ジャックと豆の木、導入条件変更
ウワサの新機種・ヤーマ「ジャックと豆の木」だが、10台以上の注文が年内導入の条件だった。しかしここ数日の間にその条件が「7台以上」に変更になったという。
10台とはキリはいいけれど、ホールにとっては意外と面倒な数で、店舗規模やシマの状況によっては非常に扱いづらい台数なのである。最低条件が10台だと、11台、12台…、など余分に数台プラスして注文せざるを得ない場合もある。魅力的な機種だと頭では理解していてもやはり初当たり確率の厳しいゲーム性ゆえ、果たして一気に十数台のスペースを用意してよいものか悩んでしまうホールもあるわけだ。特に中型・小規模店では博打に等しい導入になりかねない。
7台というのもそこまで変わらない気もするが、たった3台違うだけで120万近くの機械代は抑えられるわけで、シマ作りの選択肢が負担の少ない形で増えるのはホールにとって有難い。中型・小規模店も7台ならまぁ検討範囲内の台数だろう。
こうしてヤーマが導入条件のハードルを下げたことにより、受注状況も良好らしい。
まだ5号機の営業方針が定まらない店が多い現在、「ジャックと豆の木」のようなこれまでと一風変わった5号機の登場は非常にラッキーだ。未だ4.7号機も現役である今のうちに、一体どのような5号機がウケるのか、お客の顔色を窺えるチャンスでもある。また5号機に対しても出玉感を求めるお客に、何らかのアピールができるかもしれない。
初当たり確率がお客にとっては苦行のような数値で、一体どれだけの支持を得るのか不安なところではある。けれども運さえ良ければ、設定1でも一度に数千枚獲得することができるスペックは、今までの5号機に無かった新たな魅力だ。まったり感も悪くないが、そういった機種ばかりではより多くの集客は望めない。あらゆるお客のニーズに応えられるホール作りをするために――波の荒い機種があってもいい。
これまでの5号機の多くは――例えばサミーの「ボンバーマン」などは除いて――全て同じようなモノに見えた。制御が秀逸だったり、演出に凝っていたり、初当たり確率が良かったり、どの機種もそれなりの工夫が施されていたし、面白くないわけではないのだけれど、拭いきれない退屈感があったように思う。高設定の機械割も特別悪いわけではないし、終日打てば安定した収支は得られるのだけれど、どこかで物足りなさがあったのではないだろうか。4号機に馴れてしまった私などは、低設定でもある程度の期待を持って遊技し続けられるスペックが無いことが残念だった。初当たり回数が収支に影響することはどんなマシンでも同じなのだけれど、天国モードも1G連チャンも搭載されていない5号機の低設定で投資に見合う結果を出すのは今まで以上に厳しい。その上、ホールは機械代を回収しづらいからとなかなか高設定を使用しないのが現状でもある。
もちろんこれまでの5号機も決して嫌いではないし、まったり感をウリにした機種もどんどん発売されて欲しい。それでも時には一撃性のある出玉を味わいたいし、ある方がコメントで書いて下さったように、こういった機種があるから遊べるマシンが引き立つのだ。5号機メインの営業となっても、その日の様々な期待感や好みによって遊技台を選択できるような、ユーザーの選択肢を広げることは可能なのではないかと……つい夢を抱いてしまう「ジャックと豆の木」の発売である。
もちろん一瞬でお客が飛んでしまう可能性もあるのだけれど、これまでと違ったゲーム性を提供できたというだけでも十分に意味のある発売だろう。
――と、いつもいつも熱っぽく期待してしまって、なんだか宣伝しているようだが、全くそんなつもりはなく、単純にこういった機種が発売されることが嬉しいのだ。リプパンハズシに備えて、しっかり練習しておこうと思う。








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