北斗SE・赤字達成
とうとう旦那の店で、北斗SEが赤字と呼べる赤字を叩き出した。「本当に赤字になりづらくて、お客がいつ飛ぶのか心配」と旦那がこぼしていていると以前書いた通り、設定5・6をシマの半分以上投入しようが、思い切って全台設定5・6で営業しようが、トータルでは全く赤字になることはなかった。もちろんそんな営業をしていたら赤字になる台はあるのだけれど、せいぜい一万、最高十万くらいで、シマ全体の計算をするとやはり北斗SEは立派な黒字シマだった。
しかしようやく、ようやく全体で赤字となった。例によって北斗SEは1/2で設定5・6営業だったのだが――その設定6の台がバトルボーナス合計220回を達成したのだ。またバトルボーナス180回越えが5~6台、これら以外でも総バトルボーナス回数が高めの台が多く、ずいぶんとお客が連チャンしてくれたようだ。
日々北斗イベントを続けている成果、そして金曜という週末の開放的な曜日も手伝ってか稼動もよく、「十分お客に還元できただろう」と旦那は話していた。ちなみにいくら赤字だったのか、それは皆様のご想像にお任せするが――残念ながら「還元」の意味を満たすほどの額でもない。北斗SEはどれだけ設定をいじろうと前述の通り、ひたすら黒字続きだったのだ。
しかし旦那もようやく「北斗SEは赤を出せる機種なのだな」と胸を撫で下ろしたようだ。妙な話だけれど、店としては黒字続きも困ってしまうのだ。パチンコパチスロ全台を合わせた黒字が続くのなら申し分ないが、ある特定の一機種のみの黒字続きは、客離れを呼ぶのではないかと不安になってしまう。所々で楽しんでもらわなければ――まるでエサを撒くようだが――また店に足を運んでくれるか、危惧せずにはいられない。特に前作よりも精度の劣る北斗SEが黒字続きとなっては参ってしまうのだ。
もちろん、大した営業努力などなくとも客がフラリと立ち寄ってくれるような、立地条件に恵まれているのならば話は別だが――あいにく、旦那が個人的に力を注いでいる店は激戦区だ。生半可な営業をするわけにはいかない。立地条件に恵まれた店など、パチンコパチスロを知らぬ人間でも簿記の知識と確固とした信念さえあれば、それなりに経営していけるだろう。そのような店はつまるところ――母である社長に任せておけばよいのだ。
話を元に戻そう。
SEの赤字が余りに嬉しかったのか、旦那はわざわざ電話をしてきたわけだけれど(本当に妙な話だ)、私たちの間で一つの結論が出た。それは北斗SEを赤字にする、つまりお客が勝つために必要なエッセンスとは何か、という結論である。
なるべく設定の高い、できれば設定5、いや設定6を打つこと。これは当然の条件だ。モード移行、特定役出現率の優遇された設定5・6を奪取することで、最速の初当たりを狙えるよう試みるのだ。試みるのだ、ってBB当選をひたすら祈りながら打つしかないのだが、低設定よりも高設定があらゆる面で優れているのは周知の通りだ。
そして高設定でもコイン持ちの悪さ、獲得枚数の少なさが影響して北斗SEはとにかく辛いスペックであることは皆さん納得されていることだろう。だからこそ、せめて高設定(設定5・6)を打つことによって、少しでも自分の状況を有利にし、間違っても低設定で爆死するなんてケースは軽減せねばならないのだ。
マトモなイベントや、高設定投入に期待できない店には絶対に足を踏み入れてはならない。北斗SEは稀に見る悪台で、お客が束になってかかっても店はそうそう赤字にならないのだ。こんな機種に、通常営業で設定6も使えない店は「5号機時代になったらナンマンダブ」である。
そして…。
そして、だ。
最強の必勝法だ。
連チャンさせること。1回の初当たりで最低10連くらい…
これに勝る方法はない。え、ナニソレただのヒキじゃん、って声が聞こえるのだが。
連チャンさせたら勝てるの当たり前だろうが、と厳しいツッコミが聞こえるのだが。
てか、どうやって連チャンさせるんだよ、とハテナな悩みも聞こえるのだが。
祈るしかない。
高設定でできるだけ初当たりを最速でモノにし、祈りの力によって連チャンしつづければきっと勝てるはずだ。
私は北斗SEファンの健闘を祈らせていただく。

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