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2008年11月12日 (水)

花の慶次2の妄想

そういえば先月末、ニューギンの出世機種である「CR花の慶次」の新ヴァージョンが、とうとう検定を通過せず年内発表は不可能とのニュースがあった。心待ちにしていたファンはむろん、当然コレはホールにとっても残念な話で、旦那も肩を落としている。ただ人気機種が先延ばしになっただけでも痛いのだけれど、特に今回に限っては年末年始商戦が絡んでいるわけで、北斗と共に"原哲夫祭り"と言うべきか…冬はこのバトルスペック二機種で客寄せしようと目論んでいたホールは決して少なくないだろう(京楽のキン肉マンも発売されていたら、懐かしジャンプ祭りとも言えるのだが…出版社としては評判悪いけれど素晴らしきかな集英社)。

どうしてどうして、バトルスペックは意外と顧客に受け入れられている。確かに連チャン率は高く一撃の出玉に期待が持てるけれど、初当たり確率は厳しく、ようやく当たったかと思いきや単発…しかも一般的な15R相当の出玉も獲得できずに終了するケースだって稀でもないだろう。それに言うほどハイリターンでもない気がするのだけれど、まぁそれでもミドルスペックよりも夢は見られる仕様になっているから、やはり期待感が他機種よりも高まるのだろうか。

えげつない話になるけれど、バトルスペックはつくづくホールにとって有難いのだ。重い初当たりのお陰で売り上げが伸びるし、例えば九月に発売された「ぱちんこ北斗の拳」、通常二ヶ月近くかけて機械代を回収するところを僅か数週間から一ヶ月で回収したホールが多数、との…あくまでも噂だけれども、強ちウソではないだろう。事実旦那も北斗の回収スピードには驚嘆していて、特に導入当初はボーダーよりもさらに数回転上乗せして釘調整を現場に頼んだぐらいだ。客が飛んでしまうことを危惧しての調整だったようだけれど、幸い「北斗」というネームバリューのお陰で現在も絶好調稼動中ではある。

初代「CR花の慶次」も同様の回収スピードだった。特にその頃はスロットの売り上げが落ちて日々眉間に皺寄せていた旦那が、「いやー、慶次すげえ、すげえよ」と薬物中毒者のような表情で歓喜したものだからよく覚えている(アホですね)。確変突入率80%と発売当初は”最強”を謳い、さらに原哲夫の人気漫画とタイアップときたらヒットしない筈も無いのだけれど、旦那もこの売り上げは予想外だったらしく…いやらしい話で恐縮だけれどホクホクしていた。

そんなわけでボーナス時期でもある師走、慶次の次機種が発売されることに多くのホールが期待していただろうし、実際ニューギンはそれをダシにコブラだの小林幸子だの、どう見ても…あ、申し訳ない、とにかく微妙な機種を売り出していた。年末に慶次を優先的に導入するために、これらの機種を買ったホールは少なくない筈だ。それほど原哲夫漫画タイアップのバトルスペックには価値があったわけで、今回の件はひたすら残念無念、そしてニューギンの営業マンは負の意味で忙しくなってしまった。

何故に検定落ちしてしまったか、…当然、既に保通協はバトルスペックに目をつけていたわけで、所謂「射幸心を煽る」、コレである。それはそれは厳しく検定とやらを行ったのだろうし、実際来年夏まででこのタイプは発売停止となる可能性が高いとの噂がある。

それからニューギンは嫌われるメーカーであろうと、申し訳ないけれど私は思う。過去は名機を排出してきたのだろうけれど、ここ十年近くヒットに恵まれず、仮に三洋の許可を取っているとはいえ海物語の模倣でもって機種を売り上げていたイメージが強い。むろん慶次のゲーム性については彼らの大手柄であると言っても良いだろうけれど、原哲夫の作品を先にタイアップしたのは言わずもがな、サミーである。言い換えれば彼の作品やキャラクターがホールで受け入れられており、人気があることを証明したのはサミーで、そしてそれはサミーの開発努力によるところも大きい。人気漫画とタイアップしたからといって、パチンコだろうがスロットだろうがヒットしない。事実八年近く前、サミーは一度北斗をパチンコ化しているけれど、一体どれほどの顧客がついただろう。北斗がホールで受け入れられたのは、間違いなく4.5号機北斗の秀逸な仕上がりによるものだ。

