アルゼの話

2007年4月21日 (土)

頭痛と青ドン。

昨日からひどい頭痛に悩まされていて、文字通り頭を抱え込んでいる。熱もなければ、スムーズに鼻で呼吸もできるし、喉もひりついていないので、風邪ではないと思うのだけれど、あぁ全くズキズキズキズキと…意地悪な誰かに頭のホネをグリグリ押されているような痛みで参ってしまう。ここのところ体調も崩していたし、これ以上不調が続くようであればいい加減病院に行くべきなのかもしれない。面倒だ。

体調が悪いと不思議なもので、精神的な余裕もなくなる。まぁ、もともと心の広い殊勝な性格をしているわけではないから、より短気になってしまうわけで――短気、といっても他人様の前でブチ切れたり喧嘩をふっかけるような勇気はないのだけれど、内心プチプチとそれはそれは沢山の苛立ちを覚えてしまっているわけで――みっともないことには変わりはない。もっと鍛錬された精神をお持ちの方なら、他人様が何をしようと言おうと、きっと大らかな気持ちで受け止めることができるだろう。でも、私はムリだ。喜怒哀楽の「怒」を感じぬよう、ソコに対してのみ無感覚でいられるような、気持ちのコントロールは未だ習得できずにいる。情けないし、そんな自分に嫌悪感を抱いては悶々としてみるけれども、今のところどうしようもなくて参ってしまう。

私は、例えば「幸せ」だとか「楽しさ」や「喜び」、あるいは「悲しみ」といった、人間の内面的な感情を表す言葉を断定的に使用する人々が嫌いだ。これらの言葉に吹き込まれる内容は十人十色、個々によって異なるだろうし、だからこそ繊細な姿勢で使用されるべきだと思う。幸福も悲哀も人の内側で決定されるもので、決して正解があるわけではない。幸せや悲しみとイコールで結ばれるべき内容に、あるべき姿なんてものは、特にないのだ。

例えば「幸せって何」とか「どうしたら幸せになれるのだろう」と、漠然とした質問が在ったとする。この質問者を励ますことができても、一体どこの誰がその答えを出してやれるというのだろう。幸せというのは実に恣意的な単語であって、そこに吹き込まれる意味は個人にしか決定できない。一体どこの誰が「コレが幸せなのだ」と提示できるというのだろう。答えは質問者自身にしか導き出せないのだ。第三者が「コレが幸せなのだ」と堂々と自らの価値観を述べるのは一つの例を挙げるという意味で一種の親切ではあるが、それを正解として教えるのは、安っぽい正義感でしかない。

さらに言うなれば、質問者自身もそれらを踏まえた上で、質問を発するべきなのだ。「幸せって何」というのは質問者自身にしか知りえないことで、第三者としては「それは貴方の中にある」としか答えようがない。それ以上の答えを他人に求めるのは、甘えであるし、周囲にとっては酷な話だ。自分が「幸せ」を覚える軸が分からなくなってしまったというのであれば、せめてもっと状況を説明するとか、噛み砕いてから周囲に助けを求めるべきではないだろうか。「どうしたら幸せになれるのだろう」というのも、まず質問者自身の幸せとは何なのか、多少なりとも具体化してくれなければ、第三者として助言はしづらい。

家族や友人といった、細やかな説明が不要な親しい間柄――「わかりあえる」という安心感を覚えられる関係であればまだしも、そうでない場合――周囲の一人一人が一体どんなニュアンスで内面を指す言葉を使用するのか不明な場合、丁寧な姿勢で臨むべきではないだろうか。主語と述語を鮮明にし、比喩表現などを利用し状況を説明する努力をどうか、他人であれば忘れないで欲しいと願ってしまう。

――なんていうのも、私自身の安っぽい正義感なのだけれど、私なりにそのように考えているので、配慮できる限り他人様の喜怒哀楽の定義を尊重したいと思っている。いつもできることではないけれど、なるべくそうあれるよう、心がけるわけで。

そんなわけで、アルゼから「青ドン」6月10日に発売されるようだけれど、本当にどうでもいい。旦那が「ブログのネタにしなよ」といつものように機種説明が書かれた紙を持ってきてくれたのだけれど、申し訳ないことにテンションが上がらない。

