秘宝伝の話

2006年9月20日 (水)

裏モノ秘宝伝に思うこと

まぁ、それでも、だ。

秘宝伝はツマラナイ機種だけれど、設定推測要素がふんだんに盛り込まれていることはステキだと思った。チャンス目確率や高確突入率、ボーナス中のハズレやスイカ確率など、通常時であろうとボーナス中であろうと、常に設定の高低を意識しながら遊技できる。朝イチにひいたボーナスでハズレが3~4回も成立したら台移動、なんて立ち回りも可能だろう。他機種に比べ低投資で設定推測ができることが、秘宝伝唯一の魅力ではないだろうか。無駄な投資を防ぎなるべく財布を痛めずに、高設定を狙うことができるのだ。

ホールとしては容易に設定看破されてしまうと困る部分もあるが、むしろ高設定投入をアピールできるチャンスだ。北斗SEなどは設定4~6の特定役出現率が同じであるため、たとえどれだけチェリーが落ちようと「…設定4?」とお客を不安にさせてしまう。けれども秘宝伝は設定の高低だけではなく、ボーナス中のハズレ確率や伝説ロング転落率などにより設定6であるという確信も持ちやすい。紛れもなく設定6を投入しています、と――風営法で禁止された方法など使用せずとも――伝えられる。

わざわざお客の設定推測を曖昧にさせてダラダラ打たせるよりも、ずっと実りがあるんじゃないかと思うが…なかなか難しいところだ。決して裏モノを利用するホールを擁護するわけでもないのだが、秘宝伝の扱いは非常に厄介なのだ。

理由はいくつかあるのだが簡潔にまとめると、
①高設定の不発パターンが少ない上、低設定が暴れるケースもある
②モード方式のため、初期投資が少なくてすむ場合もある
③設定推測要素が随所にあるため、まんべんなく稼動を保持しづらい
……の三つなのだが、つまるところ「割がとりづらい」のである。

秘宝伝に日々高設定を投入…などと謳っても、開店後数時間ほどで「BIG中にハズレが数回成立した台」や「チャンス目確率が芳しくない台」はアッサリ放置され空き台となり、残った高設定が稼動し続ける状況になってしまう。もちろんホールのヤル気溢れるイベント時でもあればそれで一向に構わないのであるが、通常はそうでもないのだ。高設定投入を謳い、稼動を上げて利益を出したいわけである。

そのためには――機械割通りの出玉率を描きやすい高設定だけではなく――しっかり、お客に低設定を遊技してもらう必要がある。だが一体誰が低設定を打ちたいと思うだろう。私だって願い下げだし、だからこそ秘宝伝の設定推測要素の多さは有難いのだ。

かといって通常営業時、オール1で営業し続けて理想的な稼動が保持できるかといえば、そんなことは決してない。たとえ中間設定メインで営業しようと厳しいゲーム性のため、お客はとかく高設定、ひいては設定6にこだわる傾向が強い。また低設定でも高設定と肩を並べるほどの出玉を引き出すためには相当高いハードルを越えねばならぬため、低設定とわかっても夢を見るようなお客も少ないだろう。

人気はあるのだが、安定した稼動と利益を保つのは難しい機種なのである。

特にこういった流れで悩むホールの傾向としては、秘宝伝の設置台数が少ない。
高設定投入をアピールした上で稼動も利益も上げるためには、このマシンは特に台数が必要なのである。20台以上導入されていれば、そのうち5~10台が高設定だろうとその分の赤字は残りの台数でカバーできる。何より「1/●で高設定投入」などと謳えば、あれだけ台数があるのだから掴めるのではないか、と期待するお客も増える。低設定のマグレ台や中間設定台がカモフラージュとなったり、台数が多いためにお客も全体を把握しづらいため、長時間遊技する可能性も高い。クレアパネルの増台がやたら目につくが、人気があるからというよりも、店が扱いやすく(割を取りやすく)するためになされているのだろうと…個人的には思っている。

