スロット雑誌の話

2009年1月 8日 (木)

ところでパチンコパチスロ雑誌のお話だけれど

そういえばここのブログはパチンコやパチスロに興味のある方が基本、覗いてくださっていると思うのだけれど、皆様はそれに関係する「雑誌」は購読されていらっしゃるのだろうか? 私はここ数年…特に5号機メインになってからというもの、目押しが苦手なのでスロットそのものから遠ざかっているし、当然スロット雑誌を手に取っていない。

むしろ吉宗や北斗といった愛好した機種や、番長などの4.7号機が撤去される頃に発売されたDVDの類は購入し、旦那と共に目を細めながら鑑賞はしていたのだが――それらの機種の解析が掲載された雑誌も、きちんと買ってチェックをしたのかと問われると余り記憶にない。というのも、解析情報の類は雑誌発売よりも少し早めに旦那や業者が教えてくれる、あるいはネット上で優しい誰かが公開して下さっているという理由からだ。特にリアルにホールで彷徨っている際でもチェックできる情報料無料の「携帯サイト」、あれは一体どこのカミサマが作っているのだろう。設定推測に必要な要素が丁寧に並べられているので、有難いことこの上なかった。ついつい忘れてしまう鬼浜のスイカ確率にしても、未チェックの5号機の初当たりや特定役確率などにしても、スロットで必要事項とされる内容がきちんと網羅されていて、とても便利だったのをよく覚えている。

それでもスイカの目押しも覚束ない程度の私なんて、よしんば高設定を掴んだところで機械割を大幅に下げるだけなのでスロットは遠慮がち、ホールから足も遠ざかってしまっていたのだけれど、「ぱちんこ北斗の拳」が9月に導入されてからは旦那と共にちまちまと打つようになった。「CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~」も触るようになったわけで――だからこのブログにパチンコネタが増えた、というのもあるのだけれど、果たして雑誌を買うようになったかといえば、全くそんなことはない。

演出は旦那から貰ったカタログや、ホールで台の脇に添えてあるクリップを読めば大して問題はないし、いずれ打っていればそこそこ覚えていくものだし、セグにしたってやはりネット上のカミサマが丁寧に纏めて下さった上、携帯内に画像で保存できるように仕上げてくれている。釘に関しては旦那が見てくれるし、私自身も実戦するからにはなるべく覚えようと――まぁ、そこそこは見られるつもりだし、極端なところで言えば千円か二千円試し打ちして、ボーダー回転数に達しなければ台移動といった、やや乱暴かもしれないがそれでも回らない台に投資するというリスクを回避することだって可能なわけだ。

さて――私はパチンコパチスロ雑誌を殆ど手に取らないのだけれども、皆様はどうなのだろう?
何か参考になるデータや解析等、雑誌で確認していらっしゃいますか? あるいは愛読されている雑誌はありますか?

というのも、案の定というべきなのか、ともあれこれらの雑誌は大変なのだそうで、つまるところ売り上げが殆ど伸びないどころか下降してしまう、といった悲しい状況が続いているのだそうで、特に5号機メインになってからのパチスロ誌の落ち込みようといったら痛々しい有様だとの、まぁ知人から伺った噂ではあるけれどもとっても現実的に有りそうな話を耳にしたわけだ。

まぁ仕方がないのではないかな、というのが個人的な所存であって、さらに本音を言えば「当然でしょ」…言い過ぎかもしれないけれど、あくまでも自らが購読者であった場合というのを想定すると、当然というセリフがスポーンと気持ちよく出てきてしまう。

先に「殆ど手に取らない、買わない」と述べたものの、全く触れないわけではなくて、スロットを打っていた頃も、パチンコメインになった最近も、一ヶ月に一度ぐらいは旦那と一緒にコンビニでその種の雑誌を手に取る、つまり立ち読みすることはあるのだ。でも買わない。最たる理由は上記の通り、大概の情報は旦那か業者が教えてくれるし、さらにネット上に魅力的なカタチ――いつでも確認しやすく、便利な状態で纏めてくださっている方がいるからだ。つまるところ機種の情報以外にその種の雑誌へ求めるところはほぼ皆無なのだが、その情報を雑誌よりも有益な形で手に入れることができるのであれば、雑誌は要らない。数百円とはいえ大切なお金でもって購入する必要まではない。