Aodon だってどうよ、この筐体…古きよき名機たちに決して詳しいわけではないけれど、確かハナビシリーズといえば、秀逸なリール制御が大きな魅力の一つなのだと聞いている。それなのに、リールはこんな扱いでいいのだろうか。ドンちゃん、笑顔の下で本当は泣いているんじゃないだろうか。

ちなみに設定は4段階となっている。

設定1…BIG1/368・REG1/936、合成1/264

設定4…BIG1/338・REG1/886、合成1/245

設定6…BIG1/306・REG1/840、合成1/224

設定H(ハイ)…合成確率1/204、機械割115%以上

設定H、というのは「6」を超えた最高設定というわけで、各ボーナスの詳細確率は不明ではあるけれども機械割は115パーセントを超えるらしい。どうしても「6」の機械割を抑えたかったアルゼは、新しい最高設定を制作してしまったわけだ。なんなんだ、この手間。素直に「6」でよかったんじゃなかろうか。まぁいいか。

●天井救済RT機能搭載…BIG後1200ゲーム、REG後800ゲーム。1ゲームあたりのRT純増枚数は0.3枚。

●BIG獲得枚数…純増はおよそ351~362枚。BIG中の予告音発生時、逆押し(右・中に氷停止)+左リール下段に3連ドンちゃんビタ押し…といったことを二回行うと、362枚獲得できる。

●REG獲得枚数…104枚

●重複フラグ…チェリー(期待度2パーセント程度)、氷(斜め揃いは1/2でボーナス同時当選の期待度)

まぁ、こんな具合で、演出も随分キレイにまとまっているようだけれど、写真を処理するのが面倒なのでこの辺で。どちらかと言えば、今後発売される「赤ドン」の方が機械割も高いというウワサなのだけれど、どうなのだろう。まぁ何でもいいか。

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2006年10月27日 (金)

サンダーVスペシャル・筐体画像 年内発売?

Thunderkyotaiアルゼ関連会社エレコが久々に発売する5号機「サンダーVスペシャル」。言わずと知れたサンダーVの5号機版後継機であるが、左はその筐体写真である。

ボーナス確率やRTについてなど、ゲーム性の詳細は未確認であるけれど、再び三段階設定で売り出すつもりだろうか。だろうな。

いや、これがアルゼグループの方針であって、あくまでも買い手である店側の見地、あるいは打つ打たぬを自由に決められるユーザーの視点、どちらに立っても文句など言える筋もないわけで、イヤならば買わねばよいし打たねばよいのだ。
……って今まで散々「二段階も三段階設定も終わってる」と否定してきたじゃねーか、と我ながら自省また自嘲してしまうし、心底「なぜ三段階なのだ」とご立派な筐体をドツキたくなる気分だが、まぁ、世間一般で重んじられる筋という不文律を守るのならば、そういうことだ。

ただ5号機コンドルなどをとっても、これで六段階設定であれば、とどうしても口惜しくなってしまうのだ。目押しがヘタで出目に特別なコダワリの少ない私から見ても、コンドルの出目は美しく感じたし、演出も喧しくないので非常に好みだった。クランキーチャンスと称した重複フラグ成立時の演出も、なかなか期待感を込めて消化できたし、これで六段階設定であれば…と残念に思う。高設定域の割がいま少し高いだけで、ユーザーのウケとでも言うのか、機種が与える魅力や印象は異なるというのに。

ところでこのサンダーVスペシャルだが、リーチ目やBGMは初代のままということで(もちろんBGMは音質が異なるかもしれないが)、長年のファンを裏切るようなことはないらしい。またあくまでもウワサであってメーカー発表の情報ではないのだが、天井救済機能が搭載されており、そのゲーム数は1000ゲーム付近だという。なんとなく定着してきた、天井RTとやらだろうか。