だからといって台数が多い店なら裏モノではないだろうとか、台数が少ないからきっと裏モノだとか、結論づけられないしそんなこともないだろう。台数が多くても裏モノを利用するホールは現存するし、逆に少ないホールなどはそのような金銭的リスクを犯し難いとするかもしれない。日々高設定投入をまくしたて続けるホールもなんとなく怪しく見えるけれど、意外と良心的(いや、裏モノは使用しないのが普通なのだが)だったりもするし、ソレっぽいような台がゴロゴロしていたりもする。
そもそも、裏モノが一体どんな解析数値なのか、わからないのだ。

こうしてまた「じゃあどうしたらいいんだ」と対処法に悩んでしまうわけだが、最終的にはお客一人一人の好みによるのだと思う。もちろん本来ならば裏モノは摘発されるべきなのだが、そんな証拠を見つけられるほどホールも明るい営業をしているわけじゃない。怪しいと思ったら絶対に打たないか、裏モノにあった立ち回りを考慮するか――自衛か挑戦か、お客個人の意志によって決定されるものだろう。それに全国全ての秘宝伝が裏モノなわけでもない。現に私の旦那などは断っているし、友人の店長たちも同様だ。正規版秘宝伝の現存率も少なくないはずで、決して悲観的になる必要もないだろう。

ただやはり秘宝伝は今ひとつの仕様だったなぁと、残念に思う。着実に立ち回りたいお客のニーズに応えることはできたが、ホールの望みは叶えられなかった。その結果が今回のような、ホールのみが得をする裏モノの蔓延を招いたのだろう。裏モノの出現は人気機種の宿命とも言われるが、通常時からボーナス中まで正規版の解析数値と顕著に異なってしまうような、あからさまな裏モノが出回ると――やはりツメが甘かったね、と素人のブログで嘲笑されても仕方がない気がする。

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秘宝伝に思うこと

先日書いた「裏モノ・秘宝伝の詳細」に対して沢山のアクセスがあって我ながら驚いてしまったが、改めて秘宝伝は人気機種なのだな、と実感した。確かにp-worldによると、本機の全国設置率は番長・北斗SEに次ぐ全国第三位の位置にあり、その数値たるやなんと83.6パーセント。秘宝伝を設置していないホールは約二割しかないのだ。

過去の記事を読んで頂ければお判りだろうが、旦那の店もこの少数派に仲間入りする可能性があった。吉宗撤去後の後釜として発売された本機だが、試打してみたところ可もなく不可もなく、インパクトに欠ける台のように思われた。チャンス目成立からボーナス放出期待の高まる高確ゾーンへ移行し、連チャンもある…こういったゲーム性自体は悪くないのだけれど、当時はモード方式の新機種の発売が続いていたのでホールとしてはテーブル方式の新機種を求めていた。つまるところ時期的なニーズに応えられていなかった。それでいて奥ゆかしさのカケラもないリール制御、キャラ立ちもしていなければストーリー性もない演出……とてもじゃないが打ち手を魅了するようなエッセンスは見当たらなかった。

特に試打した当時は解析を知らなかったため、似たようなゲーム性のアラエボと同じ末路を辿るのではないかと危惧すらした。ひたすらレオンなる少年の後ろ姿を睨み続け、退屈な遊技に耐えられなくなるお客が目に浮かんだ。
けれどもゲーム性はアラエボと似たものでありながら、短所をしっかり削った作りになっていたのだ。アラエボは単チェリーの出現率が低い上に、谷垣氏が自民党総裁になる確率よりも低い高確移行率という辛すぎるゲーム性が、お客のマトモに立ち回るヤル気を削いでしまった。秘宝伝はアラエボの爆発力に劣るものの、チャンス目出現率は設定1でも1/78程度と1/100を切っている。ボーナス放出や連チャンの鍵を握る特定役の出現率をアップさせることにより、お客の親しみやすさを少しでも誘う仕様となっているのだ。