ただし雑誌というのはそれを飯の種にしている、所謂プロの方々が製作している以上、掲載された情報にはネット上で仕入れたそれよりも信憑性は高まるし、そうでなくては困るし、雑誌(あるいは社名を帯びて公表しているもの)側がその情報に関して責任を持っているというところで価値はあるのだけれど、これまでだって間違った情報を掲載したことは幾度かあって、大して頭を垂れもせずに存続しているのを見ると、信頼感は少なからず減ってしまうし同情もできない。安易に確定といった言葉を使うのはヤメて欲しいものだ。

それにどこぞのライターさん達が、どう立ち回っただの、その際のデータだの、この釘読めだの、結構どうでもいい。立ち回りとデータや金銭的結果なんて、個人のブログさんで沢山書いてらっしゃるし、不思議なものでそちらの方が現実味があって、「ホールですれ違う他の方の頭の中、こんな風になっているのだな」と良くも悪くも参考になる。雑誌の記事も面白おかしく描いてあれば多少は笑えるし、そういったタイプも少なくないのだろうけれど、別に買う必要はない。似たようなケースの、もっとリアルなところは、ネットで勉強させてもらえるのだから。

それでは立ち読み厳禁にして何か付録でもつけておけば雑誌は救われるのか、といったらそうでもない気がする。本当に売り上げが格段に落ちているのであれば、メディアとして読み手に飽きられているわけで、どうしてかって――毎月似たようなワンパターンの企画や特集記事、さらには機種そのものをマニアックなギャグテイストで掘り下げて、いや、それはそれで面白いとは思うのだけれど、果たしてレジに持っていくまでテンションが上がるモノかと問われると、ううむと頭を抱えてしまう。

だってこう言っては何だが、実戦か何かでホールに取材へ赴く方々もいらっしゃるけれど、どうしてもっとホールに突っ込んでこないのだろう。例えばこれだけの台数で、これぐらいの客数で、一体どれぐらいの売り上げがあるのかとか、年末年始の営業はどれぐらいの売り上げを確保しようとしているのかとか。「花の慶次2」を導入して一ヶ月ぐらいでどれほど"抜こう"としているのかとか、パチンコ屋は薄利多売と言われているけれど何故かとか、その内容とか(これは本当で、大きなオカネが動いてはいるものの人件費や機械代を考慮すると大した利益にはならない)。

このブログのアクセス数が割と多かった内容で言えば、「バトルスペックはホールにとって何故有難いのか、ミドルに比べて売り上げがどれ程差があるのか」など――賞味、バトルスペックは真実ホールにとって"抜ける"機種で、もちろん荒い出方でもって予想以上の大赤字を叩くこともあるけれど、一ヶ月トータルするとミドルの数倍は売り上げが伸びていたりするのだが――店名を出した上で回答できる内容もあればできないものもあるけれど、どうして質問してこないのだろう。

さらに言えば、まだまだ閉鎖的なパチンコ業界に関するメディアとして成り立っている筈なのに、どうして「朝鮮籍のオーナーは本当に北朝鮮に送金しているのか」(人や店によってしている。ウチの旦那は朝鮮籍の人間とは基本距離を置く、できるだけ付き合わないタイプなので一切送金や支援はしない、というより在日コリアン特有の連帯感が嫌い)等といった、気になるところを取材しないのだろう。

お客サマは誰だって負けたくないはず。百歩譲って負けるにしても、自分なりに納得できる背景がなければ我が身を許せないだろう。しかし「負ける」といっても――誰に負けるというのだろう? 隣で打っている方に? まさか台ってことはないだろう。自分自身に、というのは見方を変えればあるけれど――「店に」、つまり胴元に負けてしまうわけだ。何故なら誰もが、「桃鉄で負けた」「北斗で負けた」と言っても、「桃鉄に負けた」「北斗に負けた」とは言わない。機種はあくまでも手段で、相手は店、胴元なのだ。その対戦相手である胴元の詳しいところを取材せずして何が攻略雑誌なのだろう。不思議だ。

ネット上での、立ち回りに関するブログが面白いのはそこのところもリアルだからだ。もちろん個人で取材した店に関するネチっこい話題が掲載されているわけではないけれど、書き手なりに推測する店の営業姿勢があって、その上での設定推測だとかが妙に味を帯びていて良いわけだ。雑誌で紹介されている立ち回りや、攻略とされる情報にはどうにもリアリティーがない。