発売日などは未定だが、年内とのウワサもある。まぁどこのメーカーもアイムジャグラーと発売時期をズラすだろうから――アイムジャグラーの発売時期は来年1月以降らしい――年内もしくは、来年2月以降となるのだろうか。まぁいつ発売されるにせよ、三段階設定ではウケないので同じだろう……とやはり否定したところで、ごきげんよう皆様。

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2006年10月 6日 (金)

さよならアルゼ

Burglar その名も、バーグラー、と言うらしい。アルゼグループの会社であるメーシーより、北電子の了解を得た機種が発売されるとは聞いていたものの…よもや、これほどのものとは予想だにしていなかった。

本機はLUCKYランプの点灯によって、全てのボーナス成立が告知される、いわゆる完全告知機。ご覧の通り、北電子・ジャグラーシリーズのGOGOランプを真似たものなので北電子の許可が必要だったのだが。

さながらサッカー日本代表の試合のように、目もあてられなくて情けないほど、リール図柄も真似ているようだ。

せっかく許可を得たのだから、ヤれるだけヤってやるというのも一つのプロ意識なのだろうか。そのような論理も成立しないわけはないが、これが大花火やコンドル、アステカで一世風靡したあのメーカーかと無残な気持ちになる。

バーグラー・ボーナス確率
設定 BIG REG 合成
1 1/290 1/496 1/183
4 1/281 1/449 1/173
6 1/272 1/407 1/163
BIG…345枚以上の払い出しで終了・純増約336枚
REG(バーグラーチャンス)…120枚以上の払い出しで終了・純増約126枚?
重複フラグ…「7・BURGULAR・BURGULAR」・「BURGLAR」揃いはボーナス確定(いずれも14枚役)/その他、ピエロ・チェリー

ちなみに設定は御馴染みの3段階と、残念ながらコチラは真似てくれなかったようだ。設定1の初当たり確率も、これまでアルゼより輩出された5号機に比べ甘いようではあるが、設定1・4・6の確率格差がさほど見られないため「6」の価値も低い。設定を問わず、まずまず遊べる、といった仕様がウリなのかもしれないが、どうせなら設定1段階にトライしてしまえばいいのにと無謀な思いすら抱いてしまう。

許可を得たとは言えど、むしろ北電子にすら失礼な機種なのではないかとつい邪推してしまった。

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2006年7月27日 (木)

5号機コンドル、その詳細

Kyotai_1 画像が荒くて大変申し訳ないのだが、クランキーコンドルXの筐体写真である。先週アルゼより送られてきた資料に掲載されているもので、きちんとしたカタログではなく画像処理も丁寧でないため、どんなに頑張ってもこの程度でしかお見せできない。

多彩なリーチ目に今作は液晶演出が加わり、さらにゲームを盛り上げる。さすがに液晶の写真はどんなに頑張っても、荒すぎて掲載できず申し訳ないのだが、ご心配には及ばない。とてもつまらなそうだから。通常時はこのコンドルが液晶内をうろつき、小役ナビなどの役割を務める。その動きがとても可愛らしく、個人的にはお気に入りである。

クランキーコンドルX ボーナス確率表
  BB青7 BB赤7 BB合成 REG(CC) 突リプ(CG)
設定1 1/575 1/745 1/324 1/650 1/655
設定4 1/534 1/712 1/306 1/575 1/655
設定6 1/504 1/683 1/290 1/475 1/655
補足…青7・赤7BIGともに終了後のRT無し・純増約334枚
補足2…REGは純増112枚、終了後のRT無し
補足3…突リプは100G固定・純増約55枚(1Gあたり0.55枚)

気になるボーナス確率は上記の通りだ。機械割はメーカーより発表されていない。設定は1・4・6の三段階となっており、設定6でも1/290のBB確率とはなかなか厳しいゲーム性と言えそうだ。ただ、千円あたりの平均ゲーム数が34Gと発表されているので、それを考慮すると遊べる仕様とも考えられる。

※上記の表、どうもWEB上ではキレて表示されてしまっています。クランキーゲーム(突然リプレイタイム)の確率のみ表示されていないのですが、全設定共通の1/655です。きちんとした表はこちらをご覧下さい→「bonuskakuritsu.xls」をダウンロード