かといって私の秘宝伝に対する「つまらない機種」という印象は特別変わらない。吉宗や番長の出来が非常に完成されていたため、余計に見劣りしてしまうのだけれど、それにしたってキメが粗すぎる。吉宗や番長は打つ人間の好みによって多様な立ち回りが生まれたが、本機に限ってはそのようなことはないと思う。いつ何時も打ち手がちょっと夢を見られるような…ちょっとしたスパイスにもどこか欠けている。リール制御にも演出にも、秘宝伝ならではの独特の世界観、一貫性は見受けられない。

このような機種が全国第三位の設置率を誇る、この現状を悲しくも感じる。結局皆、打つ台がないのだ、と思う。どうしても秘宝伝じゃなきゃダメなんだといった、お客からしがみついてしまうような魅力は特別ないのだけれど、北斗SEは腐っているし、他に打つ台もないし…といった流れで稼動しているのだろう。もちろんファンもいるのだろうが、初代北斗や吉宗のファンよりもかなり少ないはずだ。より多くのスロットユーザーを虜にするような、受け皿のない機種なのだ。

誰からも愛されるような名機がそう簡単に制作できるわけもないし、秘宝伝はつまらないけれど、大都技研そのものをけなすような気持ちにもならない。ただ、設置率ランキングだの人気ランキングだのに目を通していると、漠然と「今はこのような機種しかないのだなぁ」と淋しくなってしまうのだ。

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2006年9月13日 (水)

裏モノ・秘宝伝の詳細

秘宝伝の裏モノが出回っているらしい。どうも先月頃から出回り始め、増殖傾向にあるとのことだ。以下、おもな特徴である。

●チャンス目出現率・高確突入率を変更できる
例えばチャンス目出現率を下げ、その代わりに高確突入率をアップさせるなど、ホールが操作できるらしい。

●ボーナス比率を変更できる
基本的にBR比は1:1なのだが、ややREGに偏らせたり、BIGに偏らせたり操作できるらしい。

●伝説モード突入・転落率を変更できる
ホールが自在に操作できるらしい。例えば、伝説モードに突入しやすく転落しやすい仕様にしたり、逆に伝説モードに突入しづらく転落しづらい仕様にもできる。
先に挙げたボーナス比率の操作と上手くマッチさせると、相当荒い出玉推移を描くこともあるだろう。

●BIG中の小役・ハズレ確率を変更できる
こちらもホールが自在に決定できるらしい。例えば低設定のハズレ確率を下げ、よもや高設定ではと誤解させる…など。

主な特徴としては上記の通りで、基本的にお客の設定推測を曖昧にさせる効果を狙ったもの。もちろんBR比や伝説モード転落率を操作することにより出玉推移をある程度操ることも可能だ。しかし、そのように直截的に赤字を出す・防ぐ効果よりも、お客により長時間粘らせるための機能が充実しているような感がある。もちろん、お客が粘ることによって赤字を出す・防ぐ効果が得られるので、最終的にはここに落ち着くわけだが。

秘宝伝はとにかく設定推測要素が多い。お陰で打ち手はより具体的に高低を推測できるわけだが――ホールにとっては悩みの種らしい。高設定投入イベントで、数台が噴き始めるとあっという間にお客がひいてしまうなど、全体的な稼動を上げるのが非常に難儀だ、と悩むホールもあるようだ。安定した人気はあるものの、安定した稼動を保つために苦心する機種なのである。

そのためにお客に少しでも期待させ、粘らせるような裏モノが好評なのだ。

かといって全てのホールが導入しているわけでも、ない。旦那なども「別にそんなものがなくても、十分稼動も割もとれているし」と業者の誘いを断った。だから詳細説明が「操作できるらしい」といった推測文となっているのだが――まぁ、業者の説明通りの内容なので、相違ないだろう。

果たして裏モノ秘宝伝を導入しているホールをどのように見分けるか難しいところだが――上記の特徴を参照し、あやしいと思ったら、まず疑ってみてもいいかもしれない。裏であろうと、正規版であろうと、お客にとって大切なのはまず勝敗だ。万が一、通うホールが裏モノを導入していようとそれに見合った立ち回りを考案してみるのも手だし、触わらぬのも手だ。