まぁ、とはいえ、確かに店側も答えられない質問というのがあって、売り上げなど金銭の具体的なところとか、各メーカーの営業担当者の名前とか、そういったことは口を噤むしかない。けれども、口を噤むしかない質問をされたところで、相手に不利益を被らせようといった姑息なマネをする人間もそうそういないだろう。思いっきり上から目線で恐縮だが、雑誌も今少しネタを広げて、ユーザーに歩み寄る努力をして欲しいと願ってしまう。

しかし念のためだが――「こういったことを書くとユーザー減るのでは?」といった危惧をもし雑誌の方が抱いているとしたら、それは思い上がりだ。雑誌一つでユーザーが大幅に減るといったことはないし、逆にユーザーが増えることもない。歯に衣着せぬ物言いをしてみれば、雑誌なんてタマタマ盛り上がった機種があって、それを特集するだけで売り上げを稼いできただけで、これといってユーザー増加に関わってきたわけでもないし、ユーザーが多いからそこに寄生した商売であるだけで、仮にこの類の雑誌が消えたところでユーザーの増減に大して影響はないだろう。そもそも読み物として面白味があれば売り上げもそこそこ伸びて、まぁ広告だって少しはつくかもしれないのだし、それにユーザーにとって結果的に利益となる真っ当な情報を載せた上で打ち手が減るのであれば、それはそれで健全なパチンコ業界ってモノに一歩近づくのではないだろうか。

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2006年8月18日 (金)

パチスロ攻略マガジン、警告される

さて、その後の双葉社「パチスロ攻略マガジン」主催・「北斗BBキングⅡ」だが、どうやら休止となったようだ。当然のことながら、警察や都遊連に目をつけられたのだ。

8月15日に店に届いた一枚のFAXの冒頭に、太いゴシック体で「至急・重要」とある。見れば東京都遊技業協同組合(都遊協)からだった。以下、全文である。

”パチスロ攻略マガジン”からの”ホクトノケンSE”キャンペーンポスターの取扱いに関する注意喚起について

さて、標題につきましては先週末から、”ホクトノケンSE”導入店に対し、パチスロ攻略マガジンから“キャンペーンご協力のお願い”と題した文書とともに、告知ポスター(合計4枚)と告知号外新聞(250部)が、一方的に送付され、その取扱いについて、組合員店舗から、都遊協事務局に対し、問い合わせが相次いでいるものです。

そこで、警視庁保安課へ紹介したところ、『店舗に当該ポスターを掲示することは、当該キャンペーンに店舗として関与しているとみなされ、著しく射幸心をそそる恐れがある広告宣伝として、取締りの対象となる』との回答がありました。

都遊協といたしましては、早速、健全化センターからパチスロ攻略マガジンに警告いたしましたが、各組合員ホールにおきましては、当該ポスターを敷地内(店舗内外及び駐車場等も含む)に掲示しないよう、よろしくお願いいたします。」※太字部分、原文ママ

このような結果になることは少し頭をヒネれば判ることだ。確かに「著しく射幸心をそそる」と即座にみなされる昨今の規制は厄介ではあるものの、従わねば店は営業停止となってしまう。リスクがあまりにも大きすぎるのである。このようなリスクを犯してまでマイナー誌に協力する義理もない。

そもそも限られた業界内の情報誌を制作する立場であっても、ニュースや世論、流行などをチェックするのは社会人としてのマナーだ。どんなに仕事が忙しかろうと、新聞に目を通したりネットで朝のニュースをチェックしたり、いわゆる「世の中の流れ」を情報として知っておくのが社会人の基本姿勢である。

特に今回は彼ら編集者がネタとしている、パチンコパチスロ業界内の規制に関する問題なのだ。5号機規制、風営法改正、都遊連の動きなど、これだけ「規制が厳しくなった」とユーザーですら敏感に感じ取っている昨今、編集者である彼らが配慮できないとは一体何事だろうか。アタマの中はすっかりパチスロ機にヤられて、前後が見えなくなってしまったのだろうか。だからあのような居丈高な説明文を書いたのだろうか。

仮にこの「北斗BBキングⅡ」の開催決定をしたのが編集者でなかったとしても、出版社として問題がある。腐っても雑誌を発行する、マスメディアだ。その体質を懐疑的に見ざるを得ない。やれやれ、一般人に情報を与える立場の人間がまともな判断力を失っている。情けないばかりだ。

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2006年8月17日 (木)