とくに本機で注目すべき点は、5号機ならではの「突然リプレイタイム」。クランキーゲームと呼ばれているものだが、一般遊技中に突如発生するリプレイタイムのこと。上記の表の通り、突入率に設定差は存在しない。100ゲーム継続し、純増約55枚。ボーナスが成立しても終了しないため、出玉を僅かながらでも増やせるチャンスタイムとなっている。

Hairetsu_1 リール配列はこちら。見づらくて本当に申し訳ない。

これまで愛され続けたコンドルとはまた違った配列ではあるが、これも5号機のため仕方がないのかもしれない。けれども、リーチ目は特別変わっていないので、ファンの方はぜひ楽しみにして欲しい。もちろん、上段青テンも健在である。できればリーチ目の写真も掲載したいのだが、あまりに画像が荒いため、省かせていただく。

ちなみに今回、リーチ目は2581通り、チャンス目は1431通りと、出目によるエンターテインメント性も非常に高い仕上がりとなっているようだ。通常時にどこを狙うかで期待度が変化するため、演出とともにアツくなれることは間違いない。

また、センター赤7揃いなら旧クランキーコンドルBBサウンドが、コンドル図柄揃い後に青7を揃えるとクランキーコンテストBBサウンドが楽しめる(コンドル図柄は13枚役で、5号機ならではの重複フラグとなっている)。そしてプレミア音として、花火のスタート音やコンチネンタルの7テンパイ音、コンチ4XのRBチャレンジ音などが用意されており、いずれもボーナス確定となっている。

それにしても新たに搭載された演出と多彩な出目。ボーナス確率は甘いと言えないし、RTも1/655でしか突入しないのだから厳しいゲーム性と言っても過言ではないだろうが、遊びと割り切って打つ分には楽しめそうだ。個人的にも数千円、まったり打ってみようかと思っている。

しかし、今回このアルゼより送付された資料はホール向けのため、「キャッチコピー」としてアルゼの考案した5号機コンドルのコピーが明記されている。新台導入の告知ポスターやイベントなどでぜひ使用して欲しい文句なのだろうが、いくつか面白いものを私の感想とともに紹介したい。

●ヤバいぐらいに挑戦的……ホントかよ

●5号機ももらった……今まで何をもらっていたのか

●まさに5号機の救世主!……そうだといいね

とにかくアルゼが精魂込めて世に送り出したことは間違いない。ホール登場は8月上旬~下旬なので(リースが6日発売・購入が20日発売)、心待ちにしている方、もうすぐだ。

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2006年7月10日 (月)

鹿砦社に有罪判決

鹿砦社、皆さんご存知だろうか? 「アルゼ帝国の崩壊」など、大手パチスロメーカー・アルゼに関する書籍を発刊し、アルゼにまつわるスキャンダリズムな内容を一貫して伝えてきた出版社だ。

エンターテインメントと井戸端会議を勘違いしたような出版社の書籍など、私は一切興味がないので具体的な内容は全く分からない。新聞やネットで調べたところによると、アルゼ役員の私生活や、経営に関するダークな話題が克明に綴られているらしい。

それにより、鹿砦社は名誉毀損で訴えられていたのだが、この度あっさり有罪判決が下されたと言う。「表現の自由に名を借りた言葉の暴力と言わざるを得ない」という理由から、社長である松岡利康被告(54歳)には懲役1年2ヶ月、執行猶予4年の刑罰が言い渡された。

これを受けて鹿砦社はホームページ上で怒り心頭の文句をぶちまけている。「前代未聞、戦後最大の言論弾圧に対し、われわれは血の一滴、涙の一滴が涸れ果てるまで戦い抜く」らしい。高裁に持ち込むのだろう。

いやはや、何と言うか…仮にもジャーナリズムに関わる人間なのだから、もう少し説得力のある言葉を使えないものだろうか。60年代の全学連運動を想起させる文句で、「言論弾圧」だとか、「われわれ」だとか、「戦い抜く」だとか、使いまわしの死んだフレーズ。戦いたいのなら北朝鮮でキム・ジョンイルの首でも絞めて欲しいものだ。

