ジャグラーの話

2006年12月21日 (木)

TMはどっちを向いていたのか

その日の夕方、私はジャグラーTMを打っていた。

既にGOGOジャグラーVが撤去されてしまったその店にはファイナルジャグラーとジャグラーTMが導入されており、どちらも告知形式は豊かであるものの、GOGOランプは小さいし、リール幅も広くてなんだか間延びした感があって、一定の時間対峙するには心情的に厳しいため敬遠していた。他店に行けばGOGOジャグラーが設置されていて、GOGOランプのカタチもリール幅も"V"とは変わりがないのだけれど、ストップボタンは小さいし、何より先告知がないことが食指を引っ込めてしまう。GOGOジャグラーVの、リール回転と同時に光るあの先告知、そして先告知後は意味不明な連チャンが発生するという特典を愛していた私にとって、GOGOジャグラーは天才の親から生まれた秀才の子供、といった印象でやや物足りないものがあった。太字でしっかり「GOGO!」と書かれ存在感のあったランプ、程よいリール幅、透き通った金色の光が施された7図柄、紫色のブドウ、絶妙な告知タイミングと不可思議な連チャン……GOGOジャグラーVは全てにおいてまさに王様で、大好きだった。いや、連チャンはいわゆる"そういう仕様"ってやつかもしれないが。

……と、GOGOジャグラーVへの愛慕は尽きず、他のジャグラーへ浮気はしまいと貞節を貫き続けた私が、一体なぜその店のジャグラーTMなるものに腰掛けていたのか。

データを見ると夕方の時点でBIG14、REG10、総回転数は3200ゲームほどと、それはそれは設定6を期待させるボーナス確率であったためである。データカウンタのツブは、一粒での成立を描いているのもあれば、二粒、三粒のものもあるが、少なくともノーマルAにあるまじき大ハマリは確認できなかった。どうやら初当たりもなかなか良いらしい。ボーナス後180ゲームで空き台となっていたため、やむを得ず座ったのだ。

240ゲームほどで、REGが成立し、その後100ゲーム以内のBIGが2回、REGも2回と小気味よく連チャンしてくれた。
思わず、ひょっとしてこのTMにも"そういう仕様"があるのか、と勘繰ってしまう。いや、ジャグラーの名を冠する限り、きっとどこかに存在しているのだろうが……この台に対してそのような期待をしていなかったので、妙な気持ちになった。メダルが増えた喜びを感じているものの、高設定の予想をもって打っているのだから、"そういう仕様"による初当たりの良さよりも、予想がドンピシャであって欲しいのだ。TMの"そういう仕様"に対する私なりの免疫力は、全くないのだから。
困った。こういう当たり方をされると、何がなんだかわからなくなる。いやそもそも、"そういう仕様"のあったGOGOジャグラーVに馴染んでいた私が、ごく普通の、自然体のジャグラーの流れを知っていると言えるのだろうか?

再び200ゲームほどでREGが成立。その後80ゲームでBIG。

ううむ…どうなのだろう――いや、本当にメダルは増えているのだから、悩む必要はないのだけれど、このTMがドチラを向いているかによって、今後の展開を決めねばならないのだ。コチラ側を向いていれば、できるだけ長時間打ち続けるべきだろうし、アチラ側を向いているのであれば、自分なりのヤメ時を見計らわないと大変なことになる。データカウンタでは大きなハマリを確認できていないし、コチラ側を向いている可能性は高めであるものの、なんとなく、なんとなく連チャンの仕方が……アチラ側なのだ。

なぜかって、ボーナス終了後、「多分もうすぐ光るだろう」と思っていたら本当に光るのだから、アチラ側の可能性も否めない。いや、本当に、そういうモノなのだ、アチラ側は。


しかし、アチラ側であった場合のTMのヤメ時って、大体いつなんだろう。ヤメ時にあまり迷いたくない私は内心、本当に困っていた。こんなことなら、日々ここのTMをチェックしておけばよかった。とほほ……と困り果てていた頃、幾度かの初当たりと連チャンを経て、既にメダルは千五百枚ほどに達していた。

そんなとき一人の青年の視線に気づく。ベージュ色の分厚いジャケットを着込み、真っ黒なニット帽をかぶったその青年は、先ほどから何度も私の背後に来てはメダルとデータカウンタを見つめ、首を傾げたり、アゴをさすったり、そして何やら熱い視線を送っているのだ。