パチスロ攻略マガジンの厚顔

数日前、双葉社より刊行されている「パチスロ攻略マガジン」編集部より、店宛に妙なチラシが届いた。

見れば「キャンペーンご協力のお願い」とある。なんでも、8月13日より期間限定で「2006年全国パチスロファン応援キャンペーン 北斗BBキングⅡ」というイベントを開催するらしく、その告知物――ポスター2枚・告知新聞250枚――を店頭に貼るもしくはお客に配って欲しいというのだ。

同封された説明文には”店頭に貼って頂きたい”とか”お願いします”といった文句は見当たらず、”店頭に貼るだけでホール様はご負担なく、キャンペーンへの参加が可能です”とある。タイトルに「キャンペーンご協力のお願い」とあるのに、全くお願いされていないという、支離滅裂ぶり。礼儀も知らないのか、とまず旦那は怒りを覚えたそうだ。

また、ご大層に”お盆期間中にパチスロを打つ楽しさをより倍増させ、業界全体のより一層の拡大を目指して開催されるものです。ホール様におきましては、このキャンペーンを店内にて告知して頂くことにより、北斗の拳SEの稼動促進となればと考えております”…などと、書き連ねている。こんなものはお為ごかしで、つまるところ「パチスロ攻略マガジン」の宣伝をしてね、というわけで、そもそもこんな雑誌一つ潰れたところで業界はまず縮小しない。パチンコ屋もメーカーも全く痛手を負わない。所詮はメーカーと店にしがみつく、中小企業なのだ。北斗SEの稼動にしたって、別に店がきちんと営業をすればよいのであって、彼らのイベントに協力しなければ困るほどの稼動や売り上げを築いているわけでもなかろう。説明文全体から「こういうイベント考えてアゲタよ、助かるでしょ?」という、厚顔さが伝わってきて嫌味な感じがする。慇懃無礼とはよく言ったものだ。

そのうえ、仮にもパチスロ雑誌編集者であるのに、今年5月の風営法改正を知らないのだろうか。また都遊連の動きも知らぬのだろうか。イベント告知ポスター、またそれに準ずるものの貼付は法律によって禁止されているのである。もちろん区や組合によって違うし、旦那の抱えている全ての店に適用されているわけではないのだが、それではポスターが禁止されている区域はこの始末を一体どのようにつければよいのか。

捨てろ、と? 送りつけておいて、ゴミの始末はテメーでつけろ、と? ご大層な新聞250枚も各店舗に送りつけておいて、それを全てテメーで捨てろと? ……遅ればせながら素敵なお中元を頂いたわけだ。

仮にもパチンコパチスロ雑誌に携わる者なら、風営法改正について知っていてもいいはずだし、何よりもこちらはわけのワカラン雑誌の勝手なイベントを告知してあげる立場なのだから…事前に調べて送る礼儀ぐらい持っていて欲しい。

社会人の根本である礼も知らず、編集者として必須の世間の情報も知らず。いやはや、なぜマイナー誌とされコンビニ流通でもこの雑誌を弾く店舗があるのか、理解できた気がする。プライドある一流の編集者が集う会社なら、こんな暴挙に出ないだろう。どの業界にもこんな輩はいるのだろうが、さすがに会社・編集部を挙げて行動に出られると世も末だと感じ入ってしまう。彼らのような輩にモノを送りつけられているのだから、パチンコ業界も全く舐められたものだ。

気分が悪いので送付されたもの全て、処分した。ポスター貼付に寛容な区域であっても、こんなものに頼らねばならぬほど営業は厳しくない。ちなみに処分したのは私で……いや、だから余計にという部分もあるのだが、マスコミの「稼動アップの手助けをしてあげている」という尊大な態度には苛立ちを隠せない。顔も知らぬ全く縁故のない、人間同士の付き合いだからこそ、それなりの態度というものが必要なのではないだろうか。

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2006年6月10日 (土)

吉宗永久愛蔵万両箱

Yoshimunedvd 昨日、6月9日に百夜書房より左記のDVDが発売された。

「パチスロ必勝ガイドDVD 吉宗永久愛蔵万両箱」¥1980

必勝ガイドライター陣による設定6実戦や、プレミア演出、個人的に好きな演出など、とにかく吉宗好きにはたまらない内容が収録された、2枚組DVD-BOX。同社はこれまで吉宗DVDを多数発売しているが、最後の集大成となる作品だ。

