっていうの? 先生っていったって、先に生まれただけでしょ、あんたに教わることなんてナニもないよ――といった内容をぶつけるのだ。

私も似たような思いを抱きながら、学校に通っていた。だからといって教師に対して反抗的になった経験は一度もないけれど、それにしたって今にして思えばやっぱりガキだったなぁ、と恥ずかしくもなる。それでもあの頃本当に私は、教師――正確に言うと出会った教師が信用できなくって、仕方なかった。ストレートで大学に入学、卒業後すぐに赴任して…なんて、「学校」っていう枠組でしか自分を試したことのないような人に、社会とは何ぞやとかいった、説教染みたことを教室で話して欲しくなかった。受験に対応した勉強さえしっかり教えてくれればいいし、そういった環境は申し分なかったのだけれど、かといって、偏差値の低い大学出身の教師に受験のノウハウであるとか、あるいはイイ大学目指して頑張ろうとか、言われたくなかった。それでいて私はマセガキだったので、異性にモテなさそうな、異性とぶつかりあったこともないような教師は嫌いだった。異性との様々な経験って、ごく普通の親子、友人関係では味わえない、またそれらとは別種の人間臭さであるとかドロ臭さを体感する大切なものだと思うし、それを知らない人なんて不完全なんじゃないかと思っていたし――今でもこの点に関しては、以前ほどではないにせよ、心のどこかで拘っているところはある。オトコでもオンナでも、さすがに三十までにはマトモで本気の恋愛してみなさいよ、なんてね。

社会人として会社で働くようになってから、このガキ臭さはある程度(本当はきちんと、と言いたいところなのだけれど)矯正されたけれど、この部分を読んだ際になんだかあの頃の気持ちがちょっとリアルに蘇って、ひどく懐かしくなった。まぁ懐かしむべき思い出とは言い難いのだけれど、思春期時代の気持ちって普段はめっきり忘れているものだし、思い出すこともないので、良いきっかけだったな、と思っている。思い出したって今子供がいるわけではないので、すぐに役立つなんてことはないのだけれど、いつかいい意味で活かすことができたら理想的だ。

ちなみにおそらく、私が教師に対してあのような気持ちを抱いたのは、今にして思うと極度のファザコンであったせいだろう。甘やかされていたわけではない、と自負したいが、とりあえず私は父にべったりで育った。父が読んだ本を手に取り、父の好きな分野を学ぼうと懸命だったし、大学は父と同じところを第一志望にして進んだ。さすがに中学生や高校生になっても父が一番で他に好きな男子も出来ない、なんてことはなかったけれど、何かを選択するにつけて「お父さんとどういう話をしようかな」「お父さんだったら何て返事するかな」……なんて、父と楽しく会話をすることが目的でもあったし、それが心底の願いだったのだ。父はいつも私の視点がガラリと変わる新しいエッセンスを提供してくれたし、時折厳しいことを言われて泣いたりもしたけれど、大好きだった。

父以外の師なんていらない、そんな気持ちが根強いことに気づいたのは、なんと社会人になってからで――上司と父を比べている自分に気づいたのだ。「父であれば他人にこんな物言いはしないだろう」とか、「父だったらもっと神経質に取り掛かるのに」とか、もう全く笑ってしまうでしょう皆様。つまるところ二十三歳になるまで、私は極度のファザコンで、どっぷり父のお皿の中にハマっていたわけで――あぁ恥ずかしい。

まぁそんな私であったから、思春期に出会ったオトナである教師を無意識のうちに父と比べて――「一体アンタたちナンなのさ」ってな気持ちになってしまうのは、当然な流れであると同時に、そのナンだ、やっぱり子供だったのだなぁと社会人になってしみじみしたわけである。やっぱり社会に足を踏み入れないと見えないモノってのが絶対にあるものだな、と恥ずかしくなってしまう。

それでもまぁ、相変わらずファザコンはファザコンで、今でもメールのやり取りは頻繁にするし、数ヶ月に一度は帰省して一緒にお酒を飲むしであるのだけれど――あぁ、本当に照れくさくなってきたので、この辺で。おかしいな、暴露バトンは終わったはずなのだけれど、一体ナニを書いちゃってるんだろうというところで、ごきげんよう皆様。

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コメント

>さすがに三十までにはマトモで本気の恋愛してみなさいよ、なんてね。
あぁぁぁ、/_・)/D・・・・・------ →;゚o゚)ザク!
う~ん、実は心ではそう思ってもできない日々だったなぁ^^;;。
いろいろ人の恋愛に巻き込まれて、本人達よりボロボロになっていたせいもあるけど^^;;。

結果論でよしとしてください^^/。

>父以外の師なんていらない、そんな気持ちが根強いことに気づいたのは、なんと社会人になってからで
いや、自分も一部父親をバカにしてまして、社会人になってやっと知った事ありました。
それからはやっぱり父親というのは凄いんだと。

先生は比較的年をいった方が担任では多く、しかも人間力のある先生ばっかりだったので今にして思えば本当に幸せでした。
だから、授業毎の先生にはたしかにバカにしてる人もいましたが、特に嫌いな先生っていなかったなぁ・・・。

>やっぱり社会に足を踏み入れないと見えないモノってのが絶対にあるものだな
社会に出て見えるもの、結婚してみえるもの、子供ができて見えるもの、こういった事は経験しないとわからないです。
特に子供に関しては想像を軽く超えてくれます(笑)。
想像なんて欠片しかあたりません。