この台を狙っているのだ。


確かにこの台はシマ一番の優秀台で、REGはおろかボーナス総数も格段に多い。総回転数をチェックできなくとも、高設定の期待を持たせるには十分の雰囲気を持っている。しかも打っているのは、たまに第三ストップボタンをねじねじしてはいるものの、完全光速フリー打ちのオンナである。ある程度の出玉に満足してヤメるだろうと、期待されているのかもしれない。そして、あわよくば青年もこの台で……。

そう上手くいかないものなのだ、青年よ。

そのとき私はこの台を打ち切ってやろうと心に決めた。そうだ、考えてみればこの台でアチラ側にありがちの大きなハマリは確認できなかったし、初当たり確率はどう考えても高設定のそれなのだ。他のTMも初当たり状況は芳しくないものの、かといってノーマルAにあるまじき鬼のようなハマリは見受けられない。この台が自然体の高設定である可能性は十分にある。それならば、打ち続けるべきだ、人として。

決心した私はしっかり台を見つめ、完全なる光速フリー打ちを始めた。おそらく様子を伺いに来たのだろう、再びやってきた青年はなんとなく先ほどと違う雰囲気を見て取ったのか、その後シマへ来ることはなかった。




そしてその後、私は980ゲームハマった。

帰った。

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2006年10月22日 (日)

アイムジャグラーにまつわるエトセトラ

愛鳥が日中入院し、一日中強制給餌を受けるとそこそこ体力を持ち直したのか、ピィピィと鳴くようになった。昨日までは鳴くどころかゲージの中で微動だにせず、目をじっと閉じ身体の中の辛い何かとの戦いに堪えているような、飼い主としては見るに堪えない状況であったのだけれど、とりあえず今日は動いているし、食欲もほんの少しだが湧いてきたようだ。ゲージ内のエサ箱を頼りない動作でつついている。
心配は尽きないけれども、最悪の状況は避けられるのではないかという希望が垣間見えた。明日の昼もまた日中入院させる予定だが、夜にはいま少し元気な姿が見られるのではないかと期待してしまうし、そう願わずにはいられない。

というわけで、気を取り直してブログを更新してみようと思う。

Ijkyotai_2北電子「アイムジャグラー」の受注受付がどうも今月16日より開始されているようだ。それに伴い、僅かばかりの情報が入っているので掲載しておきたい。

アイムジャグラー・ボーナス合成確率
設定1…1/176.2
設定2…1/172.5
設定3…1/156.0
設定4…1/147.6
設定5…1/135.4
設定6…1/134.3

BIG・REG別のボーナス確率は不明ではあるが、合成確率は上記の通り。設定1と設定6では、分母の差は明瞭としていて、さすが高設定域は優遇された数値であるものの、考えようによっては設定1でもまぁ、遊べるかもしれない確率ではある。

けれどもこのアイムジャグラー、検定に幾度も持ち込まれたという打ち手の期待感煽る背景を持ちながら、意外にも残念な機械割が発表されているのだ。

アイムジャグラー・機械割
設定1…95.85%
設定2…96.70%
設定3…98.71%
設定4…100.80%
設定5…102.80%
設定6…105.16%

BIG一回あたりの枚数…約325枚

…ハァ。



という溜息はさておき、なんでも本機は小役出現率(全ての小役なのか、特定の小役なのかは不明)に設定差があるらしく、千円あたりの平均ゲーム数も若干ではあるが設定差が存在する。

アイムジャグラー・千円あたりの平均ゲーム数
設定1…34.21G
設定2…34.21G
設定3…34.24G
設定4…34.25G
設定5…34.27G
設定6…35.59G

…いまいち釈然としない設定差だ。
…ハァ。




出玉率は抑えられたが甘い初当たり確率でもって、5号機ならではの穏やかな波が教科書的に再現されるようであるし、単純にGOGOランプの点灯にウットリしたい方が低投資で遊ぶことはできるだろう。だが、ただそれだけに収まってしまったようで残念だ。
4号機ジャグラーは単純なゲーム性の中に、実に様々なタイプのユーザーを獲得できる受け皿的な機能が搭載されていたわけだが――5号機版ジャグラーはそうもいかぬらしい。ジャグラーシリーズは万人に愛される可能性を常に秘めた、完成された機種であって欲しいと願うファンにとっては悲しい知らせである。
いやもちろん、全ての情報が出揃ったわけではないので、早とちりは禁物ではあるが…しかし、検定に幾たびも持ち込まれたアイムジャグラーですらこの結末ということは、やはり5号機規制というものは厳しいものなのだろう。