むろん慶次は全く別の作品であるのだから、他メーカーが版権を手中にするのは決して間違ってはいないし、ましてや悪事でも何でもない。しかし4.5号機北斗のヒットなくして、果たして慶次の版権をニューギンは手に入れようとしたのだろうかと…邪推してしまう。

確かに慶次のスペックは見事だった。個人的には差ほど原作を大切にした作りであるとの印象は無いけれど、画像も音楽も格好の良い仕上がりであると思う。そして当然、彼らの開発努力があったからこそヒットしたことだって間違いは無い(先に述べた通り、人気作品とのタイアップというだけで顧客に受け入れられない)。しかし、メーカーに対する二番煎じのイメージはまだ払拭できない。というよりも、「一流だ」とまだ自負してはいけない気がする。


…妄想が過ぎた。慶次の新ヴァージョンが検定を落ちたところで、どこかが得をするというわけでもない。得をするのは検定料をその都度頂戴している保通協ぐらいなものだ。今回の延期はホールもファンもがっかりなわけで、「来年二月に発売される」との噂があるけれど、待ち望んでいる方がいる限り発売されることを祈って。

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コメント

コブラは特にですが小林幸子は北斗と同レベルが以下の面白いという意見が多いですよ。既に北斗は飽きられてきてる現状をご存知でしょうか?たぶん、毎日のようにパチンコやっていなければ分からないと思いますが。
ホール側が良い台を潰して新台、新台と走って自滅してる現状ですよね(-.-)
オーナーさんという事でしたので、パチンコ屋も潰れて来てますので、バカな奴を店長にしない等、気をつけて頑張ってください。

投稿: まさや | 2008年11月14日 (金) 14時36分

まさやさん、コメントありがとうございます。
北斗については、飽きられているというお話も耳にしますよ。確かに、以前のように旦那と打ちに行くことも減ってしまって(もともとスロット好きだったので、5号機になってから打たなくなってしまったんです)、直に稼動状況を見ることも殆ど無くなってしまったのですが…。
ただ10月ぐらいに、以前打ちに行っていたお店に様子を見に行ったところ、北斗の釘が余りに酷すぎて開いた口が塞がらなかった記憶もあります。まぁ旦那の店じゃないしいいや、と思ってスルーしました(アタリマエですけど)。

>>バカな奴を店長にしない等、…
ご心配どうもありがとうございます(涙)。店長さん達に関しては大丈夫だと思います…多分、旦那の方が迷惑をかけているんじゃないかと。。。
ちまちまと更新していくので、これからもよろしくお願いしますね。

投稿: ちゅう太toまさやさん | 2008年11月16日 (日) 08時18分

慶次2の情報を探して、ここに辿り着きました。
お店からするとホクホクな台ですか。
打ち手からすると、なんとも微妙ですが(^^;)
早く出てほしいですね。楽しみです。
とはいえ、あの手のスペックは怖い。けど、楽しい。
近所のお店は、人気がピークの頃よく出してました。
でも最近は慶次も最高で、40回くらい。
別の店行くと、70回くらい当ってるんですけど・・・
力入れてるところと、そうでないところの差が激しいような。
できるだけ長く使ってほしいものです。
昔に比べて、寿命が短い気がしますので。
あと、初当たりがきついので、釘を優しくお願いします。

投稿: にし | 2008年11月25日 (火) 00時43分

始めまして、にしさん、コメントありがとうございます。

う、そうなのです、バトルスペックはお店からするとホクホクなのですよ…(ここに来ても言うのか!という感じですが)…っていうか、その、「バトルスペック=お店バンザイ」な図式はお客さんの中に、とっくに浸透していると思っておりました…。

とはいえ、勿論、予想外に出ちゃったりすることだって多々あります。厳密に言うと、「確率きつい→機械代が早く回収できる→店も早いうちから顧客還元のイベントを組みやすい→お客さん来てくれる→売り上げ伸びる&いっぱい出されても機械代回収が済んでいるので焦らない→イベント組みやすい、お客さん来てくれる(…続く)」…のでお店にとって嬉しい機種、というところでしょうか。。。

ホールにとって嬉しい機種というのは、えげつない部分としては「抜ける(売り上げ伸びる)」、欠かせない部分としては「お客さんが出してくれる(人気がある・面白い)」です。
慶次や北斗は差玉4万発、5万発は当たり前の台ですものね。お客さん全員ではないけれど、ツイてる方が連チャンしてくれるわけですし。
ただ、そこが魅力であり、怖いのですけど…(ハマるので。。)。