早い地域では今月中にも姿を消そうとしている吉宗だが、名残惜しい気持ちで胸を詰まらせるファンは大勢いることだろう。もちろんプレステ2でそのゲーム性を堪能することも出来るけれど、現役の吉宗がホールで稼動している姿や、演出とマッチしたアツい出目をしっかり目に焼きつけたいと思う方もいるはずだ。吉宗をふと思い出したとき、記憶を辿るだけでは物足りないし、少し寂しい気持ちにならないだろうか。このDVDはそんな寂しさを紛らわすのに、うってつけの一作だ。

DISC-1は必勝ガイドライター陣による、「設定6堪能ファイナル実戦inみちのく」。8名のガイドライター達が、青森県八戸市のホールで設定6を打ち込むわけだが、吉宗好きにはたまらない瞬間がおさめられている。1G連の瞬発力や、鷹狩りなどの激アツ演出、設定6ならではの謎解除の瞬間。また吉宗ならではの大ハマリ。どれもこれも吉宗好きにとっては、「あぁコレがアツいんだよなぁ」「よくあるよなぁ…」といった、共感できる実戦シチュエーションがしっかり収録されており、非常に面白い。ライターの方々も冗談めかしたセリフを軽快に飛ばしていて、つい笑ってしまう。なんとも、サービス精神旺盛な方々だ。

DISC-2はプレミア演出が淡々と紹介されるコーナーもあるのだが、見所は「耽溺入りパターンセレクション」のコーナー。ライター3名のそれぞれ好きな演出パターンを、映像で紹介していく。さすが吉宗を打ち込んだ方々だけあって、「この状況のコレがアツい」というファンのツボをよく捉えている。例えば大家紋発生時、左リールに「俵・松・俵」停止。またチェリー成立後の、W白姫連続通過演出など。ただ大当たりする瞬間を羅列するのではなく、状況や出目と絡めた激アツ演出が丁寧に再現されているのだ。

この時期に吉宗DVDを発売するとは、さすが百夜書房である。きっと私のように「吉宗を目に焼きつけたい」とする人間は少なくないはずで、間違いなく売れるだろう。しかもただの演出や打ち方紹介ではなく、実戦的な内容なのだからなおステキだ。自分が打ちながら喜んだり、ガッカリしたり、興奮したり、何度も目にした様々な状況が収められているのだから。思い切り共感できるのである。

全国のコンビニ、一部書店で発売中なのだが、コンビニでも入手しづらいかもしれない。白夜書房のHPや、アマゾンなどネット書店でも取り扱っている。吉宗好きの方、ぜひ記念にお手元に置いてみてはいかがだろう。絶対に後悔しない。吉宗の思い出にどっぷり浸れる作品なのだから。

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2006年6月 5日 (月)

パチンコパチスロ誌の規制

今年の2月から3月にかけて、全日本遊技事業協同組合連合会などパチンコパチスロ業界の12団体が、出版社に「打ち子・サクラ募集」や「攻略法販売」などに関する広告を掲載しないよう、要請書を提出した。要請されたおもな出版社は、百夜書房や辰巳出版、竹書房に双葉書店など、パチンコパチスロ雑誌を制作・発売している合計9社。

理由はもちろん、パチンコ業界のイメージアップをさらに図りたいためだ。そもそも、攻略法なんて存在しないし、それを売りつけようとする会社は詐欺罪で摘発されるべきであるのに、堂々と広告を載せているなんてどういうわけだということである。特にここ数年、さながら雑誌の記事のようなテイストで広告が作成されていたため、誤解してしまう読者も多かったに違いない。

今年の2月から3月にかけて、全日本遊技事業協同組合連合会などパチンコパチスロ業界の12団体が、出版社に「打ち子・サクラ募集」や「攻略法販売」などに関する広告を掲載しないよう、要請書を提出した。要請されたおもな出版社は、百夜書房や辰巳出版、竹書房に双葉書店など、パチンコパチスロ雑誌を制作・発売している合計9社。

理由はもちろん、パチンコ業界のイメージアップをさらに図りたいためだ。そもそも、攻略法なんて存在しないし、それを売りつけようとする会社は詐欺罪で摘発されるべきであるのに、堂々と広告を載せているなんてどういうわけだということである。特にここ数年、さながら雑誌の記事のようなテイストで広告が作成されていたため、誤解してしまう読者も多かったに違いない。またサクラ募集に関しては、そのようなホールは存在しないという理由で広告の排除が求められた。