どうしても許せなければ、都遊連の健全化センターに相談してみるといいかもしれない。裏モノらしき機種の挙動、その導入ホールなど、なるべく具体的な内容を健全化センターのホームページから送信するのだ。もちろん匿名も可能となっている。ただ悲しいことに、裏モノであるという確固とした証拠を見つけることは困難で、推測だけで天下り人種が行動してくれるか心もとないところだし、何より彼らはマシンの知識に乏しい。不正遊技撤廃を謳う組織の現状は、残念ながらこんなものだ。

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2006年6月12日 (月)

秘宝伝の入替

もう何日も前に、「秘宝伝を入れないことにした」と書いたのだが、その後様々な理由により、導入することになった。もちろん旦那も私も、秘宝伝は失敗作との見方は変わりないし、安定した稼動が持てるのもせいぜい一月半だと予想している。

しかし当時はトップ導入できないかもしれない、といった状況にあった。話題性はあるものの、ゲーム性がそれを裏切る仕様であったために「わざわざそんな台を遅れて導入することもない」という理由で話を蹴ったわけだが、その状況が一変したのだ。

そう、トップ導入できることになったのだ。なんでも彼の親族と大都技研の方が懇意にあるらしく、彼の運営する店舗の数店に導入できるようになった。それなら話は別になる。吉宗の後継機としてメディアでも騒がれ、その上、残り数少ない4.7号機の新台をトップで入替できるのならば、それにこしたことはない。

また頼りにしていた北斗SEが、さすがに期待できない仕様なのだ。初代の流れを否定するようなBB演出や、これといって特別美しくもないリール配列を見ると、まぁ無難にヒットはするだろうといった程度だ。平均獲得枚数は減ったもののBB継続率もアップしたのだから、ストレスも溜まることなくそこそこ遊べるだろうが、残念ながら新演出はボスバトルにハートが追加されただけだ。もちろん通常時のステージ演出も、昼背景から夜背景があったりと若干の変化はあるものの、「スペシャル・エディション」にふさわしい鮮やかな変化は見られない。初代北斗の拳の演出に飽きを感じている方にとっては、やや物足りないのだ。

というわけで、北斗SEがイマイチであり、なおかつトップ導入できるといった恵まれた状況にあったため、秘宝伝の導入を決めたのである。多分同じ状況にあったら、他のホールもそうするだろうと言うくらい、当たり前の決断なのだが、一度「導入しない」と明言してしまったので、念のために書いておこうと思った次第なわけである。

ただ秘宝伝も北斗SEも、スロットファンにとってみればどちらも「ビミョー」な仕上がり。新装の際ぜひ試し打ちして頂きたいのだが、とてもじゃないが、みなし機撤去後のホールを支えるような機種ではない。

そもそも、秘宝伝は吉宗の台枠を利用して制作されており、数ヶ月も前に吉宗を撤去したり、減台したりしたホールにはトップ導入できるようだが、あんなにも稼動もファンも多い吉宗を撤去してまでトップ導入したいゲーム性でもない。その理由は何日も前に書いたのでここでは省くが、少なくとも通常時の演出も、チャンス目成立時の出目もまったく面白味がないことは声を大にして言いたい。また北斗SEにおいては、吉宗撤去期限を狙っての発売日であるにしては、演出・出目をとってみても新機種ならではの興奮も新しさも感じられない。北斗ファンが少しでもガッカリするような機種を提示してくること自体、手抜き仕様であることは間違いない。

ホールとしては入替をすることによって、お客が店内の雰囲気に麻痺する状況を防ぎたいので導入せざるを得ないが、それにしてもこの時期にこんな機種しかないのは残念なことだ。せめて5号機ではそれなりの機種を制作して欲しい。放っておいてもお客がつく時代ではないのだし、規制が変化したときこそ新たなゲーム性を発掘するチャンスなのだから。