ちなみに、告知形式は1/4で先光りと従来と変わらぬようだが、少々複雑になったらしい。ここからはあくまでもウワサなので、聞き流して頂いて結構なのだが、サイレントスタートもあれば、GOGOジャグラーV同様リール回転と同時に光るという。GOGOジャグラーVの虜であった私には嬉しいウワサであるが、ならばリール図柄や幅もそれに倣って欲しかったと口惜しさも否めない(…どうでもいい、と言えばどうでもいいのだが)。

また、ガセ情報度高めのウワサだと、100ゲーム以内のゾロ目ゲーム数にBIGが成立するとベートーベン交響曲第5番ハ短調、いわゆる「運命」が鳴り響くといったものもあれば、BIG終了後1G目にボーナスが成立すると「軍艦マーチ」が流れるといったものもある。

…なんだそれ。お後がよろしくなったのかむしろ悪くなったのか、全くわからないがとりあえずそんなところで、ごきげんよう皆様。

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2006年9月24日 (日)

来ました、アイムジャグラー♪

Ij_1_1

コチラが北電子「アイムジャグラー」の筐体。書類の写真を携帯カメラで撮ったものなので、画像が粗くて申し訳ないのだけれど、大体の雰囲気は感じ取って頂けるだろう。ピエロさんの笑顔がとても眩しくて、可愛らしい。

リール図柄も従来のものとさして変わりがないようで、ひょっとすると配列まで同じなのではないか…とつい期待してしまう。個人的にはGOGOジャグラーVの図柄やリール幅を利用して欲しかったのだが――いや、そこにGOGOランプがある限り、どんな注文も言うまい。

そのGOGOランプも一回り大きくなったようだ。告知パターンもかなり多様になったと聞くが、一体どんな光り方をしてくれるのか非常に楽しみである。どんな光り方も何も、光るんだからいいじゃん、という突っ込みは申し訳ないけれどグッと飲み込んで頂きたい。

ちなみに本機は検定に18回ほど持ち込まれ、20万台は売りさばく予定だという北電子の自信作らしい。まだ筐体写真しか拝んでいないし、5号機ゆえ小役カウンタも搭載されていないだろうが――それでも従来と変わらぬテイストを保ち続けようとする北電子の努力をなんとなく感じたし、5号機市場やそのゲーム性を考慮してもヒットは間違いないだろう。導入はまだまだ先だが、心待ちにしている一台だ。

そして――何でも、アルゼが「LUCKYランプ」なるものを搭載した完全告知マシンを発売するようで、きちんと北電子の許可も得ているという。「潮姫」キャラクターの一件で学んだようだが、ちょっと学ぶところが違う気がする。

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2006年9月 8日 (金)

GOGOジャグラーVな人々

GOGOジャグラーVのシマにいると、本当に十人十色の楽しみ方があることを実感する。レバーを叩いてボタンを押して、第三停止後にランプがペカリとピンク色に光ってくれることをただ願う――だけのようでいて、それだけではないのだ。

先日お伝えした「REG後は必ずクレオフ」手順で独自に勝率アップを図るオジサンもいれば(いや効果があるかどうかは謎だが)、他にはこんな方々もいてなかなか興味深い。

●朝イチは必ず30ゲーム様子を見るオジサン

その日の朝、私は「ジャグラー祭」なるイベントに並んでいて、しっかり狙い台に着席した。十数台あるGOGOジャグラーに、設定5・6が投入されているのだからつい鼻息が荒くなってしまう。とはいうものの、この「ジャグラー祭」は北斗イベントと抱き合わせで、メインイベントはどう見てもそちらだった。その店のイベントは信頼度が高いので高設定が投入されていることはほぼ間違いないのだけれど、高設定奪取という点に関しては台数も多く”1/●で設定5・6”と謳われている北斗に流れた方が有利なのだ。他の客も同様で、みな北斗のシマに流れていくわけだから、ジャグラーのために並ぶほどでもない。