現在の日本国内で、システムや思想と対峙せねばならない状況にあるとき、「戦い」という言葉を使うのは果たして適切だろうか。もちろん当事者は、その問題を解決すべくとる行動を「戦い」と感じるかもしれないし、それが「戦い」であると第三者が感情移入できるケースも存在するのは事実だ。しかし今回のような、彼ら曰く「言論弾圧」というケースを第三者に伝えるにあたって、「戦い」という言葉はあまりにも非現実的で具体的でなく、古い言葉なのだ。仮にもメディア媒体に勤める人間がそれを解さないとは…歳を取るのは悲しいものだ。社長である被告は54歳、全学連の全盛期とは少しズレているけれど、その精神は未だにそこにあるのだろう。

おそらく数年後に「くたばれ! 言論弾圧」とかいった、この裁判をネタに本を出版し……倒産するな、コリャ。

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2006年6月30日 (金)

5号機クラコンの設定仕様

先日書いた「5号機・クランキーコンドル」だが、旦那どもども設定はお馴染みの二段階仕様なのではないかと予想していた。しかし、どうやら違うらしい。未確認ではあるが、業者さんによると「たぶん、設定は三段階」なのだそうだ。

本当に未確定未確認であるので、この後の文頭に「おそらく」をつけて読んでいただきたいのだが、設定は1、3、6の三段階で、設定6の機械割が二段階設定のそれよりも多少アップしているということだ。といっても、設定6が機械割110パーセントを超えた仕様で検定を通らないので、せいぜいそれ止まりといったところだろう。

出玉感に期待が持てるのか微妙なところではあるが、これまでよりも設定6に意味を持たせたことには変わりがない。果たして一体どんなゲーム性なのか、今後続報があれば随時発表していきたいと思っている。

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2006年6月26日 (月)

クランキーコンドルX5、検定通過

Kyoutai_s クランキーコンドルと言えば、ノーマルAタイプの王者アルゼの看板機種の一つだ。左の写真がそれだが、ボーナス確率の甘さと技術介入度、さらに多彩なリーチ目がファンの心をとらえて離さなかった、パチスロ史に残る名機である。

その後継機として発売されたのがクランキーコンテストで、初代同様ファンに愛されていた。しかし今年のみなし機撤去規制により、どちらも永遠にホールで遊技できなくなってしまったのである。

しかし、アルゼがこの看板ブランドを風化させるはずもなく、今回5号機で再現されることが決定した。6月22日付けで、型式名「クランキーコンドルX5」という新機種が検定通過している。型式名というのはちょっと分かりづらいかもしれないが、本来呼ばれるべき正式名称ではなく、検定用の通名・あだ名といったようなもので、例えば大都技研「秘宝伝」は検定時「デンセツヘノミチ」という名前だった。検定通過の情報は当然外部や他メーカーに伝えられるので、なるべく機種の内容まで漏れぬよう、型式名を使用し配慮しているのだ。

かといって、「クランキーコンドル」という名称を、よもや使い捨てのあだ名では使用しまい。これはほぼ間違いなく、「5号機版・クランキーコンドル」と見てよいだろう。リール配列や制御は継承されているのか楽しみなところだし、おそらく液晶も搭載しているので一体どんな演出が待ち受けているのか、期待感が高まる。とくに古き良きアルゼのリール制御は大変奥ゆかしく、打ち手の心をくすぐる魅力がある。このリール制御はスロット5号機時代を乗り越えるカギの一つなので、ぜひ継承して欲しい。導入がいつ頃になるのか不明だが、今からとても楽しみだ。

が、しかし、そんなホクホクする私を尻目に旦那は言うのだ。「コンドルが復活するのは嬉しいけど、期待できない」と。なぜ? コンドル高校を卒業した旦那が言うには、「だってエレコで検定通してるでしょ? 多分お馴染みの2段階設定だから」。

なるほど。それは確かに期待できないかもしれない。2段階設定とは設定1と設定6のみしか設定がなく、この場合の設定1は現行機種の設定2、設定6は設定4ほどの機械割となる。つまるところ、遊べることは間違いないのだが、爆発力には欠けてしまうため打ち手も敬遠しがちなのだ。その上、設定看破や予想の楽しみも半減してしまう。