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2006年5月22日 (月)

困った秘宝伝

そんなこんなで、秘宝伝を試してみたわけだけれど、率直な感想は「可もなく不可もなく」といったところで、さてどのようにまとめたらいいものやら。

いや、つまらないのだ。面白くないと思った。ただそれは、吉宗や番長のゲーム性とキャラクターがあまりにも完成されているため、ついついガッカリしてしまう程度なのだ。だからもちろん楽しめる方もいるだろうし、出玉率だってそこそこあると思う。

基本的なゲーム性としては、ウワサ通り「チャンス目」がボーナス放出につながる重要な役となっている。左リールに青い蛍光色の丸い図柄が停止した際、何の子役も揃わなければ「チャンス目成立」となる。

チャンス目成立時、高確移行抽選が発生し、当選すると10Gor20Gの高確率ゾーンに入る。この高確中、およそ1/15でボーナス放出抽選がおこなわれる。

つまり、高確に移行しないとボーナスはほぼ放出されない(天井や特殊解除を除く)。ボーナスの約9割はこの高確から放出されるらしいのだ。ちなみに設定差はこの高確移行率にあるようだ。

チャンス目確率がどれくらいかもわからないし、その他のモード移行契機役もわからないし、高確以降の具体的な割合もまったくわからないのだが、やっぱりアラジンに若干似たゲーム性だ。

次に、演出について。

Tujouji 携帯のカメラで撮影したので粗い画像かもしれないけれど、通常時はこの画面。吉宗や番長では、シャッターはいつも開いていたけれど、今作は半開き状態だ。慣れるまではちょっと視界が狭く感じるかもしれない。

小役やチャンス予告は、通過するミニキャラ(オバケ)や相方の女の子がナビしてくれる。お馴染みの地震予告から、成立役が降ってくることもあり、その際シャッターが全開することもある。また女の子出現から連続演出に発展することもあった。

Koukaku_1 そしてコレがウワサの高確中の演出。クレアとかいう金髪の女の子がお祈りしてくれて、期待度(10%~100%)が表示される。50パーセント以上が表示されるとアツいようだ。

高確率中はピラミッドの中で、男の子と女の子がウロウロお宝を探し歩いていた。なんとなくだけど、このクレアちゃんが頻発してくれないとボーナスの望みは薄いかもしれない。

高確率ゾーンは基本的に10ゲームなのだけれど、消化後にクレアちゃんが「お願い」とお祈りをして、20ゲームに延長されることもあった。

また、撮影はできなかったのだけれど、通常の高確率演出と音楽の違うタイプがあって、その際はピラミッド内を照らす松明が青い火をともしていたり、画面下段にわけのわからん象形文字のテロップが流れていた。かなりアツいようで、かならずボーナスが放出されていたが、確定なのかどうかはわからないままだ。

Chance それから、これがBIG中の小役ゲームの写真。通常なら、少年が財宝の山から掘り出す小役(おもにベル)を掘り出すのだが…。

ナビなし時、まれにチェリーなどレア小役が成立することもある。左の写真は、そのときのもの。ナビなし→チェリーなど成立で、一瞬フリーズし(リールも消灯する)、少年がくりっと後ろを振り返るのだ。なんでもボーナス後の高確期待度がアップするらしい。

もちろん、ナビなし時にかならずチェリーが成立するわけでもないし、成立時にかならず少年が振り返るわけでもない。ただわかるのは、振り返ったらボーナス後アツいってことだけだ。ちなみにこの演出があったBIG終了後、数ゲームで高確率ゾーンに入ったし、BETで高確率演出に入った。うむ、アツいアツい。

それで、だ。試したのは、いわゆる「強制基盤」「展示用」というもので、チャンス目をひかなくても常に高確に滞在しているものだったので、上記以外にも様々な演出をチェックすることはできたのだが。