>>力入れてるところと、そうでないところの差が激しいような。
そうですね、お店によっては慶次をブッコ抜き専用台にしちゃってるところもあるだろうな、と思います。実際、私がこないだフラフラと近所の店に打ちに行ったときの釘の酷さときたら、もう…。

どうせほっといても客が付くからとか、慶次2が出るからそれまで抜いちゃえとか、そんな理由で初代慶次を渋い釘調整にするところもあるでしょうね…。

>>できるだけ長く使ってほしいものです。
大丈夫だと思いますよ! 慶次2の発売で、初代慶次をハズしてしまうお店もあるでしょうけど、使い続けるお店だってあると思います。というのも、ブログに書いたようにバトルスペックに規制が入るからです。
なので慶次2も末永く主力機種として使い続けると思いますよー♪
ボタン壊れても修理に出して、大切に大切に…(笑)。

私も一応、打ちに行ったりするので少しはお客さんの気持ちが分かるつもりでいますが、確かに「入替ばかりにカネを使うのならもうちょっとアツいイベント組んでくれ」等と思ったりします。
好きな台が撤去などされてしまうと、とても悲しかったりします…(賛否両論あるでしょうが、アクエリオンはまだ設置しておいて欲しかった…。。)。

ちなみに個人的にバトルスペックはちょっと怖いけど、打ってしまいます。本当はCRエヴァのようなミドルスペックが好きなので、基本エヴァに座っているのですが、たまに北斗や慶次に向かってしまって…
泣きをみることがしばしば、です…。
ウン万発なんて、バトルスペックでそんな美味しい思い、まだ味わっていませんね…。

いつも隣の方の台で「大儀であった!」なんつってますね…。

……。

これからもよろしくお願いします(涙)。

投稿: ちゅう太toにしさん | 2008年11月25日 (火) 02時11分

ありがとうございました。
僕も、慶次で大勝するまでは、エヴァばかり打ってました。
あのスペック、規制が入ってしまうんですか・・・
普段バトルスペックは怖かったので、打たなかったのですが・・・
実は慶次は原作を読んで、余計に好きになったところがあります。
元々歴史小説好きだったのもありまして。
そういうファンも多いと思います。

長く使ってください。
連チャンするときは気持ちよく。
たまに、ミドルみたいな出方しかしない台もありますが。

また、新しい情報入手したら教えてください。
よろしくです。(^^)

投稿: にし | 2008年11月28日 (金) 18時38分

にしさん、お返事が遅れてしまって大変申し訳ありません…。忙しかったといえば忙しかったのですけど、お返事ぐらいは書けるかなと思って公開させて頂いてはいたのですけど、…ちょっとグッタリしておりました、あうあう…お許し下さい。。

私も慶次の漫画大好きです! 原哲夫さんといえばやっぱり北斗になりがちですが、あちらも相当良い作品ですよね。あんなにガタイがよくって清々しい男性陣を描けるなんて、さすが原哲夫さん。
隆慶一郎さんの原作は手に取ったことはないのですが、わりと原作通りなのでしょうか???

ちなみに私は池波正太郎さんの鬼兵シリーズは愛読していましたが(ドラマから入りました)、他の時代小説は、…読んでませんごめんなさい。歴史小説は、…吉川栄治さんの三国志と上杉謙信ぐらいでして…あまり詳しくないのです。。

>>たまに、ミドルみたいな出方しかしない台もありますが。
…そうですね(涙)。私も慶次のランクアップボーナスに幾度泣かされたことか…。ミドルどころか「デジハネかよ!」と突っ込みたくなったことも。。
一度初アタリをひいたら、一息つきたくなる機種なだけに、泣きますよね。

新しい情報としては、慶次2の発売が2月予定なのですけど、当然まだ検定が通っていないので具体的なところは何とも…ただ、次に検定通らなければ、完全にお蔵入りするそうです。。
ちなみにホールとしては、同じ2月にエヴァが発売されるので、どこも機械代であっぷあっぷな筈ですよ。。しかも2月は日数少ないですし。
打つなら3月以降がオススメです!

投稿: ちゅう太toにしさん | 2008年12月10日 (水) 11時41分

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