けれども念には念を入れて悔いを残したくは無かったし、北斗は苦手だし、ジャグラーの設定5・6を掴めれば相当堅い勝負をすることができる。そういうわけで開店一時間前から並んでいたわけだけれど――着席してみれば、ジャグラーのシマには私とオジサンしかいなかった。

ジャグラーには設定変更の有無を判別できる朝イチだけ通用する手順があって、少々面倒だけれど私はそれを実践していた。チェリーだけではなくベル・ピエロもしっかり狙わないとならないので、目押し苦手な自分には骨が折れる。ゆっくり、ゆっくりボタンを押していく。リールを血眼になって見つめる主婦……絵になるのだろうか。

ずいぶん離れた席に座ったオジサンも、同様の手順を実行しているのか、千円打っては台移動を繰り返していた。このシマで打つ方は基本的に高速フリー打ちなのだけれど、さすが朝からいらっしゃる方は違うのだなぁと思った。

私の台は設定変更されていたようだったので、そのまま遊技を続行していた。オジサンはどうやらヒットすることなかったのか、台移動を繰り返しているうちに――私の隣の台に着席した。

いくら隣に座ったとはいえ、相手の手順をチェックするのは気が引けるし、そもそもそんな余裕も無い。けれどもなんだかとても速く打っているようで、目押しが上手いんだろうなぁ、なんて思っていた。

「うーん、オネエサン、ダメだったよ。ダメだこりゃ」

おもむろに話しかけられたので少々驚き、振り返ってオジサンの顔を見た。苦笑している。

「設定変更されていないんですか?」

「は?」

は、って……。「設定、変わってないみたいですか?」

「そんなもんわからないよ」

「へっ」

「朝イチ、30ゲームくらいで当たる台が、その日出る台なんだよ」

オジサン、真顔だ。やばい。

「イベントだからなぁ、出ると思ったんだけどなぁ…オネエサンの台も当たってないな。残念だねぇ」

「えっ……」でも設定変更されているようです、とは言えない雰囲気だった。口ごもっているとオジサンはとうとうと語りだす。

「ジャグラーはねぇ、設定じゃないよ。連チャンの波だよ、波。それが分かるのが朝イチなんだよね。朝イチ、30ゲームくらいで当たるとね、もうその日一日出っぱなしだよ」

嘘でしょ、明らかに。オジサンそりゃ言いすぎでしょ。確かに朝から当たると気分もいいし、連チャンすることだってあるだろうけど、さすがに「出っぱなし」はないでしょ……なんてことは言えるはずもない。

「まぁオネエサンもキリのいいところでヤメたら? 出ないよ、その台」

お、おかまいなく……。

そう言い残してオジサンは帰ったのか、他のシマに行ったのかわからないけれど、とにかくジャグラーのシマから離れた。なんだったんだろう、まぁ私の脳内モード移行といい勝負の理論だなぁ、なんて思いつつ、一人でペシペシ打ち続けた。

負けた。


●ベル多発台を狙うオバサン

ご存知の方も多いだろうが、ジャグラーには小役高確率状態が存在する。大当たり確率に一切関係は無く、単純に「ベル・ピエロ・チェリーの出現率が通常よりアップしている」状態のことで、ジャグラーに小役カウンタが備わっているために発生する。いわゆる「揃った」状態にならないとその小役が成立したとカウントされないので、ベルなど取りこぼしの発生する小役を揃え損ね続けると、確率通りの出現率を保つために、通常時より出現しやすい確率で取りこぼした小役が抽選されるというわけだ。このことを「小役高確率状態」と呼ぶわけだが、もちろんリセット後・大当たり後も突入する(小役カウンタがゼロとなるため。設定変更判別手順もこの状態を利用したもの)。

つまり「小役高確率状態」――ベルやピエロがやたら出現しようと――決して大当たり確率が優遇されているわけではなく、一定なのである。そのような台を掴んだからといって、コイン持ちが通常よりずっとよくなるぐらいで、GOGOランプの恩恵に授かりやすいわけでもなんでもない。

そのとき、私が打っていた台も小役高確率状態だった。自分も普段目押しなんてチェリーを狙う程度にしか気遣っていないのだが、適当押しなのにベルが3連続で揃ったり、2枚チェリーが頻発していた。