それでも、だ。ヒマなのだ。退屈なのだ。なんていうか、吉宗や番長で見られるような、前兆を期待させる連続演出の出来がイマイチなので、ドキドキと興奮できないのだ。いや、少なくとも私と旦那はできなかった。とくに通常時はチャンス目が成立しないと基本的に高確への期待が持てないわけだから、チャンス目も何もひかないままちんたら回してると…

Tujouji_2

ずっとコレなわけだ。

少年にお尻を向けられて、たまに小役が落っこちてきたり、敵キャラと期待の持てない対決をしたりするわけだ…。

いかん、いかんよコレは。アラジンそっくりだ…。

もともとモード方式のゲーム性ってのは個人的に好きではないけど、それは好みの問題なので、むしろ好きだという方も多いだろう。しかしあくまで店側の観点にたつと、わざわざ1ヵ月遅れで導入するような台ではない。

そりゃ、最初は真新しさもあるし、前評判の高い新台だけあって初期の稼動はとれるかもしれないし、その後そこそこファンもつくかもしれない。でも、パチンコ屋にとって1ヵ月の差は大きい。その1ヵ月の間に、他の店で本機を打ちこんだお客が、その後の1ヶ月も同様にお金を遣ってくれるかどうかが不安なのだ。しかも状況的には、導入初日から1ヵ月後には「北斗の拳SE」が発売される。どうしたって、お客がそちらに流れるのは間違いない。

それなら、北斗いっぱい入れようという結論になった。まぁこれで、予想がハズれて秘宝伝が8月になってもめちゃくちゃお客がつくような機種なら、その頃また入れ替えればいいわけだし。どうなるかわからないけれど、とりあえずこの問題は一段落ついた。

それからねぇ、私は目押しが苦手なんだけど…通常時のスイカの払い出し枚数が15枚なのだよね。取りこぼすと痛いわ。とほほ…。

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2006年5月21日 (日)

北斗の拳SEか、秘宝伝か

北斗の拳SEの演出は、前作と微妙に違っているらしい。現在導入されている初代北斗の拳では、対戦相手によって異なるステージをケンシロウが散歩している(笑)のだが、SEではすべて同じステージとのこと。対戦相手によってボーナス期待度が異なるということだ。ちなみにその相手は、お馴染みのシン・サウザー・ジャギ・アミバに密かな人気モノであるハートの4人。アミバとハートはボーナス確定かもしれない。

えっ、じゃあ滞在モード期待度をどうやって判別するんだよ…と私も思ったのだが、なんでもアラジンのように、夜背景・夕方背景・昼背景と背景変化によって楽しめるようだ。だからCMではやたら明るい風景の中を歩いていたわけか。

小役告知演出では、牙一族だっけ? あの最初のほうでオートバイ乗り回しているザコっぽい人たち。あの人たちが乗っているオートバイの煙の色だとか、この辺はよくわからないけど服の色だとかでナビしてくれるようだ。

と、いうことはだ。牙一族が小役ナビをするならば、滞在ステージは、まだジャギとかサウザーとかと出会っていない舞台ということにならないか? この辺がどのように処理されているのかは、私もまだわからない。

初代北斗の拳は、細部に至るまで原作を忠実に反映させている丁寧な作りが、非常に制作者側の愛を感じてよかったわけだけれど、SEではどのようになっているのだろう。映像は初代よりもクリアになってキレイだし、ゲーム性や機械割を考えてもポシャることはないだろうけど…せっかくの二代目、より満足感を覚える仕様であってほしいと願うのだ。

ところで「秘宝伝」の試打は月曜の午前中に行くことになった。本来なら、数少ない4.7号機だしソコソコ話題もあるので導入するのが無難なのだが、やっぱり旦那は気が引けるらしい。いよいよ雑誌でも本格的に騒がれ始めたけど、これは当たり前で、雑誌としては他にネタがないからデカデカと公開するしかないからだ。実際に入替して、お客がどのような反応を示すのか、店はいつだって不安だ。