これはホールにとっても厄介で、常時中間設定を投入していることと変わりがないので、薄利多売な5号機なのに利益の回収が大変しづらい。あるいは集客しようと高設定アピールをしたくても、できない。そうこうしているうちに、お客が飛んでしまうのだ。アルゼは一台あたり月10万円ほどのリース販売をしているので、機械代も比較的安価なのだが、それでも旦那などはつい苛ついてしまうことがあるという。

スロットでは最高設定である6が、その機種のポテンシャルを最大限に引き出せる強い設定なのだ。設定6に重みのない機種とは、機種そのものに魅力がないと言っても過言ではない。人気キャラクターとのタイアップ機だろうと、あるいは名機の後継機だろうと、設定や機械割、ゲーム性に魅力が感じられなければ、当然打ち手はつかないのである。果たして5号機版・コンドルはどのような仕様なのか詳細は不明だが、なんとか名機の名を汚さない作りであって欲しいものだ。

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2006年6月 4日 (日)

アルゼがまた新機種を発売したけれど

アルゼが5号機沖スロ「ちゅら姫SUN」を発表しているけれど、やはり売れていないそうだ。やっつけ仕事なリール配列の上、ただでさえ割の低い5号機規制の中、2段階設定とくれば当然で、どうしてまたこんな仕様にしているのかまったく謎である。

以前サクラ大戦を売り込みに来た営業マンにどうしてまた設定が二つしかないのか、旦那が質問したそうだ。

「それは…ユーザーが遊びやすい仕様にするためと、なんでもどちらかの設定にずっと据え置くと、爆発することもあるようです」

なんだその理由!? そもそも理由になっているのだろうか。旦那は目をむいてしまったそうだが、確かにユーザーが遊べるというのは理解できる。設定6の機械割が現行機種の設定4とほぼ同格のため、通常営業でも期待は持てるわけだし、設定1でも大負けすることはなさそうだ。しかし、爆発することもあるようです、って、そんなの他の機種も同じじゃないか。それに加えて、あやふやな説明をするこの営業マンも、自分の仕事を自覚して欲しいものだ。

ここ数年、本当にアルゼは道を誤っていて、100億を超える赤字を抱えるのもしごく当然である(企業が赤字決算をするのは当然なので、本当にそこまで赤字なのか不明ではあるが)。大花火などで魅せた秀逸なリール配列や制御は、5号機市場を乗り切るための重要な武器と成りうるのになぜこんなにクソ台ばかり輩出しているのか、まったくわけがわからない。隆盛を極めた会社も安定しないのだと、身をもって教えてくれているようである。

ミリオンゴッドの検定を押し通したアルゼの庇護者・亀井静香の失脚や、倒産に追い込まれたSNKの恨みなど、アルゼを取り巻くスキャンダラスな話題はたくさんあるけれど、果たしてこれだけで機種の出来が悪くなるものだろうか。格闘技のスポンサーとなったり、ラスベガスに進出しようと大きなホテルを建築したり、様々な事業に手を染めているようだが、本業は一体どうなってしまったのだろう。個人的に、アルゼに対して何の思い入れも無いのでどうでもいいのだけれど、あまりにも不思議なのだ。だって5号機メインの営業になれば、ますますスロット台は売れなくなるのに、なぜこんな機種ばかり制作するのだろう。

その上、話が元に戻るが旦那が営業マンに「二段階設定はもう無いよね?」と聞いたのだ。つまりサクラ大戦とデビルマン以降、設定が二つしかない機種は発売されないよね、と確認したのである。

すると営業マンは「はい、ありませんよ。ご安心下さい」とあっさり答えたのだ。

基本的に営業の人間が後に発売される機種の詳細などわかるはずもないので、上手く誤魔化せることもできたのだが、なぜまたこんな大嘘をつくのだろう。社員の教育もきちんとできていないわけで、大花火が大好きだった旦那はガッカリしたそうだ。まがりなりにも上場した会社なのだから、まともな人材育成をして欲しいものである。

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