要請されたどの出版社も、できる限り対応しているらしく、確かに最近は攻略会社の広告をあまり見かけなくなった。もちろん攻略会社なんてものは詐欺罪に当たるただの犯罪会社で、それこそ共謀罪で摘発されるべき団体なので、こんなものを世に知らしめる必要などないのである。雑誌を制作している人間だってできれば失くしたいと思っていただろうし、広告排除の良いきっかけになったかもしれない。

だが結局、フタを開けてみると代わりに掲載されているのは、出会い系会社とサラ金(闇金?)の広告ばかり。パチンコパチスロ誌に広告を載せようとする会社は、所詮、人の欲をつつくような団体ばかりで、雑誌を開けたときのいかがわしさは変わらない。

それもまた仕方の無い話で、雑誌を制作するにあたって広告会社というのはスポンサーのようなものだ。広告掲載料のおかげで雑誌を制作できるのだから。そもそもパチンコパチスロ誌なんてものは、売れないのである。誰もが好きなジャンルでもないし、新台情報なんてネット上で手軽に入手できる。雑誌という媒体にこだわる必要はなくなってきているのだ。

スロット誌はかろうじて、解析を公開できるといった「売る理由」があるわけだけれど、これも一体どうなることやら。今後5号機がメインとなってくると、解析情報などなくても十分遊べてしまう。そしてこれはあくまでもウワサだが、来年中に「みなし機の特集をしてはいけない・4.7号機の特集は数ページに抑える」といった、新たな規制が入るかもしれないのだ。ますます雑誌の意味がなくなってしまう。

もともと5号機の導入によって、スロット誌の売り上げ部数が落ちると、出版業界でも危惧されていたわけだけれど、本当にこのような規制が入るとさらに厳しくなるばかりだ。だからDVD発売に手を染めたのかもしれないが、単価の高い品物で毎月一定の売り上げを量るのは難しいかもしれない。

バブルの時期にようやくパチンコ屋は風営法の監視下に置かれ、その後警察に管理され、規制が入ってきたわけだけれど、ここに来て雑誌があまりに厳しい措置をとられてしまうのは少し気の毒に思う。まさか廃刊に追い込まれるほどの事態でもないので、なんとか踏ん張って欲しいところだ。

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2006年5月21日 (日)

パチスロ必勝本DVDvol.1

旦那の仕事がまだ終わらないので、コンビニで「何かおもしろい雑誌ないかなぁ」とウロウロしていた。そこで見つけたのが、辰巳出版にて編集・発売されている「パチスロ必勝本DVDvol.1」。俺の空やアラジンといった人気機種の簡単な解析が雑誌に掲載されており、それをもとにした実戦映像などが付録DVDに収められているらしい。パチスロもののDVDといえば、白夜書房からたまに発売されるものが大好きなのだが、たまには辰巳のものも観てみようと購入してみた。

ところがどっこい、つまんねーの、なんのって。

何がつまらないって、細かく説明するのもなんだけれど、DVDの内容があまりにもひどい。おもな企画は「新機種解析攻略~俺の空・モグモグ風林火山~」「アラジンVS番長~設定看破バトル~」「みなし機打ちつくし」の3つで、コンセプト自体は間違っていないと想うのだが、編集と機種の選択があまりにもひどい。

第一の「新機種解析攻略」コーナーでは、俺の空とモグモグ風林火山の解析を無難に説明していたし、わかりやすかったし、問題はないのだけれど、第二第三の企画はもったいない仕上がりになっていて私の心は消化不良を起こしている。

「アラジンVS番長」の設定看破バトルでは、ライター陣が2チームに別れて、それぞれの台の設定を当てるというものなのだが、……まず聞きたいのが、番長はよしとして、なぜアラジンなのかということ。辰巳の方々は本当にスロット打ってるのだろうか? 今、アラジンからどれだけ客がぶっ飛んでいるか、知っているのだろうか? もちろん設置率は高いけれども、もはやイベントのメイン機種とは言えないアラジンの設定看破に、スロッターは興味を持つだろうか。また高設定を掴んだとしても、アラジンは設定差が勝敗に大きく関係するような機種だろうか(だから客が飛ぶんだけれど)。そんな機種の設定看破は実践的だろうか?