もともと「押忍!番長」も「秘宝伝」も、大都が販売している周辺機器を購入したり、台数の多い入れ替えができるようなホールくらいしかトップ導入はできない。ウチの店は、10台前後入れ替えてもおかしくはないのだけれど、そんなことするくらいなら北斗SEを入れたいというのが旦那の本音だ。なぜなら、「秘宝伝がポシャる匂いがぷんぷんしていて、検定ギリギリまで使えるか微妙だから」。吉宗もギリギリまで使いたいしね。

いや別に、ポシャってほしいわけじゃないのだ。ただ、雑誌やネットでも騒がれているから不思議だなぁと。スロッターの皆さん、本当に楽しみなんでしょうか…。設定6の機械割は108パーセントですぜ。しかも番長と違って、1G連ありませんぜ。チャンス目ひかないと、伝説ロングにいかないと、勝つの大変ですぜ。似たようなゲーム性のアラジンがぶっ飛んでいることを考えると、どうしてもどうしても、期待できないのだ。

ウチの店の場合、吉宗をギリギリまで使うと、他店と比べたら約一ヶ月遅れで「秘宝伝」を導入することになる。その頃、お客はつくだろうか? ついたとしても、機械代を回収できるくらい稼動はもつだろうか? 

「秘宝伝」を導入しないことは店としてギャンブルすることかもしれない。このギャンブルを打つかどうかは、明日月曜に決定する。ちょっと今から、ドキドキしているのだ。

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2006年5月17日 (水)

吉宗と秘宝伝と

なんでも、ウワサの新機種「秘宝伝」は展示会や発表会をおこなっていないらしく、具体的なゲーム性がまったくわからないままに営業されているらしい。発売日(導入予定日)まで一ヶ月足らずなのに、大都技研ったらずいぶん殿様営業をしているものだ。

今日の昼、旦那に一本の電話が入った。「秘宝伝の導入、早く決めないと一ヶ月以上遅れて8月6日導入になってしまいますよ」と、営業のMさんから。

もともと旦那は吉宗を検定ギリギリまで使うつもりでいる。言わずと知れた大人気マシンだから、通常営業だろうがイベント時だろうが、とにかく店のメイン機種だし、吉宗がなくなったら店の稼動が減ることは明白なのだ。だから後釜となる「秘宝伝」は、7月下旬に入れ替えようとしていた。ただ8月6日以降になってしまうと、話は別。意味不明に一週間もシマが空いてしまう。

もちろん現段階で導入すると決めて、7月下旬に入れ替えることも可能なのだが、なんせ一度も試打していないのに、電話で「ハイ導入します」と彼は答えない。なんせ旦那は学生時代を「スロット大学」で過ごしたような、根っからのスロッター(ちなみにCT学部アステカ学科)。評判だけで台を導入することは絶対にしない。パチンコ屋のオーナーとしては珍しいタイプだ。

「でも展示会もまだでしょ?」と旦那が返すと、「ショールームで試打ができるようになっているのでぜひお越し下さい」とのこと。そういうわけで、明日か明後日に大都技研にお邪魔することに決め、旦那は電話を切った。

「っていうか、いらないでしょ。秘宝伝」

やりとりを聞いていた私は思わず言ってしまったが、旦那もうなずく。「うん、すぐに欲しい機種でもないしね」

ブログ初日で「頑張って欲しい」なんて書いたけど、やっぱり正直な感想としては、そもそもキャラクターはイマイチだし、リール配列はアラジンのパクリみたいなもんだし、吉宗や番長とは全く違うモード方式のゲーム性だし(ボーナスはチャンス目解除などによって放出される…ってこれもアラジンじゃん)、ぶっちゃけ、クソ台ってことは十分予想できるのだ。だってアラジンそっくりってことはクソ台確定。世の中のアラジンからどれだけ客がぶっ飛んでいることか…。

雑誌に掲載されている記事を見て、「うわー、やべぇ面白そう」とワクワクした方いますか? いないでしょ? 