前の人がきっと適当打ちだったんだな、と思いながら三千円打ち込んだところでヤメようとした。

「あらヤメるの? もったいない」

自分の台に熱心だった隣のオバサンが突然声をかけてきた。前かがみでやたらリールを凝視し、まさにのめり込むように打っていたオバサンがよもや声をかけてくるとは――驚いて、失礼ながら「はい?」と聞き返すように返事をしてしまった。

「ヤメちゃうの? 良さげな台なのに」

「確かに中間設定っぽいんですけど、まぁ三千円くらい打ちたかっただけなので…」

「もったいないわよ!! もっと打ちなさいよ」

スミマセン、吉宗様にもう三万も噛まれているのですとは言えず…
「いえ、ちょっとこの後、用事があるのでもう行かないと…ごめんなさい」

だってあんなにベルが出てたじゃないの

は?

ベルがいっぱい出た後はチャンスゾーンなんだから。150ゲームくらい様子見たほうがいいわよ」

……。

「きっともうすぐ当たるわよ!!」

「はぁ、あの、えっと…」

トギマギしているとオバサンは上目遣いで覗き込む。
「じゃあ、コノ台、私が打ってもいいかしら?」

「はい、どうぞ」(やった、帰れるぞー)←心の声

その後お手洗いに行き、オバサンどうなったかなぁとジャグラーのシマを覗き込むと、ボーナス消化中だった。その笑顔は生き生きとしていて、とても眩しかった。

オバサンに見つからないようにコソコソ帰った。



……誰しもそれぞれ打つ上での根拠があって、どんな内容であろうと、お金を賭ける行為なんて何のよすがも無しに手を出せるものでもない。やみくもに打つよりも、自分なりのよすがを追求したり貫き通すことは確かに何かしらの結果を生み出せるのかもしれない。

ただ、まれに腰の砕けるようなしょうもない根拠に出会うこともあって、GOGOジャグラーを打っているとそんな機会にやたら恵まれる。実践したことはないのだけれど、今思うと人生の先輩が教えてくれるのだから、騙されたつもりでやってみてもよかったような気もする……って、そんなわけ、絶対にないのだけれど。

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2006年9月 5日 (火)

オジサンの、秘密のジャグラー打法

夕方からジャグラーを打っていた。本当はパチンコ「ダイナマイトクィーン」を打ちたかったのだけれど、満席だったのだ。仕方なくジャグラーを打っていたら千円でペカリ。ボーナス後は最低でも115ゲームまで回すのがマイルールなので、即ヤメすることなくノンビリと打っていた。

そうしているうちに、隣のオジサンがREGに当選した。隣は夕方の時点でBIG15・REG8の当たりを出している、なんとなく中間設定以上に見える台だった。私が来た時点で既にこのオジサンが着席していたので詳しいデータはチェックできなかったけれど、シマ一番の大当たり回数が多い台だった。短いゲーム数内での連チャンもあったのか、オジサンは一箱いっぱいにしていた。

ジャグラーは設定が上がれば上がるほど、REG確率が高くなる。総回転数がどれほどなのか判らなかったけれど、さすがに自分の台よりは良い設定なのだろうな――REGにちょっと肩を落としているオジサンを横目にそんなことを思っていた。

するとオジサン、REG消化後、突然クレジットオフさせたのだ。

メダルが50枚、カタカタカタカタ……と落ちる音が妙に響く。

え、ひょっとしてヤメるの?――自分の台もそろそろ115ゲームを超えようとしていたので、あわよくば台移動しようかと目論んだのだが……オジサンはヤメる気配もなく、クレジットオフさせたメダルを再び投入し打ち始めた。

え、何それ、何のおまじないデスカ、オジサン……失礼な話なのだけれど、思わずオジサンを凝視してしまった。もちろん台移動できなくて残念な気持ちもあったのだが、さすがに驚いてしまったのだ。