うちの両親は常々
「人は結婚して、子供を産んで育て、社会人にして一人前」
と言ってました。
結婚とは社会的な共同生活を行い、乗り越える強さを示していたようです。
子供に関しては産める人はとなりますが、やっぱり育児は聞いただけではとても想像できない事が待ち構えています。

そして、その子を社会に送り出してこそ一人前。
今はその言葉の意味ではなく、重さを感じてます(笑)。

投稿: じゅぁき | 2007年3月 8日 (木) 18時36分

ど、どもです、じゅぁきさん! うええええん、グサっとこないでください、グサっと!
「30までに」なんてのは、あくまでも単純な目安で、正確に言えば「死ぬまでに」っていうのが一番近い気持ちかもしれません。それに必ず相思相愛じゃなきゃ恋愛じゃない、なんてこと思いませんし…。そりゃ、実際に付き合って見なきゃ、異性に触れてみなきゃ見えてこないものってたくさんありますけど、キッツイ(笑…なんか私、オバさんみたいですね…)片思いしなきゃ分からないことだってたくさんありますし…。

>>結果論でよしとしてください^^/。
そりゃよしですよ!! ナニ仰ってるんですか!! マジ冷や汗ですよ!!
ガキだったあの頃だって、どんなに冴えない(?っていうかその、異性に縁のなさそうな先生…)であっても、結婚さえしていればOKでしたよ!! OKってナンじゃそりゃ偉そうに、っていうツッコミは飲み込んでくださいね。。。

>>それからはやっぱり父親というのは凄いんだと。
私は…ブログにも書いたように、むしろ父にどっぷりだったので、何と申し上げたらよいのかわからないのですが…。
本当に社会に出てみなきゃわからないことって、あるんだなぁと思いました。実際に自分でカネを稼いでみないと。
学生の頃だってバイトしてましたけど、バイトとはまた違いますしね…。

ウチの父なんかは、むしろ私が父にベッタリな性格だったので、「こんなんで大丈夫なのか」と心配していたそうです。でも社会人になって、父側から「心配している」と伝えちゃうと、私が甘えちゃうからと…その頃はわりと突き放されてました(笑)。寂しかったですよー。今にして思えば、いい経験なんですけど(笑)。

>>結婚とは社会的な共同生活を行い、乗り越える強さを示していたようです…
そうそう、乗り越える強さって、大切ですし、いいですよね。しみじみ…。よく「幸せになるために結婚する」とか言いますけど、あれって、正確に言えば「幸せになりたいから、一緒に苦労するために結婚する」ってことなんじゃないかなー、と思います。
まぁドコの家にも色々ありますけど、私は自分の両親やその実家のグチャグチャした部分をそれなりに見てきたので、「絶対にこの"グチャグチャ"から逃げないヒトじゃないと、結婚なんかしないっ!」なんて思ってました。一応旦那はその辺、大丈夫…だと思います、たぶん(爆)。
……なんて言ってますが、今思うと結婚前の方がグチャグチャしていたような…(汗)…、ま、まぁ、平和が一番ということで。

そうそう、それに、以前も似たようなこと書きましたけど、やっぱり子供がいる方は問答無用で「すごい」と思うし、年齢に関わらず自分よりも先輩だと思っています。特に女性の方は。
なんつって、私自身にまだ子供がいないのに分かったようなクチきくのもイヤなんですけど…うーん、上手く言えないなぁ。
やっぱり自分がこうして育ってきた時間を振り返ると、子供を育てるのって、絶対に楽しいだけじゃないと思うし、キツイし、だから親には感謝しているわけで…。
その「親」となる道を歩くようになった方々っていうのは、やっぱり自分より先輩だと思うし、別に私にナニができるってわけじゃありませんが、応援されるべき(応援したい)方々だなぁ、と…。

遅くても30までには産みたいなぁなんて願ってます。
まだムリかもしれないけど…(あんまり、その、お腹の具合がよろしくないので。)。。
まだいいや、とも思っちゃったり。
まだいいや(笑)。

とりとめのないところで、で、ではまた♪


投稿: ちゅう太toじゅぁきさん | 2007年3月 9日 (金) 21時49分

なんか酔ったイキオイで書いた文みたいですね。
コメは出来ませんが、読んでて面白かったです。
ところで、ちゅう太さんが気になってた「熊酒場」
四月中頃に出るようですね。
中身はというと、完全告知。
なんかがっかりですよ。熊おかみがいろいろ演出してくれると思ってたのにねぇ。

投稿: kaki | 2007年3月10日 (土) 22時06分

こんばんは、kakiさん♪
なんだかホント、恥ずかしくなりましたよ(笑)。だってもう、ネット上で「私はファザコンです!」ってカミングアウトしてるわけでして…(汗)。
実際コレを書いたとき、晩酌しておりましたので、お酒は危険だなぁなんて思いました。考えてみれば、プライベートなことって滅多に書かなかったとも思うので…。
でも「読んでて楽しかった」って仰ってくださって嬉しいです。ほっ(安心)。

そうそう、熊酒場って完全告知機なんですよ…ってあれ、これを紹介したとき書きませんでしたっけ?(大汗)
私ってば熊に夢中で、全くゲーム性に触れていなかったのですね。申し訳ないです。取り越し苦労といいますか、必要以上の期待を持たせてしまいましたね。

ただ私も、熊女将が色々演出してくれる方がいいなぁ、なんて今でも思います。せっかくいいキャラしてるのに…なんか、勿体無いですよね。

投稿: ちゅう太to kakiさん | 2007年3月10日 (土) 23時47分

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