まぁ、それでもだ。打ってみないことにはわからないので、明後日ショールームに赴くことになった。もちろん私も一緒に。なんでかって、旦那は私の仕事だとか金勘定だとか料理だとかはまったく信用の「し」の字もないのだが、台を見る目だけは一目置いてくれている。前評判の悪かった北斗だって、最近の台ではおそ松だって、私が「ぜーったいに面白いから!」なんつって無理に導入してもらった。そしたらスマッシュヒットで…ってすみませんコレはノロケだ。

ちなみにヤマサから「天下布武」が発売される。A-400タイプの4.7号機。ついでにコレも観てこようと思うのだが、今のところ導入の予定はまったくない。

しかしこの「秘宝伝」は売れているらしく、また発売台数も2万台と少ないため、営業からこのような電話がかかってくるわけだが、そんなコトができるゲーム性なのかよと問い詰めたい気持ちになった。ほぼ導入しないだろうと心づもりをしている旦那は、「吉宗なくなったら北斗SEを多めに入れりゃいーや」と言っていた。その北斗の展示会ももうすぐ。もちろんこちらもお邪魔する予定なので、今から楽しみだ。

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2006年5月14日 (日)

秘宝伝、つまらないの?

6月下旬に発売される大都技研の新機種、「秘宝伝」。半年前から「伊達政宗がキャラクターらしいよ」「いやいやフランシスコ・ザビエルだって」など、様々なウワサが飛び交っていたものの、蓋を開けたらごく普通の、エジプトを探検する少年少女がメインキャラクターとなっていた。

大都のホームページにも紹介されているし、もう雑誌にも掲載されているからご存知の方も多いかもしれない。7月下旬の吉宗の検定切れに合わせて発売されるこの機種、なんでもすごーくつまらないんだそうだ。

私の旦那はパチンコ屋のオーナーなんだけれど、彼がたまたま店の事務所に居合わせたときに来た大都の営業マンが「すみません。期待しないで下さい」と苦笑いをしていたらしい。なんでもその営業マンは、自分もスロットが好きだから自信を持って勧められる機種じゃなきゃホールに入れて欲しくないんだそうだ。人として好感は持てるけど、仕事の姿勢としてどうなのそれ?というツッコミは置いておいて、だ。どーしてまたそんなに期待ができないのかというと。

●あまりキャラクターに愛着が持てない

●ダサいリール絵柄と配列

●いまいちメリハリのない演出

この3点がネックになるんだそうだ。確かにこの3点を大きく踏み外すと、最高につまらない機種が出来上がる。少なくとも、長時間打ちたくないし、また打とうなんて思わず他の機種に走ってしまうだろうし。

実際のところどうなんだろう。個人的にはキャラクターはあまり好きな絵のタッチではないし、ボーナス図柄がカッコ悪いとは思うけど…打ってみなくちゃわからないからね。

北斗の拳みたいなモンスター・マシンだって、前評判は最低でホール関係者は「あんなもん、絶対に客が持たない」なんて言ってた。それが今や、ギネスを塗り替えるほどの売り上げを記録したわけだし、それに付随して再版された漫画がバカ売れしたり、グッズやCD、着メロなど北斗産業が出来上がっちゃったわけで、前評判なんてどうでもいいんだから大都好きな私としてはヒットして欲しいな、なんてお祈りしているのだ、実は。もちろん北斗はもともと少年ジャンプ全盛期の漫画だし、バイブルと拝むほど好きなファンも多いから(私もその一人)、「秘宝伝」はううむ、難しいのかもしれないけれど。

ちなみに旦那の店はもちろん導入するとのこと。どうしてかって、単純に、吉宗の検定が切れたり、今後出る新台のほとんどが5号機だから、数少ない4.7号機は入れておきたいという理由から。旦那のカンでは、「絶対に客がぶっ飛ぶ」んだそうだ。だから、「ぶっ飛ぶ前に機械代回収して、また入替」なんだそうだ。じゃあ入れなきゃいいのに、と言ったら、「他の店も入れるからしゃあない」だとさ。

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