まずセンスの無さに失望したものの、実戦モノは嫌いではないので、だらだらと観続けてしまったわけだが、観れば観るほど編集にガッカリしてきた。

ライター達がそれぞれ、「今日はどんな立ち回りをするか」「なぜこの台を選ぶのか」「今どんな契機役を引いたのか」など、何かあるたびにイチイチ言い訳めいた解説をカメラに向かって話すのだが、それの長いこと…こういうの、テロップとか別枠で解説することできないの? しかもパチ屋で解説する映像って、声が必要以上にデカイからなんとなく不愉快な気持ちになる。これは出演者であるライターではなく、プロデュース側の編集の責任だと思う。

それから「みなし機打ちつくし」コーナーでは本当にイライラしてしまった。新橋のグリンピースの協力を得て、もうすぐなくなってしまうみなし機の設定6を打たせてもらう、という企画で、実のところ私はこれを楽しみに購入したのだ。だって、観たいじゃないか、懐かしの演出や出目を。

期待通り、「ドンちゃん2」や「イレグイ」、「猛獣王」といった懐かしの機種をライター陣が打ちまくってるわけだけれど…これがまた、ライター陣、うるさすぎ! 観たいのは、オマエらの解説でも感想でもなく、出玉でもないのだ。実戦中のリアルな演出と出目なのだ。なのにカメラワークの甘いことに、べらべらしゃべってるライター陣の表情だとかコメント取りに夢中で、いいところで画面をクローズアップする作業を怠っているのだ。

たとえば、白夜書房から発売されているDVDなどでは、視聴者が楽しみにしている画面をよくわかっていて、そういった映像には、打ち手であるライター陣の頭や顔が映らないように編集している。コレよ、コレが欲しかったのよ、私は。なのに、ライター陣のうるせぇことうるせぇこと。そんなに目立ちたいのかお前たちは。

こういうのも、やっぱりプロデュース側である編集の責任だ。何をしているのだろう辰巳の方々。実は結婚前、私は雑誌編集の仕事をしていた。特別仕事ができたわけでもなかったけど、私みたいなのが気がつく失敗作をなぜこんなに堂々と発売できるのか、ついついイライラしてしまうのだ。どうなってるんじゃこりゃ。

パチスロ雑誌の大手といえば、やっぱり百夜書房で、他の会社は白夜に追いつけ追い越せの気持ちで制作している。実際、百夜の「パチスロ必勝ガイド」なんて、レイアウトとデザインは派手ながらもこざっぱりとした、洗練されたつくりをしていて素晴らしいなと思う。所属するライター陣だってそれぞれの個性があるし、文章が下手な奴もいるけど、かといって絶対に「面白くない」ものは描いていない。なぜなら、みんなスロット打ち込んでいるのが伝わってくる内容だから、読者は共感ができるのだ。この「打ち込んでいる」感が、必勝ガイドの企画や紙面に浸透していて、DVDも面白い仕上がりになっている。給料安いらしいけど、一流の出版社さんだと私は思っている。

辰巳出版は、パチスロ雑誌業界の中で二番手になるわけで、パチスロ必勝本自体は私も嫌いじゃない。レイアウトもデザインも百夜とは全く違うし、遠目で見たらむしろパチンコ屋のポスターに近い出来だけれど、それは好みの問題。だけれど、いつも思うのが「企画内容の物足りなさ」だった。台の特性とかしっかり説明していて、丁寧さは伝わってくるものの、実践的ではないのだ。だって、それだけなんだもの。打ち込んでいる肉薄した感覚が少なくて、共感もできない。

今回のDVDを観て、改めて辰巳の雑誌に足りないものを再認識した。しかも、この「パチスロ必勝本DVD」これで880円だよ!? 二度と買うかっつーの。ぷんすか。解析だけに頭をいっぱいにして、エンターテインメントを忘れている出版社がモノを買わせようなんておこがましいにも程がある。

そんなことを思っていたら、なんていうか、結婚退職したことをちょっと後悔したりもするのだ。だって、モノヅクリって楽しかったもの。他の編集者ができないものを、自分でやってみたくなっちゃう気持ちがあって…、あぁやっぱりまだ仕事に未練があるのかな。

でも編集しながら結婚生活だとか子育てとか続けていける自信もないし、でも…なんて色々考え込んでしまったよ私は。あぁそれもそれもこれも旦那の仕事が遅いせいだ、本当にイヤになっちゃう。でも先に寝ているなんてことはしないのだ。嫁という仕事もしっかりこなしていこうと頑張るのだ。

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