サミー「ゴジラ」のもろもろ。
来週、サミーの新機種「ゴジラ」の展示会があるらしい。なんでもこの「ゴジラ」、えらく前評判がよろしくって旦那も楽しみにしている。BIGはおよそ310枚、REGならおよそ48枚獲得と、両ボーナスの獲得枚数の差は他機種に比べ随分激しく、ボーナス後の特典も大きく異なっており、言ってしまえばBIGをヒカなければこの機種の醍醐味は味わえない。
BIG終了後は数ゲーム間、RT突入のチャンスゾーンに必ず突入するのだけれど、REGは一切突入しない。つまり、REG終了後は全くRTに突入することはないわけで、しかも獲得枚数は50枚に満たないほどなので……まぁそれでもコインは増えるのであるから喜ばないわけにはいかないのだけれど、なんだかイマイチ、「さぁこれから頑張るぞ」ってな気分になれないものがある。
まぁそれはさておき。
BIG終了後、数ゲーム間のチャンスゾーン中にある特定役が成立すると――まず100ゲーム間のRTが発動する。RT1ゲームあたりの平均純増枚数は約0.9枚と、なかなかの数値だ。単純に計算してみるとRT100ゲームで90枚獲得できるわけで、1回のREGよりもコインが増える。
ただ、本機の醍醐味はここから先にある。このRT100ゲーム消化後、再びRT突入チャンスゾーンが発動するのだ。そしてその際、特定役が成立すると再びRT100ゲームへ……と、延々とRTが継続するような仕様となっている。
かといってもちろん、RT終了契機というものも存在するわけで、全くもって「エンドレス状態」と言えるわけではない。RT終了契機はチェリー成立で、目押しを失敗しようと何であろうと、成立すると終了してしまう。この辺がボンバーマン、その他のリプパンハズシタイプとは異なるところで、例えばチェリーが左リールに停止せぬよう"ハズ"しても……問答無用で終了してしまうのだ。
また念のため、誤解がないよう書いておくが、ボーナス後100ゲーム間のRTであろうと、その後突入したRTであろうと、RT中であれば、チェリー成立で必ずRTは終了してしまうらしい。まだ未確認の点が多いので断言はできないのだが、現段階ではこのように伝わっている。
つまり、ヒキ次第によっては、RTが数ゲームや数十ゲームそこらで終了してしまう残念な結果もあるわけで、むろん過度の期待は禁物なのだけれど――とりあえずこのチェリー確率には設定差が存在する可能性もあるが(未確認)、かといってそこまで甘い確率ではないので、必要以上に危惧することもないようだ。そうつまり、何分のイチとか、ウン十分のイチとかの確率ではないようなので――きっと、RT100ゲームぐらいであれば順調に消化できるのではないか、と言われている。ちなみに旦那の予想するチェリー確率は、180分の1ぐらいで、「北斗の2枚チェリーよりちょっと甘いくらいじゃないの?」……ということなのだけれど、いやー、ウチの旦那はアタマがコンドルとディスクアップとアステカとビールで出来ていて、確率だとか期待度だとかの数字に弱い人間なので……まぁ、本気にしない方がよろしいかと思われる。
まぁそんなこんなで、ボンバーマンやスパイダーマンもろもろとは異なる、新しいタイプのRT継続性マシンをサミーが輩出するわけで、なかなか期待されている。RT継続タイプの5号機はこれまでもあれこれ発売されているけれど、リプパンハズシ仕様を初めて世に送り出し、その後も5号機という厳しい枠組の中でユーザーに期待を持たせるマシンを生み出したサミーの新機種なのだから、注目しないわけにもいかないし、ホール側としても十分期待を抱いてしまう。当然、本機のRT継続仕様もこれまでとは異なる面白味がありそうだし、おそらく導入するホールは多いのではないかな、と予想している。
それでいて、サミーはなんでも売り方が上手なのだそうだ。というのは、営業マンの宣伝が上手いとか、優秀な営業マンばかりを抱えているとか、そういったことではなく(いやきっとステキな営業マンさんが沢山おいでなのだろうけれど)、分割払いの仕組だとかキャッシュバックの仕組だとか、なんでもホールにはちょいとお得な支払方法があるようで――旦那には「オマエにカネの話してもわからんからなぁ」と、詳細は教えてもらえなかったけれど、とにかく5号機の機械代に悩むホールにとっては、それなりに有難い料金システムをとってくれているようだ。そんなお得感もあってか、ホールとしては「じゃぁ買ってみようかな」なんてちょいと食指が動いてしまったりもするらしい。
ちなみにサミーからは、5月に「デスクアップ・オルタナティブ」、7月には「北斗の拳」、そして年末にはなんでも大型機種が発売される、なんてウワサがたっていて――この他にも「獣王」の後継機などがあるようなのだけれど――今年中に懐かしい機種の後継機がたくさん発売されるのかもしれない、なんて言われている。初代北斗の拳以降、これといって刮目するような機種を発売していなかったサミーだったけれど、ボンバーマンのRT継続システムなんて絶妙だったし、その遺伝子を受け継ぐスパイダーマンや仮面ライダーも好評稼動中だ。ひょっとしたら、5号機には相当力を入れているかもしれないわけで、そうなると今後発売されるであろう機種にもやっぱり期待が持てるわけで――これは、なかなか、楽しみだ。まぁその頃私がスロットを打っているかどうかは、やっぱりわからないのだけれど。
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