ポカンとしている私にオジサンが気づき、笑顔で説明してくれた。

「あぁ、コレね、アレよ。おバケの後はこうすると連チャンするんだ」

えっ…。

「なんだかねぇ、今日はやたらおバケが多くてさー、面倒なんだけど何もしなかったら連チャンしないからね。しょうがないからやってるんだけど」

そ、そうですか…。

「よければオネエサンもやってみてよ」

は、はいありがとうございます…。

……ってオジサン、それ私の脳内モード移行よりもスゴい話です……面倒だけど仕方がないから、って辺りがやたらオジサンの本気を感じて、笑えません全く。えぇ、もちろんオジサンは本気なんですよね。いいと思います。だって何も考えずにボケーっと打つのも味気ないし、こうやって自分なりに色々実践してみることが新たな楽しみに繋がりますものね。

見知らぬオジサンの画期的な打法にどう反応したらよいのかドギマギしているうちに、私の台もGOGOランプが点灯。マイルールである115ゲームはとうに超えていたものの、運良く当たりに恵まれて嬉しい。

揃えてみるとREGだった。

「あっ、オネエサン、クレオフさせちゃいなよ」とオジサンが陽気に注文してくる。

オジサンの大切な儀式(クレオフ)の最中に凝視してしまうという、先ほどの失礼への引け目もあって、とてもじゃないが「いえ、結構です」とは言えなかった。まぁ減るものでもないし、ここは一つオジサンの教えに習ってみるのもいいじゃないか――「やってみます」とクレオフさせた。

連チャンしなかった。

「あ、ダメなときあるんだよ。残念だったね。まぁまたそのうち、光るでしょ」

ますます元気になったオジサンは、先ほどからサクサク連チャンしていて既に二つ目の箱がいっぱいになろうとしていた。見るからに楽しそうだった。

なんだか疲れたので帰った。

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2006年8月12日 (土)

業界初・GOGOジャグラーVの…解析

吉宗にハマる前はジャグラーばかり打っていた。とくにGOGOジャグラーVのサウンドやリール図柄、とりわけ太いゴシック体で「GOGO!」と書いてあるランプが大好きで、他のストック機の高設定には目もくれず、ひたすらGOジャグVを追いかけていた。ほのかにピンク色に光る、控えめなGOGOランプを見たくて仕方がなかった。リプレイハズシや小役狙い手順を覚えた、自分がちょっと大人スロッターになれた機種でもある(イヤ、未だに危なっかしい手つきだけれど)。

しかしこの思い出の機種も、来年の冬には検定切れを迎え撤去される運命にある。いや、ひょっとするとジャグラーの5号機版・「アイムジャグラー」も今年秋に発売されるためにその頃なくなってしまうかもしれない。密かに本機を愉しむ期間は限られてきているのである。実に残念なことで、個人的にはスロットへのモチベーションがまたまた下がる、重大な事由だ。コイン持ちがよく他機種に比べ低投資で遊技できるし、何といってもボーナス告知は全て左脇にあるGOGOランプのみといった、奥ゆかしさは他に類を見ない。そして連チャンの喜びも味わえるし、賑やかな演出のわりに出玉感がイマイチな4.7号機などよりも、ずっと気持ちよく遊べる名機である。

そんなGOGOジャグラーVの解析を今回はご紹介したい。残された期間を、一人でも多くの方々に楽しんで欲しいのだ。ぜひ参考にしていただきたい。

●GOGOジャグラーV・解析情報(業界初!!)

モードは全部で4種類→①通常Aモード②通常Bモード③連チャンモード④爆連モード※各モードの特徴は、下の表参照

天井→①通常A&Bモード滞在時…980G②連チャンモード滞在時…115G③爆連モード滞在時…64~115G

ボーナス後のヤメ時→115G

Jaa Jab

Jaren Jabakuren

念のために明記しておくが、GOGOジャグラーVその他ジャグラーシリーズは、完全ノーマルAタイプである。何があろうとこの事実はゆるがないし、変わらない。もう一度書いておこう。ジャグラーシリーズは、完全ノーマルAタイプだ。モードだの何だの、一切存在しないので要注意。

毎日、暑すぎるのだ。アスファルトからは照り返しで熱が上がってきているし、アイスはすぐ溶けるし、風も吹かない。クーラーはエコ温度に設定すると効いた感じがしないし、かといって温度設定を低くしたら寒いし、止めたら灼熱地獄。道端のノラネコはぐったりしていて愛想がなくなっちゃったし、せっかく化粧してもすぐ落ちるし、とにかく過ごしにくい。

なので、大目に見てください。それから、「パチンコ屋の嫁ってヒマなんだなー」と言わないでください。胃がキリキリします…。

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